U.F.O. SA をメンテ&ステップアップ1 リバースケーブル

筆者はもうちょっとだけ足掻く……

U.F.O. SAの1台目はコントローラー内部で片側断線。
2台目も丸2年が経過してお疲れ気味。
そして、その前身となるU.F.O.も2台が死屍累々と転がっている。

そこに、『U.F.O. SAの分解と故障ケース(筆者の場合)』の記事に頂けた、写真付きのありがたいコメント。
ふーむ、コントローラーは接着でこじ開け出来るのか。
そして、プラグ&ジャック加工で接続の自由度を増しつつ、コントローラーやモーターの断線故障を減らす改良。
なるほど……

Ωピコーン!

やってみるか!

新規購入も良いけど、ここでいっちょメンテ&改良でステップアップ。
手先ぶきっちょな筆者が重い乳を上げる……

長くなる&時間が掛かるので、これから数回に分けてU.F.O. SAのメンテと改良、そして、最終的には2台いっぺんにコントロールするAndroidアプリUfoSaCtrlDualのリリースを目指して参ります!

U.F.O. SA
U.F.O. SA 'N
SAシリーズ専用パーツ
SAシリーズ専用パーツ 'N
U.F.O.
U.F.O. 'N
2機との遭遇
2機との遭遇 'N
R-1スターターセット
R-1スターターセット 'N

R-1 アタッチメント
U.F.O ユーフォー 'm

ufo sa

リバースケーブルの作成

つまるところ、プラグ&ジャック加工ができれば、コントローラーに1つのモーターしか接続しない、という使い方も出来るわけで、そうすると、コントローラーを2つ所持している筆者は、そう、左右の乳首でバラバラな動きを堪能できるやもしれない。
それが、今回の大きなモチベーションの1つです。

でも、ちょっとまって。そこまで大げさにしなくても、1台のコントローラーでも出来ることがある。
それが、今回のリバースケーブルの作成。

まぁ、筆者が非常に手先不器用なので、いきなり本体に手を出すと絶対に本体を破壊してしまうだろう、ということで、練習も兼ねてなわけなのですが、リバースケーブルなんて作っていったい何に使うのか、というと、
プラグ&ジャック加工したU.F.O. SAの一方の中間にこれを咬ますとだね、
コントローラー1つでも左右反転動作が楽しめる!
ってことなんだね。

さぁ、ここでΩピコーン! と来た皆さんも、後楽園で僕と握手、じゃなくて、資材集めにGo! ですよ。

筆者の場合は既に持っている部品と価格との兼ね合いでACアダプタのプラグ&ジャックを揃えました。

ReverseCable_001.png

筆者は元々ジャック側の部品を持っていたので、今回プラグ側を調達。貧乏さんなのでお金ケチったら個人輸入になってしまったので、プラグとジャックでメーカーが異なります。

若干不安なので導通試験。

ReverseCable_002.png

おう、大丈夫そう。

U.F.O. SAのモーターは単純に2つの線に電流を流すだけですので、2極あればどんなジャック&プラグでも大丈夫だとは思います。
が、一応ACアダプタの部品なら大電流もOKなはずなので、より安心ですね。(というか単純に価格で比べても安いかと)

んで、ケーブルの方ですが、余り物の流用を考えていたんですね。
昔、いろんな機器に添付されていて、最近ではめっきり使うことのなくなったコレ。

ReverseCable_003.png

RCAケーブル。
皮膜も含めた径も約3mmとほぼ一緒なので良い感じ。
と、思っていたら……

ReverseCable_004.png

どぎゃーん! 切ってみたら、同軸じゃないの、これ。
いや、別に同軸でも全然良いんですけど、良いんですけど、今回は他の電線を適当に使うことにしました。(画像の右)

ReverseCable_005.png

カッターで切り込み入れて、皮膜を取る際にはいきなりスポンと引っこ抜かずに、ねじりながら抜いていくと「より線」が綺麗に出来た状態で抜けるそうです。
芯線を傷付けないように注意。
信号線ではなくて、モーターを動かす動力分の電流が流れるものですから、余計な電気抵抗を増やさないためにも、なるべく太く短く行きましょう。

んで、余っていた熱収縮チューブを被せて、

ReverseCable_006.png

あー、クリップが強すぎてケーブル皮膜が傷んどるし(がっくり)。
最近は熱収縮チューブも100均で手に入ったりして、その辺りは便利な世の中になりましたね。(筆者のはもう十何年も前に購入したもの)

んで、一本一本処理すべきなのかもしれないけど、とりあえず、結線しちゃって、

ReverseCable_007.png

はんだ付けするんだけど、筆者これ超下手く そ(ここのブログ禁止語句判定が単純機械的であかん)で。
でも、終わった後に、半田ゴテのメンテを全くしていないのも大きな原因と気付けましたので、やはり、本体に手を出す前にケーブルで練習して良かった、と言えるでしょう。

ReverseCable_008.png

よく見ると、左と右とで白赤の接続の仕方が逆になっているのが分かりますでしょうか。

あ、ケーブルはなるべく太く短く、って書きましたけど、部品が入りきってかつはんだ付け作業が出来るだけの長さは確保しておかないと、後で泣くことになります。
あと、結線前に必要なパーツは全部線通しておかないと、これまた後で泣きますね。

ReverseCable_009.png

これで、完成。(導通チェックもしましょうね)
基本的には両方反転させたいなんてことは無いはずなので、このケーブルは一本あれば十分なはずです。
これで後は本体側も同じ規格でプラグ&ジャック加工すれば、左右反転モードは完成ですね。

今回はここまでです。(これだけでほぼ一日潰れるほど筆者は不器用)

p.s.
ケーブルとコネクタケースの間に隙間が空いていて、このままだと中からサビてしまいそう。
熱収縮チューブをケースの根元含めてやるべきだったか、とも思ったが、それだと逆にはんだ付けが出来ないし……
あ、二重にして短く両端にやれば良かったのかな。
後の祭りなのでビニールテープでも巻くかな。
皆さんもこれを作る際には汗対策をお忘れ無く。

そして、筆者は困ったときのセメダイン スーパーX頼り。
最近、筆者はこれを接着剤としてではなく、コーティング剤として使ってしまうことが多いです。

ReverseCable_010.png

隙間を埋めて乾かしているところ。

最後に

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2018-04-28

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