U.F.O. SA をメンテ&ステップアップ7 2台目もコネクタ加工

なんとか1台目のプラグ&ジャック化、コネクタ加工を終えて数日実使用しています。
うん、大丈夫そう。2台目に取り掛かりましょう。
同じ作業になるので、作業そのものについては前回の記事『U.F.O. SA をメンテ&ステップアップ6 プラグ・ジャック化(配線しなおし)』をご参照いただいて、今回は2台目の1台目との差を中心にレポートいたします。

2台目はこんな感じ

筆者のU.F.O. SA、1台目は発売開始直後の2015/07/01注文で296日間の使用で片側に断線の症状が見られ始めたため、分解修理を試みましたが当時は黒いコントローラーケースを開けることが出来ずに頓挫。そのまま放ったらかしにしていたものをついこの間、修理とメンテナンスを施し、プラグ&ジャック化も行い復活しました。

2台目は1台目の故障からすぐの2016/04/26注文でそこから今日まで、1台目のときの反省を活かしつつ使用を続けてきたことで無事稼働を続けてきたものです。

今回は、その2台目もプラグ&ジャック化作業ということで、コントローラーケースまで開腹しましたので、特に1台目との差を中心にお伝えしたいと思います。

外から見て大きなところではカップの厚みが厚く、しっかりしたというところが大きな違いで、これは以前にも記載したことがあるかと思います。

内部的には、

UfoSaConnector_021.png

まずこれ、コントローラーから配線を外した引っこ抜いたところの画像なんですが、白い被膜が途切れたすぐ先で赤黒の配線を捻っているのがお分かりでしょうか。

おそらく、コントローラー内部に遊びとして残しておいた配線の余裕代が、使用で引っ張られるごとに外に出てしまい、結果として白い被膜の無い部分が露出してしまうようになる、という不具合に対する対策なのかな? と思います。

まぁ、そうは言っても、筆者のこの2台目も若干露出気味になってしまっていましたが。(露出するたびに押し込んでました。)

この部分、12芯の汎用コードで配線しなおすと、基板とコントローラーケースとの隙きが無くなる分より強く固定された感じになるので、太めの電線で配線しなおすというリペアの方法は非常に有効だと思います。
これは、筆者としても純正と合わせることを優先にしなくて良かった、と思える部分です。

あ、そうそう、ちなみに黒いコントローラーケースですが3本のネジを外した後、手で持ち上げようとして動かなくても、マイナスドライバーみたいな引っ掛けられるもので軽くこじってあげるだけですんなり開きました。
スマホのバッテリーカバー開けるよりもラクラクでした……

UfoSaConnector_022.png

基板上に長めの銅線でくっついているちょっとだけ緑がかった水色のパーツ(コレ何? コンデンサ?)が1台目では完全に基板の裏に隠れるように配置されていたのですが、2台目ではここに。
しかも、これ、ボンドか何かで止めてますから、意図的にここにしたことが伺えます。断線対策でしょうかね?

UfoSaConnector_023.png

これは製品の差異では無くて、使い方を気を付けるだけでこれだけ差が出たよ、という見本なのですが、使用期間としては2台目の方が1台目の2倍以上使い続けているにも関わらず、非常に綺麗でサビも全く出ていません。
これがやはり、コントローラー内に汗が侵入しないように気を付けた結果です。大差ですよね。

ちなみに、もう一個上の画像も非常にすっきりと綺麗でしたが、1台目はこの内部まで白く粉が噴いたみたいに汚れていて、パーツの隅々に汗染み汚れがこびり付いていました。(^^ゞ

UfoSaConnector_024.png

白いコントローラーカバーもご覧の通り。
これは拭き掃除もしていない状態です。

ほとんど汚れていませんね。使い方の工夫で大きく差が出た部分でした。

中盤からマイナーチェンジの差というよりも使い方の差の解説になってしまいましたが、同じ製品でもブラッシュアップは続けられているんだなぁ、というのがお分かりいただけたかと思います。

これでも筆者の2台目ももう3年目に突入していますので、今から新規に購入するとまた違った部分があるのかもしれませんね。

おしまいに加工を済ませた1台目&2台目と作成したリバースケーブルの集合写真で締めたいと思います。

UfoSaConnector_025.png

どーん!!!

さあ、これで、筆者のU.F.O. SAはコントローラーとカップの組み合わせも自由。対称回転にも出来る、と飛躍的に自由度が増しました。

その先に見えるのは、そう!
コントローラーに繋ぐカップ(モーター)は1つでも良いんです!
左右それぞれが別々のコントローラーで動かすこともできるんです!
左右別々に動かすメリットはその動きだけでなく、各コントローラーに1つしかモーターが無いため、バッテリー消費が少なく済み、連続稼働時間を延ばすことができます。
また、負荷が半減するので、今までと同じ制御でもより力強く動いてくれることも期待できます。
(グリスアップして負荷低減もしたし、電線を太くして電気抵抗にも配慮したので、かなりリフレッシュできた感があります。)

あとは筆者の腕次第。
この2つのコントローラーをどうやって制御するかですよね、ウンウン。
これからデバッグ作業に入ることになりますが、上手く動いてくれると良いなぁ。

故障品も含めて2台お持ちの方は、これを機会にメンテナンスとリペア、挑戦してみてはいかがでしょうか。

最後に

アダルドグッズや同人コンテンツなどをご購入の際にはこのサイトのリンクを踏んでから購入していただけると、いくばくかの紹介料をいただけるので筆者が大変助かります。
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2018-05-24

コメント

修理方法について KM [2021-11-05 00:43]

初めまして、左右とも動かなくなりました。充電は出来てます、原因は何が考えられますか><?
修理依頼とかできませんか??

Re: 修理方法について 山牧田 湧進 [2021-11-05 11:53]

U.F.O. SAって動かなくなると急に凄く大切なモノのように思えて来ますよね。
という前置きはさておき。

すみませんが、私はエスパーではありませんので、これだけの情報では何も分かりませんし、現物見ないと判断もできません。
こちらはただの一般人のブログです。
個人で遭遇した事象について記事にすることは出来ても、他人様の故障原因は分かりかねます。
(ただ、想像で可能性を列記することはできるかもしれないので、それはできたら記事化しますね。)

また、修理依頼はお受けできません。
製造元か販売者に相談してみてください。
筆者が行っている『修理』というのは筆者個人にとっての修理であって、他人様からするとある意味ただの『破壊』行為です。
そもそも純正のパーツとか持っていないし、責任の担保とかとても無理です。

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