U.F.O. SA アタッチメント探究9 「損壊したディルドの玉袋を再利用」 (乳首責めグッズ)

今回は出落ちじゃないですよ。
このアタッチメント探究も早第9弾です。既に自作アタッチメントの種類も堂々2桁に到達し、次第にレベルも向上。それによって、お蔵入りとなってしまった作品も出始めています。
さて、今回は廃棄物の再利用で、今までに無い製法をご紹介します。

この記事は、これらU.F.O.シリーズに使えるアタッチメントを自作するものです。

壊れてしまったオナホール、使わなくなってしまったディルドなどの柔らか素材は持っていませんか?
捨ててしまう前に、良さげな部分を自作アタッチメントへと変貌させてあげましょう。

今回、筆者が使用する廃棄物は『白い巨根 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)』でレビューしたディルド。
なかなかのお気に入りでしたが、やはり、中の針金が外に出てきそうになってしまい、外形も結構変形してしまいました。
環境や時間やスキルが許せば、型作って、溶かして再成形とかしてみたくて、取っておいてはあるのですが、今回はその一部を自作アタッチメントに転用したいと思います。

早速、使用する部分をハサミでちょっきりな。

アタッチメントに使用する部分をカット

ぎょえーっ!
今回は玉袋の部分をカットしました。おお、痛たたた。

もちっとアップも見てみましょうか。

切った素材のアップ

もちもちです。
今回もまた、今までの純正/自作アタッチメントとは異なる感触が得られそうです。期待。

んで、これはシリコン製なので、シリコン対応の接着剤じゃないとくっつかないから……。
って、やってみたら、シリコン対応でも全然くっつかなかった。
切断面が滑らか過ぎて駄目なんでしょうか。確かに、シリコンは着き難いから面を荒らして良く入り組むように、って注意書きが(言葉は違うけど)ある。
さあて、どうしようかな? 結構ちょうどか、やや低いくらいの高さで切っちゃったからなあ、って考えていたら、磁石固定の方法は他にもあるのでした。

これが第2の方法、じゃーん。

アクリサンデー

「アクリサンデー」。
これで、薄く切った素材とサンドイッチして、素材同士を接着して密封しまえという算段なんですねぇ。
全部ではありませんが、オナホールやディルドに使用すると素材が溶けるので、それで溶着してやろうと。

ちなみに、『天上天下 男-DAN- 実使用レビューProとも比較 (ディルド アナルグッズ)』はこれでは溶けません。土台が剥がれそうになっていたので修理しようとしたんですけどね。素材を選びます。

ただ、この方法、筆者は全然勘どころが分かっていなくて、未だに成功した試しが無い。
溶け方が結構えげつないので、滴下する量を間違えると大変なことになるんですね。
かと言って、少な過ぎる量だと、充分に溶けないから溶着しないという。

んで、筆者は少な過ぎて不足 → 多過ぎて自滅するというパターンばっかりなんですね。
多過ぎると素材がヒビ割れを起こします。
これがどういう状態かと例えて言うと、河川が陸地を長年掛けて侵食しますね。これが、1、2秒で起こるものと思って下さい。
溶けたところに余分なアクリサンデーが染み込んでさらに侵食を繰り返す。
結果、平面が綺麗に溶けるのではなくて、最初に溶けたところからどんどんと深く溶けて割れていってしまうんです。

筆者は今回もこれで失敗しました。
やっは、無難に半田ごてで行くか。

結局、半田ごてで溶着

はい。

この手の素材はある程度の熱で溶け、さらに熱すると発火します。
ちなみに、『』も半田ごてで溶けるので、これで溶着補修しました。

写真は既に溶着した後ですね。丘状の素材と薄く切った素材との間に土台となる磁石を挟み込んで、素材を半田ごてで溶かして溶着します。
半田ごてを両方の素材で挟み込んでからすっと抜く感じ。
そして、表面からも上下の素材をいっぺんに溶かすように半田ごてを当てて、裂け目を無くします。

出来上がりアップがこちら。

溶着後のアップ

これで、どら焼きのあんこのように、土台となる磁石が埋め込まれました。

別角度からもういっちょ。

アップその2

なんか、ちょっと汚らしい写真になっちゃっているけど、この素材、やたらと色んな物を吸着してくれるのですぐに汚れちゃいます。
半田ごてで溶かしたときにも一緒に汚れを巻き込んじゃったりもします。まあ、実用性に問題が無ければ良しとしましょう。

ちなみに、溶けるときに結構な煙が出ますので、換気は必須です。えげつないもんが溶けますので極力吸い込まないように。目もしょぼしょぼします。
あと、やり過ぎると発火の可能性もあるので、充分にご注意ください。
筆者は半田ごてでは発火させたことはないけど、ガスコンロで工具を炙ってそれを素材に当てるという方法で溶着していたときは発火したことがありました。
そんなこともあるので、溶接加工は最小限です。段差や凸凹が残っていても気にしない。土台が固定できればそれで良いんです。

もう一工夫

一応完成したので一回試してみたのですが、あまりに刺激が弱過ぎました。
柔らかくて、ほんの少しテクスチャはついているけどほぼつるつるの表面、一山の単調な形状。
吃驚するくらいするすると回るだけで、「あれっ? 本当に動いてる?」って感じでした。

なので、もう一工夫。
単調ではない形状に細工してみましょう。
柔らかいシリコン素材はカッターでの細工が困難。ハサミも、全部切っちゃうのなら良いけど半端に切るのは難しい。
そこで、またまた半田ごてを使います。

切りたい切断面を裂く方向に指で押さえて引っ張りながら、半田ごてで軽くスーッと。
すると、割れるように綺麗に切れていきます。
熱が伝わった部分が全部裂けますので、表面を軽くなぞるつもりでやっても結構深く切れてしまいます。

半田ごてで切断

どうしても汚なくなっちゃうんだけど、まわりの埃とかが焦げて着いちゃうんだろうか?

今回はアスタリスク状に切ってみました。
このままだと、端っこの裂け目が徐々に広がってしまうことが懸念されますので、端っこを少し溶かして溶着しておきましょう。

裂け目をちょっと見てみましょうか。

裂け目を広げて見る裂け目2

と、こんな感じ。

裂け目がある分、適度にひしゃげて、ぽんっと戻って、多少は刺激も増すのではないでしょうか?

インプレッション

う~ん、マイルド。
筆者は純正アタッチメントのブラシ型をそのままでは刺激不足と輪ゴムで縛って使っていたくらいですから、筆者には少々マイルドに過ぎるようです。
逆に、『U.F.O. SA アタッチメント探究7 「頭皮スッキリシャンプーブラシ」 (乳首責めグッズ)』の頭皮用ブラシじゃ硬すぎんよ、って方にはこちらの方が合うかもしれませんね。

今回は、ディルドの中でも相当柔らかい部類の素材を使用しましたので、もうちょっと硬い素材で作ればまた結果も変わるでしょうし、切れ目の入れ方など、造形の工夫の余地もまだまだありそうです。
(ただ、半田ごてで溶かす手法は不可逆的な整形なので、良く考えてやらないとロウソクの燃えカスみたいにグズグズになってお終いになってしまいそうです)

ただ、今まで土台にくっつけてきたばかりの自作アタッチメントで全く新しい手法を提示できましたので、これはこれで良しと致しましょう。
ビーズじゃ硬くて嫌だという方は是非、チャレンジしてみてください。

この記事は、これらU.F.O.シリーズに使えるアタッチメントを自作するものです。

2016-04-23

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