通販サイトの説明なんかでは、天上天下Proの『ろ』の太さが最大で5cm、天上天下 男-DAN-の太さは(最大とは書かれていませんが)4cmなんて書かれていたりしますが、実際にどちらが太いかと言ったら、実はほぼ同じ。感覚では確実に天上天下 男-DAN-の方が太いです。(筆者尻挿入実測による感覚値:う~むいい加減だ)
もちろん、通販サイトの説明が間違っているわけではありません。通販サイトの説明と同じ測り方をすれば、確かにそのとおりなのです。
根元の太さは互角。でも、天上天下Proの『ろ』が亀頭も含めて割りと先細り的な形状をしているのに対して、天上天下 男-DAN-は亀頭が大きめなんです。
ちなみに、長さは天上天下Proの『ろ』の方が長いですね。
左が天上天下Proの『ろ』(一番大きい奴)、右が天上天下 男-DAN-。
長さと亀頭の大きさの違いが、お分かり頂けただろうか。
天上天下 男-DAN-の亀頭部は白い塗装がされていて、使用していくにつれてハゲてくるんですよね。正直、塗装要らないっす。
左が天上天下Proの『ろ』(一番大きい奴)、右が天上天下 男-DAN-。
天上天下 男-DAN-の中程までの凶暴な太さ。そして、注目していただきたいのが、画像の赤矢印で示した、亀頭の膨らみです。
こちら、側面からの写真では亀頭が小さめに見えるかもしれませんが、大切なのは太さ。長さ方向は挿れたときの存在感にはあまり影響しません。
一応、モザイク処理済み。
左が天上天下Proの『ろ』(一番大きい奴)、右が天上天下 男-DAN-。
天上天下Proの亀頭は釣鐘形で、先端はさほど太くないのに対して、天上天下 男-DAN-の亀頭は風船のようにいきなり太くなります。
画像の赤矢印で示した部分に着目していただきたい。
この膨らみ、筋で分かれた左右の両側にあるのですよ!
天上天下 男-DAN-最大の美点はこの亀頭だと、筆者は評価します。
例えばこれを、後背位で挿れられるのと同じ方向で挿れたとすると、裏筋の左右に逞しく膨らむ亀頭が腹側をデュアルで圧し擦ってくれます。これが非常に良い。
亀頭が横方向に広いのもポイントが高いです。
他の方はどうか分かりませんが、筆者は割りと縦方向については筆者の力加減で適当に締め付けちゃうので、縦方向の太さにはそれほど拘りが無いのですが、左右方向はそういったコントロールがあまりできなくて、太さの影響をもろに受けます。
で、天上天下 男-DAN-の亀頭は、筆者が所持するディルドの中では一番、左右方向に大きいので、その存在感はピカ一なのです。
実はこの亀頭のお陰で、一度だけ、尋常じゃないモードに突入したことがあります。
リラックスを超越した、超リラックス状態になり、身体全体が軽く痺れて、重力を感じなくなり、ほわあああ、ってなっていました。
いつ、どんな契機で、そんな状態に突入したのか定かではなくて、未だに再現はできないのですが、あれは確実に普通じゃなかった。
ちなみに、そのとき勃起はしていませんでした。しばらくして、ずっとこのままでいるわけにもいくまいと思い、むりやり扱いて出す方向に向かおうとしたのですが、なかなか勃起しませんでした。
なにせ、イク、イカないとかの程度の問題じゃないんですよ。その上下の延長線上には居ない、ベクトルが違う。というか、数学で言ったら虚数の世界ですよ。完全に裏面。
絶頂とは呼べそうにないので、いわゆるドライとはまた違ったものなのでしょうが、高原? なんだろ?
というわけで、この天上天下 男-DAN-も、筆者的にはかなりのお気に入りなのですが、やはりかなり太いのがネックと言えばネック。
するっとは挿れられないので、覚悟が必要です。今でも。
まぁ、筆者は慣らしとかしないで、潤滑剤塗っていきなり挿れるからなぁ。余計にそうなんだろうけど。
余談ですが、開発初期のころは、直径ほんの3cm弱のものでも、それで出血しちゃったりすることもありましたが、気の持ちようと挿れ方を習得した今では出血は全く無いですねぇ。
ただ、天上天下 男-DAN-の太さの脅威はそれだけじゃなくて、後が緩んでなかなか元に戻り難いんです。まだ、括約筋の鍛錬が不十分だった頃、寝ている最中に少量、粗相してしまっていたという失敗が一度だけあります。
いずれにしろ、天上天下Proの『ろ』まではなんとか日常的に使える範囲だけど、天上天下 男-DAN-は気合いを入れないと使えない。筆者は今、そんな状態です。
そして、気合いが必要な理由がもう一つ。実は素材的に天上天下 男-DAN-はProに劣るんです。
天上天下シリーズは全て二種類の素材で二重整形が売りなのですが、やはり、Proの方が良い。
その違いは手触り? にあります。硬さそのものには大きな違いは無いのですが、Proは表面をそっと握ったときの当たりが柔らかいんです。
天上天下 男-DAN-の方は、亀頭部分は全く問題無いのですが、竿部の表面が硬過ぎます。形状は悪くないとは思うのですが、当たりが硬過ぎて粘膜を削られる感が強いことは否めなくて、Proよりも圧倒的に尻が痛むのが早いのです。
そういった意味では、天上天下 男-DAN-もProと同じ素材で作って欲しいなぁ、って思います。
が、個人的な欲を言うと、長さ的には天上天下Proの『ろ』+もうちょいくらい欲しいというところでもあるので、両方の良さを兼ね備えた改良版の登場を期待したいところですね。
ちなみに、ディルドの評価はアナニー方法で大きく変わる可能性があります。筆者のやり方については『天上天下Pro 【い】【ろ】【は】全種類 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)』で述べていますので参考にしてください。
↑2015-08-22