本物志向のおちん◯ん S,M,L全サイズ実使用レビュー（ディルドアナルグッズ）

2016/10/05(水)発売のＮＬＳプライベートブランドのディルド『本物志向のおちん◯ん』。

本物志向のおちん◯ん 'N

本物志向のおちん◯ん
ナチュラル 'N

（2017/11/29(水)ナチュラルが追加されました）
こちら、S,M,Lと3サイズあるうちのM,Lの2サイズをポチってみました。

天上天下Proと同じような2層構造になっているらしくて、消しゴムほど硬くなく、餅ほど柔らかくもない、という販売サイト説明曰く、硬度も表面の肌感も“もっともリアルなペニス感”らしいので、期待しています。

2016/10/07(金)来ましたドン！

それでは、開封の儀から！

簡易包装に小さめの商品シールで封しているだけの低コストパッケージ。
中に不織布とファスナーで作られた「おもちゃ袋」が入っていますので、開封したら、そちらを使えば良いという話です。
店頭売りだとどうしてもパッケージにもコストを掛けざるを得ないところがありますが、通販専用の商品だと質実剛健にいけるので良いですね。

おもちゃ袋の中に本体がビニール袋に包まれた状態で入っていました。
MサイズとLサイズで入れている方向が逆だったり、写真ではきっちり袋に納めていますが、実はLサイズの方は袋に完全に入っていなかった状態だったりして手作業感は満載です。
あ、細かい話ですが、Mサイズのおもちゃ袋、糸が1本ピョロリ出てますね。後で切りましょか。

それでは、本体を御開帳～

一応、モザイク処理済み。

定規は挿入時の根元を基点置いたつもりでしたが、写真に撮るとズレて見えちゃいますね。
定規は奥まっているので、その辺りは脳内補正して見てください。

続いて、横っ面。

一応、モザイク処理済み。

こうして見ると、Lサイズは確かにLだね、って感じ。
MサイズはMにしては若干長めかもしれない、という感じですね。

そして、背面。

一応、モザイク処理済み。

Mサイズでも雁首下が膨らむ形状です。
そんなに強い抑揚があるわけではありませんが、MサイズもLサイズも雁首下の竿先の辺りが一番径が太くなっています。
これは意外と他のディルドではあまり見ない形状です。
直立、もしくは、吸盤使用時の安定性を優先しているのかどうかは分かりませんが、根元が太いディルドが多いような気がするんですよね。
その点、本物志向のおちん◯んは標準的なサイズでありながら竿先の方が若干太めの形状、わりと貴重です。
（あと、自分のが竿先太めなので親近感がある。←余計な一言があったことをここにお詫び申し上げます。）

当サイトでは長らくベンチマークとしてきた、天上天下Pro（ろ）との比較もしてみましょう。

一応、モザイク処理済み。

アバウトですが、挿入根元を揃えてみたつもりです。
こうしてみると、天上天下Pro（ろ）って太短いんですねぇ。
本物志向のおちん◯んLサイズの方の一番太い竿先の部分の太さが、天上天下Pro（ろ）に匹敵するように見えるかもしれませんが、握ってみると完全に天上天下Pro（ろ）の方が太いです。

別カットも。

一応、モザイク処理済み。

本物志向のおちん◯んの方は、反りがほとんど無く、ほぼ真っ直ぐな形状です。
癖が無いので万人向きではあるのですが、ちょっと上反りでも良いなあ。
（自分のがそうだからね。←再び余計な一言があったことをここにお詫び申し上げます。）

亀頭側からのショットもお見せ致しましょう。

一応、モザイク処理済み。

亀頭ははっきりとLサイズの方がボリューミー。
雁首で一旦キュッと細くなって、そこからすぐにまたグッと太くなるのはどちらも同じ。
ただ、Lサイズは亀頭の膨らみと竿先の太さが似たようなサイズである気がしますが、Mサイズの方は明らかに竿の方が太いです。
逆に言うと、Mサイズは亀頭が小さめ。
この辺りは好みが別れるところかもしれませんね。

別カットも。

一応、モザイク処理済み。

ね。
Mサイズの亀頭は小さいでしょう？
反面、竿先の太さが同じくらいに見えるかもしれませんが、握ってみればやっぱりLサイズの方が太いです。
Lサイズの一番太いところで、潰さないように握って親指と中指がギリギリ触れるくらい。
Mサイズでは余裕でくっつきます。（でも、親指と人差し指では届かない。）
（それにしてもLサイズは上反りになっていないことを除くとサイズ感が自分のに近いなぁ。←三度（みたび）余計な一言があったことをここにお詫び申し上げます。）

これはオマケ。

直立しますよ、という証明写真みたいなものです。
長さが違うので、こういう置き方とアングルで写真を撮ると、亀頭サイズの差が誇張されてしまいます。
Lサイズの方が近くに写るから余計に大きく撮れちゃう。

別アングルでも。

逆光でごめんなさい。シルエットなのでモザイク処理しておりません。
販売サイトの説明のとおり、柔らかめではあるのですが、直立させて歪んでしまうほどではありません。

そして、これもちょっとめずらしいかな？　と思ったのが、

吸盤の形状。
もの凄いきっちりしてます。
エッジが効いてますよね。

最後に、もしかしたら気にする人は気にするかもしれないお写真を。

2層構造ということらしいのですが、どうやら外の層は手塗りの可能性が高そうな感じです。
ヘラの跡っぽいものがここかしこに残っているんです。
特に目立つようなところを抜粋して4カット載せてみました。

インプレッション

まず、持った感じは結構重量感があって、それでいて、若干柔らかめではあるので不思議な感じはします。
でも、冷静に何度も持ち替えてみたりしたら本物志向のおちん◯んLサイズでみちのくディルド（Ｌ）とほぼ同重量。サイズは長さでも太さでも本物志向のおちん◯んLサイズの方が若干上回るので、柔らかめなりではあるのかもしれません。
硬さは、天上天下Proやみちのくディルド（Ｌ）より柔らかく、白い巨根よりは随分としっかりとしています。

表面は随分とさらさらしていますが、パウダー叩いているかもしれませんね。
一回、水洗いしてみましたが、それでも表面の触り心地はスムーズな方です。特に亀頭はスベスベ。

2層構造の境目は良く分かりませんが、あっちこっち触ってみると、皮に相当する部分を上塗り塗装しているんじゃないかなぁ？　って感じです。
皮の部分の肌触りは非常に柔らかいというかふんわりというか、求肥？　大福？
亀頭の部分も2層なのかもしれないけど、柔らかい表層はあったとしても非常に薄いでしょう。
なので、竿の皮の辺りが柔らかい層が厚めになっていて、確かに今までのディルドを思うと本物に近い感じなのは確かです。

実使用はMサイズ、Lサイズの順で試用してみました。
Mサイズ試用の前日はオナ禁しましたので、丸2日分溜まっている状態、LサイズはMサイズ試用の翌日に試用しましたので丸1日分溜まっている状態です。
毎回のように記述しますが、体調や気分、あるいはローションの量とか様々な要因で印象が大きく変わる可能性があります。また、筆者のアナニースタイルは仰向け。ディルドを床に斜めに引っ掛けて押し付けるような形ですので、騎乗位やバックとはまた異なる印象になる可能性が高いです。

Mサイズ

正直、Mサイズのファーストインプレッションは「？？」でした。
もっと、「うわ～っ、凄え～っ」ってなるかと思ったら、どうも予想と違う。期待し過ぎだったか？
挿入した印象は確かに、ちょっと表層が柔らかい独特の感じで、今までのディルドにはなかった感触。
しかし、動かしてみると意外なほど硬い印象。
手に持っていたときは全般的に若干柔らかいと思っていたのに、挿れてみると、芯が強くてあまり曲がらない感じがする。

そもそも、筆者のアナニースタイルがアヌスに対してディルドを真っ直ぐに挿れるような角度にはなっていなく、若干「背中／腹」の腹側の方に突き上げているような形になりますので、たいていのディルドは恐らく内部で弓なりに曲がっているんじゃないかと思うのですが、Mサイズはそこを真っ直ぐ突き上げてくる感じ。

2層構造の柔らかい外層が無いかほとんど無い、先端の亀頭部分がやや細長い形状であることもその一因となっているのでしょうか？
あと、全体の長さとの兼ね合いもあるのかもしれません。
ちょうど腸壁の柔らかいところを直撃するような形になって、あまり曲がらないのかも。
それと、これもアナニースタイル起因ですが、ディルドの玉袋の部分を尻で抑え付けることで角度を安定させるのですが、Mサイズがこの玉袋の部分が小さくて抑えが効いていない可能性もありますね。

そして、あと、筆者が忘れていたローション問題。
必ずしもというわけではないのでしょうが、黒いディルドって、ローションを弾く傾向にあると思うんですよ。
少なくとも今まで筆者が購入した黒いディルドやグッズってみんなそう。
例えば、ボス・シリコンプロステータとか、Duke（デューク）、ボス・シリコンワンド、ボス・シリコンディルド、、シリコンラブスペシャルなどもそうでした。
実際には色の問題ではなくて、素材の問題なのでしょうけど、黒系で表面がツルツルになる素材を使っていると、凸凹に成型しても結構ローションを弾いてしまうんですね。
そして、この製品もそういう傾向があります。
挿れて出してすぐにディルドを見ても、ローションを弾いて乾いてしまっている部分が結構な面積で存在します。
次から次へと愛液が分泌される人は問題無いのでしょうが、そうでない場合は滑りが悪く感じたり突き上げがキツく感じるようになります。

それらの総合作用で、Mサイズの印象は竿表面の独特の柔らかさよりも、突き上げのキツさが印象深い結果となりました。
せっかく雁首下の竿先部分がグッと太くなる形状も、亀頭が小さく鋭く突き刺さるので、あまり印象に残らない。
まぁ、それでも尻イキはしたわけですので、悪くはないのでしょう。
今までのディルドとは若干異なる感触に慣れていない部分もありますので、慣れに応じてより良くなってくる可能性も十分にあるわけです。
なにせ、1回の試用でこれを書いてますからね。

Lサイズ

形状が変わるだけで、こんなに相性が良くなるか、と別の意味でビックリです。
基本的には、少し間隔を空けた方がコンディションが整うのでより気持ち良くなる傾向にあるのですが、1日空けて試用したMサイズよりも、日を空けずに試用したLサイズの方がダントツに好印象な結果に。
これは、この素材に慣れた側面もあるのかもしれませんね。

Mサイズで気にしていた、挿入してから曲がらない、硬いという印象は全く無く、ローション乾き問題も、少し揺り動かせばすぐに馴染んで滑るようになってくれるので、気にするほどではなくなりました。
亀頭を過ぎて、竿先でもう一回グッと太くなる形状も堪能できます。
気になっていた問題が気にならなくなってくると、表層が柔らかいという特長も十分に感じ取れるようになってきますね。
ぎゅうぎゅう締め付けても、異物感が少ないというか、当たりが柔らかい感があります。
そのせいか、竿全体を腸壁と密着させてズリズリ滑らせる感触が堪能できます。

一方、奥まで挿れると、亀頭は筆者の性感エリアを通り越してしまう感もややあります。
でも、これは逆に少し抜けば良いだけの話。
奥まで挿れても、「あともう少し届かない」、ってモヤモヤするよりもずっと良いです。
抜くときに、「こんなに奥まで挿れられちゃってたんだ」、って燃えます。

気になるところがほとんど無くなったお陰で、どう動かしてもびっちり密着していける安心感みたいなものがあって、より感じることができます。
筆者はイキそうになると小休止してオナニー時間を引き伸ばすという悪癖があるのですが、引き伸ばしまくっちゃいましたねぇ。
最後は堪えきれずにイカされました。

イコうとしてイクのと、我慢しようとしていてもイクのとでは、やっぱり後者が良いですよね。
筆者にはLサイズがベストマッチ！　でした。

ただ、アヌスは特に感覚のバラつきが激しいので、使い込んでいくに連れて印象が変わってくる可能性も十分にあります。
また何か別の気付きがありましたら、ここに追記していきたいと思います。

2016/10/12 追記

一日空けてLサイズ、その翌日にMサイズ、と、上記ファーストインプレッションとは逆の順序で2回目の試用をしてみました。
やはり、若干慣れてきたせいか、Mサイズの難点に思っていたところが大分解消されたように思います。
あるいは、Mサイズの初回試用時は体調が良くなかったのかもしれません。
ただ、傾向としてはやはりファーストインプレッションから変わりはありません。
Mサイズの方が曲がらない、若干硬い印象。しかし、これは形状との個人的な相性によるものだと思われます。

そして、ローションを弾き易いという問題ですが、筆者の尻がレベルアップしたのか、本物志向のおちん◯んの形状や2層構造が優秀なのか分かりませんが、少し動かせば滑ってくれるようになるので、他の黒系素材のディルドよりも大分マシな印象です。
むしろ逆に、適度に引っ掛かりを生んで、腸壁を複雑に捲ってくれたりするので、他のディルドでは味わえない引っ掻き回され感を味わえたりしますので、メリットの方が上回っているかもしれませんね。

いずれにしろ、わりと特徴のあるディルドで、それでいて大きな欠点は見当たりませんので、バリエーションの一本として持っておいても損は無いのではないかと思います。
多分、筆者は当面の間、Lサイズの方をヘビーローテーションするんじゃないかな。

2016/12/04 追記

寒くなってアナニー頻度が落ちている今日此頃ですが、本物志向のおちん◯んのせいで他のディルドが硬過ぎるように感じてしまう症候群に罹っております。
気分的に今までのディルドに手が伸びなくなってしまい、結果、本物志向のおちん◯んばかりを使い続けている日々です。
形状的にもコントロールのしやすさもLサイズの方が圧倒的に好みですが、長さはMサイズと同じくらいでも良かったかも。ファーストインプレッションからあまり変わっていませんね。
アナニー頻度が落ちているせいでもあるのかもしれませんが、格段にイキ易くなったってのもあります。
「うわーっ凄い！」というような出会いではありませんでしたが、他のディルドを色褪せさせてしまったという点では間違いなくレベルの高い製品と言えるでしょう。
そして、筆者の尻は一段、贅沢になってしまった、とも言えるのかもしれませんね。