その名も「ビーズ 15P フラワー」。
語順もさることながら、ビーズって「Bead」なんだね、っていう妙な感心も。
セリアにて購入の品です。DAISOはパッケージに名前入っていることが多いけど、セリアはあまり見ませんね。
それはさておき、この形状!
開発者はきっとビーズを開発したかったんじゃない。アタッチメントの新形状の開発をこっそりビーズの企画に紛れ込ませたのだ。なんて、邪推もしたくなるような一見素晴らしい形状をしています。
なんといっても、ビーズといえば、球体以外は妙に宝石のカッティングを意識したエッジのキツい形状をしているものが多いので、このような球体ではないけど表面が滑らかな形状って意外と見つからないものです。
ちなみに、オレンジと水色とクリアを組み合わせたパッケージも置いてありました。
筆者の場合は使い道がこれですので、夜のイメージでかつ、U.F.O. SAの色とも良く合うこちらを選択しました。
それでは取り出して詳細を見てみましょうか。
基本的に凸局面の組み合わせで出来ています。
成形バリなんかも線が細くて綺麗なんですが、指には引っ掛かるので、対策した方が良いでしょうね。
また、たまーに、写真のクリアみたいに、穴を開けているところの端っこに大きなバリが残っているケースがあります。
違った角度でもう一枚。
完全な正6角形じゃなくて、なんて言うんだ?
完全対称型なのかと思いきや、なんとなく、穴が貫通しているところだけ若干寸法が違うような気もする。
すると、製品の裏には、<商品サイズ> 縦約23mm × 横約22mm × 幅約 4mmとある。
ん? って思ったけど、穴の開いていない対角は約24mmある。
穴が開いている頭頂部分が削られていると考えれば、設計事態は対称型っぽいです。
んで、成形バリはこの手の物では大抵こうだよね、っていう、製品の水平線上にすーっと。
対称型だし、中央に型合わせ面が来るのは極普通ですね。
で、この成形バリを乳首が引っ掛からないように削りたいわけですが、
今回は、狭いところまでバリがあって、どうしようかなぁと悩みました。
カッターはやり難いうえに、本体にまで要らぬ傷を付けてしまうこと間違いなし。(筆者が不器用なので)
んで、工具箱を漁ってみたら4ツ刃スクレーパーなるものがあったので(写真左)使ってみたけど、あまり削れない。
結局、またいつもの爪切りのヤスりですよ。
でも、平面の片面ヤスりって、この手の形状にも使い易いってことがよく分かりました。
ヤスり面以外になら製品が当たっても大丈夫なので、安定して結構奥までヤスれる。
では、いつものスポンジ台に強力両面テープで固定。
やっぱり乳首用だよね、これ。
試してみたところ、やはり、筆者の押し付け癖と狭い隙間がある形状の兼ね合いで極稀に乳首が痛いときがある。(大抵、右乳首なんだけど、なんでだろう?)
なので、この隙間を少し、埋めてみることにしました。
シリコンにも使えるこのセメダイン、固まったときになかなか良い具合の柔らかさをしているので、接着剤でなければ型でも作って流し込んで、これで成形してみたいくらいです。
んで、これを狭い隙間にタラッとな。
やたらと糸を引くので綺麗な処理はできないけど、まあ、柔らかいし、良いことにしよう。
ちなみに、今までバリは削る、という方向ばかりで作業してきましたが、今回みたいに、硬くない素材でカバーしてしまうという方法もあるということを今回の記事の要点としたいと思います。(これが無いと本当に出落ちで終わっちゃう)
今回はシリコン対応セメダインを使用しましたが、他に、ボンドビニル用とかマニキュアとかも考えられるかもしれません。
ただ、上記のセメダインには入っていませんが、有機溶剤が入っている場合、組み合わせによっては元の素材を溶かしてしまう可能性があるので要注意です。
一見、非常に期待を持たせる形状に見えて、実際には刺激はマイルドな部類です。
表面が非常に滑らかなこと、花弁の横幅が最大で7mm近くあるのに対して高さは約4mmに収まりますので、5mm球とかよりもマイルドと言えそうです。
バタバタ叩かれる感じは皆無。ニョニョニョニョニョニョって感じで引っ掛かりもなく滑っていく感じです。
あまり一つ一つの出っ張りを意識させられることはないので、回転速度=刺激な感じ。
自作アタッチメントとしては、最初から完成している形のため、バリや狭い隙間への対応だけで工夫のしどころが無く、面白味には欠けますが、逆に安定しているので、入門用には適しているかもしれませんね。
この記事は、これらU.F.O.シリーズに使えるアタッチメントを自作するものです。
↑2016-04-15