G&C 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)
えーと、このサイトでは便宜上アナルグッズに分類していますが、恐らく他のサイトではアナル関連では辿り着けない製品です。

G&C 'N恐らく、Gは「Gスポット」のG、Cは「クリトリス(clitoris)」のCなのでしょう。
が、これ、恐らくネーミングで損してますよねぇ。
検索で引っ掛かりにくいから、そもそも、この製品の存在自体が非常に認知されにくいのではないかと。
この製品は2つの塊がバネで繋がっており、片方はG、もう片方はCを刺激する構造になっています。
上の画像で言いますと、上部が振動とコントロール(オンオフ)のC、下部が若干特殊な動きをするG、となっております。
これが男の場合は A & P ってなるんでしょうか。Anus and Perineum(会陰)って感じ?
このAnus側に入る部分が単なるバイブとは異なる動きをするので、特記するに値する製品になるんですね。
前立腺をバイブ以外の物理動作で刺激してくれる製品と言えば、有名どころでは、

NEXUS REVO STEALTH
(レボ・ステルス) 'N
NEXUSでサクセス 'N
NEXUS REVO INTENS
(レボ・インテンス) 'N
Spotty RC(スポッティRC) 'N
NEXUS REVO2
(レボ2) 'NこちらNexusシリーズを中心とした、偏心軸回転系が主流です。
これらは偏心回転なので、全周囲に刺激が行くのが特徴的ですが安くても2万円近く掛かってしまい非常に高価。
一方、突起が直線あるいはスイング運動するタイプも存在します。

シークレットガーデン
バックアタック 'N
NEXUS SPARTA
(スパルタ) 'N
プリティラブ
ウェービングアナルプラグ 'N
電動オナマグラ
Zen(ゼン) 'Nこちらは若干お安くなりますが、それでも1万円を超えるお値段です。
んで、今回レビューするG&Cはこの、突起がストローク運動するタイプの方に属します。
お値段が6千円台にまで落ちますので、比較的手を出し易いのが特長です。
もちろん、この手のグッズは系統が同じでも性能は千差万別、合う合わないも人それぞれですから本当に比較するなら全部試すべきなのでしょうが、筆者は貧民なのでそう簡単にはパカパカ購入できないっす。(´;ω;`)
それでは気を取り直して、レビュー行きまっしょい。
まずは外観から。




しっかりとした厚紙の箱です。
なんだか、スマホでも購入したかのような外観。
ところで、おでんのような□△○が並んでいるところを見ると、5代目ファミリアを思い出してしまう私は紛れも無くおっさんです。
あぁ、余計な無駄話を挟んでしまったことに対して深く謝罪致します。
さて、スマホでも買ったかのような外観。その印象は、蓋を開けようとするとより強固になります。

あらぁ、マグネットですよ。

ほら、裏から見るとまあるい2個の磁石が埋め込まれているのが見えます。
これは、空き箱を他の使い道に流用しても良さそうな感じですよね。
アクセサリー小物入れとか。
いや、筆者は男ですし、ピアスとかもしないので、入れるとしてもコックリングとかコンドーム辺りがせいぜい。(おい
内容物を取り出してみると。

本体と説明書の他に、充電用のケーブルが2種類とソフトケースが梱包されています。
本来女性向けのグッズですから、お洒落かつ便利で使用に困らないようにしたいという気遣いは重々に感じます。
しかし、これ、本体以外のコストが相当掛かってますよね、きっと。
販売サイトにも説明があるのですが、

普通の充電ケーブルの他に、各社のスマホや携帯充電用アダプターからも電源が取れるような変換コネクタ付きケーブルまで同梱する念の入れよう。
これは、スマホ/携帯に挿すものではなくて、アダプターのコネクタがスマホ/携帯専用の形状になっていても使えるようにしますよ、というものです。
5VのACアダプタであれば大抵使えるよ、っていう配慮ですね。USBに限定しない器の広さを見せ付けた、ってところです。
ちなみに、本体側に挿す筒のような形状のコネクタ。
こちら、恐らく規格に沿ったもの(定格電圧や定格電流によって径が変わる? 良く知りませんが)らしく、U.F.O. SAの差込口にもマッチします。
つまり、両方持っている人は、わざわざ使い分けなくても、同じ充電ケーブルでどちらも充電できる、ってことです。やったね!
まぁ、細かいことを言うと、実物は径は一緒だけど奥行が微妙に違うので、奥まで押し込む必要があったり、逆に差し込み途中で止まっちゃったりするんで、微妙に気持ち悪いと思う人は居るかもしれません。
筆者は面倒臭がって先に使用していたU.F.O. SA用のケーブルをこちらのG&Cにブスリっと挿してますけどね。気持ち奥まで突っ込まないと充電ランプが点きません。
そして、ソフトケースも随分と念入りな仕様。

折り返しの量が半端ないです。
間違っても、ポロッとこぼれて出てきちゃった、なんてことが無いように配慮されています。
これ、袋の入口って最上部にあるんですよ。
つまり、中央の折り返し部分から最上部まで持って行って、ようやく始めて袋の中に入れられる、ってことなんです。
逆に言うと、それだけ取り出しにくい。でも、バレない方がより重要だよね、ってことです。
まぁ、タグの「TOKYO DESIGN」で分かる人には分かっちゃう、っていうね、ある種のお仲間発見装置にもなっているのかもしれません。
「まぁ、この娘も持っているのね。さすが、ヤリ○ンと言われるだけあるわ」
と、月影先生も仰っております。(注:月影先生はこんなのを脇に挟んで持ってたりしません。)
んで、肝心の本体なのですが、販売サイト以上の画像が撮れないので、敢えて載せる意味が無かったりして。
ただ一点、気になるとしたら、やっぱりその動きですよね。
このブログは動画を貼れないので、外部リンクになってしまうのですが、短い動画を撮りましたので御覧ください。
ここをクリックorタップするとLAXD動画に遷移します。
撮影角度があまり良くなくて申し訳無いのですが、この製品、強中弱と3つの強さが切り替えられるのですが、正直、動画で見る分には差が分からない、という程度の差しかありません。
実際に現物を見れば、確かに微妙に強弱の差はあります。何より、音が変わる。
動画では音が変わって聞こえる部分の周波数帯が上手く録音出来ていないようで、ほとんど変わっていないように聞こえますね。
ただ、これ、差はやっぱり大して大きくはないわけで、正直に言うと、弱はもっとゆっくりになって欲しいです。
これは電動のアダルドグッズ全般に言えるのですが、もっとゆっくりに動くモードが欲しいですよ。
でも、ギアチェンジの無いモーターでは、ゆっくり=トルクが弱くで止まる、の図式が成り立ってしまうので、メーカーとしても踏み込み難いところなんでしょうね。
思い切って高速モードを廃して低速に徹する設計の製品があっても良いんじゃないかとも思うのですが、そういう製品が理解されるにはまだグッズ業界は未熟なのかもしれません。電動なのに人力より遅いのかよ、って言い出す人もいるかもしれませんしね。
モノ自体は決して大きくはなく、しかも、挿れたらすぐに細い板バネになりますので、挿入はかなり楽な方。
標準的なローターが挿れられる方なら大丈夫でしょう。
動きのストロークもさほど大きくはないのですが、しかし、さすがにちゃんと物理的にストロークしているだけあって、その刺激はちゃんと伝わります。ヴァイブ振動とは別物です。
位置調整も簡単ですので、ポイントを当てられれば、かなりちゃんとした快感は得られます。
ただ、絶対的な面積/体積が小さい/少ないことは覚悟しておく必要はあります。
確実に気持ち良いけど、確実にピンポイントです。
これでイケるという人は結構限定されるのではないでしょうか。
まぁ、筆者はディルドズコズコでイケる人なので、ピンポイントに慣れていないということもあるのかもしれませんが、これを主役には出来ません、今のところ。
しかし、補助的役割と割り切れば、ヴァイブよりも確実に物理的な押し擦りの刺激が得られるというアドバンテージがありますので、一本持っていても損はしないかと。
今までずっと物理的にストロークするG側(Anus側)しか言及してきませんでしたが、C側(会陰側)にもローターが仕込んでありますので、こちらも上手いこと会陰に当てられれば、なかなかの名脇役に成れる素質があります。
ただ、GとCを結ぶラインがあまりに細いので、コントローラブルな反面、位置ズレも簡単に起こすという……しかたないね。
普通のオナニーにもう2つ彩りを添えたいなんていうささやかな豊かさをこの製品は提供してくれるかもしれません。
また、だらだらと長時間アナニー続けてやりたいんだぜ、という願いもある程度叶えてくれるかもしれませんね。あ、バッテリー駆動時間分からねえわ。そこまで長時間やらなかった、スマヌ……。

G&C 'N