激震! オナリズム 実使用レビュー (亀頭責めグッズ)

激震! オナリズム。竿をホールドして、亀頭を中心にバイブ振動を伝達するというタイプの機器です。

激震! オナリズム
激震! オナリズム 'N

中国メーカーと正直に説明があって、若干ここで引きますが、正直お安いんですよね。
『電動には殿堂なし』と言われていた時代に、結構な数の電動グッズを購入しては撃沈していた筆者は、ここ最近では乳首責めグッズであるU.F.O.、および、U.F.O. SA以外の電動グッズは滅多に使用しない状況が続いていました。

激震! オナリズムの実物は簡易包装でジッパー付きの黒い収納袋が添付されています。説明書は無くて、簡易包装に貼られたシールに簡単な説明が記述されているだけです。

激震! オナリズム の全影

充電ケーブルの端子が見難いですが、中空タイプではなくて、モノラルイヤホンの端子みたいな感じです、もっと細いけど。

実際に実物を見てみると、決してハイクオリティというわけではないのでしょうが、おおよそ中国という嫌なイメージを覆せるくらいのクオリティはありそうな見た目をしています。(中国製スマホ程度を想像していれば良いでしょうか)
黒い部分はいわゆる、アダルドグッズ界ではシリコンと呼ばれる素材のようで、筆者が所持しているグッズで言うと、ボス・シリコン プロステータとかDuke(デューク)とかの表面素材と同じように感じられます。
販売サイト(『激震! オナリズム』)に詳しい説明があるので、こちらでの再説明は省きますが、良く振動するところは10円玉くらいの範囲だけになります。その他の部分はホールドのための形状ですね。

と、思いきや、なんか、ちょっとした工夫が中に隠れているっぽい。

左が押す前、右が押した後

写真手前のひだひだになっている部分の約半分のところから後端にかけての部分が凹むようになっていまして、ここを意図的に凹ませると、逆にバイブ部分がせり出してきます。
写真左が後端部を押す前、写真右が押した後です。写真右の奥の方にある円形の部分が盛り上がっているのが、お分かり頂けるだろうか?
逆に、根元に方にあたる横襞の方が僅かに凹んでいます。
どうやら、シーソーっぽい構造になっているみたいですね。理屈は良く分からないのですが、ペニスが逃げないようにするための工夫なのでしょうか。
あ、そうか。バイブ振動を竿の根元の方にも伝える構造なのかもしれませんね。とか、思ったら、単独で動かす限り、根元の方には特に振動は伝わってこないなぁ。やっぱり、位置決めに関する構造のようです。
(ペニスを嵌めて動かすと本体全体がそれなりに振動するようにはなりますよ。)

あっ、お尻の白い部分が気になりますかね?

充電用の端子穴

充電用の端子を挿す穴を塞ぐ部品でした。

とりあえず、ハメる前に、動かしてみましょう。
バイブ部分を強く押すと振動が止まります。これは事故防止機能でしょうかね。
思っていたよりもずっと強い振動が起きますので、圧力に負けて止まるという感じではなさそうです。
振動の強さは電マ並。ただ、筆者は電マを所持しているわけではないので、厳密な比較はできません。
ただ、確実に、古い乾電池式のローター程度を思い浮かべているようだったら度肝を抜かれます。
この辺はリチウムイオンバッテリーの恩恵でもあったりするのかなぁ。

それでは実食!(何を?)

天上天下Pro『ろ』をハメたところ

写真は激震! オナリズム天上天下Pro『ろ』をハメたところです。太くても安心。逆に、かなり細い人は製品のホールドでは固定が効かない可能性があるので注意です。

いや、凄い。ダカダカ来る。

これ、気持ち良いのは確かだけど、強引に過ぎますなぁ。電動だから、当たり前だけど。
気合一発、集中してれば、1分も掛からずに射精できそうですね。
逆に、あまり堪えていすぎると、振動疲れを起こして萎えてくる場合も。これは、製品の問題じゃなくて、使用する人側の問題ですが。

手ぶらでも良いのですが、ホールドをより補強できる方向に押さえてあげる方が、振動が良く伝わります。
具体的に言うと、振動する部分をペニスに押し付けた方が良いです。
例えば、立って使用する場合だったら、下から支えてあげるだけでも、振動の伝わりは確実に良くなります。
仰向けに寝ているようだったら、上から何か重し的なものを被せてあげると、振動の伝わりが良くなります。

ホールドの形状は、僅かに先細りのほぼ直線で、先端の方はよりすぼまっていてフィットすることを意識した形状になっています。
巻き付いてくる左側のヘラの裏側が振動ポイントとなります。
シリコンの整形形状だけで実現している、この巻き付き構造は、低いコストで良好な性能を獲得できているとは思いますが、正直、ホールド性能はもっと高い方が好ましいです。

とはいえ、これは、この手の製品ではなかなか解決できない問題のような気もします。
そもそも、極端に皮を切除してしまった場合を除いて、ペニスには多少皮に余裕がありますよね。
皮の位置をそのままに、ペニスが抜けるという方向にズレるということは結構簡単に起きます。
コンドームを被せて使用した場合は、付着しているゼリーのせいで、コンドーム内側とペニスの間でもズレを起こします。
あるいは、先走りが広がって、滑るということも想定できますね。
使用している間、ずっとフル勃起だという人なら、抜けを気にする前に射精に至ると思いますが、若干萎えたときに振動ポイントがズレてしまうという程度のことが起こってしまうのは仕方ないところなのかもしれません。

それでも、ホールド性能を補強できるのであれば、雁の出っ張りに引っ掛かって抜けにくいという構造、形状であるとより良いですね。

赤部分をホールドして欲しい

この雁首下の部分のホールドを補強できると、よりベターです。

ちなみに、特に防水構造を謳っているわけではありませんので、濡れすぎには注意です。
ただ、黒い部分はシリコン一体成型ですので、ここは濡れても平気。
充電用の穴と、白いプラスチック部品との境目、スイッチ部分に水分が行かないようにすれば大丈夫そうです。


ここから先は特に個人差が強く出る部分の感想になります。
本体形状はおそらく、より多くのペニスをホールドできるように、平均的なフォルムをしているのだとは思うのですが、筆者のペニスはやや上反りで、かつ、竿の先端に近い部分が最も太く、根元の方が細くなっているタイプですので、くびれ部分がバイブに当たるようにセッティングしようとすると、ペニスのカーブ形状とホールドの形状が微妙に合わなくて、うまく当たり難いし、逃げやすいんです。
特に、根元の方が、本体のホールドは緩めになっているのに、筆者のPは竿先よりも細くなっているし、上反りカーブなので、本体から逃げていく方向にあります。
つまり、根元の方の本体と筆者Pとの間には大きな隙間ができてしまい、その結果ホールドの効きが弱く、振動で徐々に抜けてくる感じになってしまうのだと思います。
筆者のPでは本体のホールドが完全に有効には機能しないのです。
本体の根元になにか盛ってみようか、うむむ。

振動に乗じて抜ける方向にズレると、良いポイントからも外れてしまいますから、そういった意味でも、手で抑えたくなります。
手放しだと、本体自体が振動してしまうことで、ペニスへ影響する振動成分が減少してしまうという側面もあるので、そういった点から言っても、手で抑えたくなりますね。
もちろん、手放しでは使えない、というわけではありません。ただ、手で抑えた方がより効果的、なのも確かなのです。
この辺は、筆者のペニス形状も災いしていると思うので、ピッタリ嵌まる人であれば、手放しで『ひゃっほーい』ってなるんだろうなぁ。

んで、振動させた瞬間は、物凄い刺激が来て、『ああ、こりゃ短時間で即、強制的に射精させられるわ』、とか思ったのですが、筆者は遅漏気味なので、振動に麻痺してしまい、それほど極端な短時間とはなりませんでした。それでも、結構早く来ます。
さらに、これなら、そのまま亀頭攻めで新たな未体験ゾーンへ、とか思ったりもしたのですが、歳ですかね。普通に終了致しました。といいますか、身体が感じ続けることを拒否しちゃってダメだった。(;_;)
射精後も連続で亀頭攻め続行って、受ける側の気合が物凄く必要ですね。

ちなみに、振動部分が10円玉くらいの大きさの円形のところだけと上記しましたが、結局なんだかんだで振動が伝わって、それなりに本体全体が振動します。(もちろん、直に振動している円形部分ほど強くはありませんが)
んで、これ、おそらく、平均的なサイズをお持ちの方だと、本体振動が良い具合に竿の根元に伝わって、会陰や前立腺辺りにも振動を感じられる可能性が高いんじゃないかと思うんですね。
亀頭くびれの良いところを強く振動しつつ、根元にも振動が来る、そんな羨ましい人も居るんじゃないかなぁ。
筆者はなぜか無意味にここだけ大きめな人なので、根元に寄せると円形部分が竿の途中に来てしまい、円形部分を良いところに当てると根元には来ないという残念な感じにとどまってしまいます。
余談だけど、オナホールとかでも結構モノを選ばないと、長さが足りないとか、いきなり一発で破損とかなったりするので厄介なんです。ゴムも標準じゃキツいし。閑話。


しかし、この激震! オナリズム、本当に扱かなくてもイケますね、これだけで。そう思うと、電動モノでも随分と実用に足るようになったもんだと感慨ひとしおです。
ただ、振動がかなり強いので、あまり使い過ぎるとペニスが馬鹿になりそう。
逆にそんな心配が出来るほど優秀(強力っていう言葉の方が相応しいのかな?)とも言えなくもないのですけども。
後は、耐久性で、やっぱ中国は……ってならないことを祈ります!

2015-09-06

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