こすりつけ天狗 (オナホール?) 実使用レビュー

ずっと気になっていた製品が入手できました。

こすりつけ天狗
こすりつけ天狗 'N

オナホール? サック?
一応、内側にヒダ(ヒダというよりも滑り止めなのかもしれませんが)があるという点ではオナホールっぽいのですが、積極的に穴にズコズコさせるものでありませんので、ちょっと違いますね。
そういう意味ではサックの方が近いのかな?
ただし、サックのように、これを装着しておセックsしましょう、とかそういう製品でもありません。
しかも、玉まで含めて装着するタイプですからね。

筆者はこれをアナニーしているときに使ってみたらどうだろうか? と考え購入しました。
例によって、何回か記述したことがありますが、筆者のアナニースタイルについて。(別に言いふらしたいことではないのですが、説明しないと『なぜこの製品?』というところに繋がらないので(T_T))

筆者はベッドに仰向け、尻の下にはタオルを敷いて、股の間には『ディルドベース2』いわゆるディルドを固定する台ですね、これを置いています。
仰向けでディルドを挿入しつつ、胸にはU.F.O. SAを自分で分解メンテ配線強化&コネクタ化&2台コントローラーで左右独立ランダム制御(『U.F.O. SA/A10サイクロンSA/バッハスマート コントロールアプリDual版Ver.1.10』)、股間の根元には『コックリングの代用品 その1 「Oリング」』であるOリングを二重装着、そして、おふとんを丸めて上に乗っける。
という贅沢なフルコース(準備だけでも結構な時間が掛かるよね)、あ、HMD被って、お好み動画もしくはスライドショーを見ながら(わーいド変態だー)、という本当にフル装備状態なのです。

んで、それで、筆者はちんこフリーハンドでイクわけですが、そこで困るのが先走りやザーメンがおふとんに付いてしまう問題です。
筆者はこれを現在、安価なコンドーム大量セットを購入して使用しているわけです。
が、コンドームってゼリーが付いているので、それを拭ってから使うという面倒なことになっています。
(まぁ、個人使用しかしないので洗って再利用しますけど。洗えばゼリーは取れるので、洗って再使用の方が楽です、はい。)

今回はコンドームの代わりにこの製品を装着してヤッてみよう! というわけです。
さて、どうなるでしょうか?

早速、パッケージ写真から。

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側面もみましょうね。

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実際に使用した後になって見てみると若干の違和感を感じるのですが、それはまた後述。

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このマネキン、ちょっと変じゃね? (ネタバレ)

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バーコードのモザイク忘れてて後付したらカラフルになった。ははは。

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日本語で分かり易いパッケージですので、特に追加説明は不要ですね。

それでは開封。

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ローション付きです。

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型崩れ防止の芯棒が入っていました。芯棒の長さがほぼ150mm。
これが、すっぽり入ってなお余裕が1cm強ありましたので、内部の挿入長は16cmを超えます。

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一応ですね、敏感な雁首下の辺りは薄めにしていて、竿中央部は玉袋との干渉避けをしつつ、どこかに引っ掛かり易い形状とでもしているのかな、って思います。
それなり考えられているのかな、って感じです。

インプレッション

まず、この製品は基本的に何か他の物に接触させるという用途を想定しているため、オイルブリードの心配はほぼ無用になっています。
パウダーまぶして誤魔化していたりもしません。
全く油っぽくはない類のものです。
でも、この素材どっかで見たことあるなぁ。あ、表面ツルツルではないです。内部はツルツルですけど。

えーっとですね。筆者の個人的な感想としてましては、この製品は『貞操帯』の類だと思います。
もちろん、積極的にどこかに擦り付ければ、それなりの刺激は発生するのかもしれませんが、直接どこかに擦り付けるよりも刺激が強くなったりする局面はほとんど無いんじゃないだろうか、って気がします。
カバーですよね、ぶっちゃけ。

で、ですね。それ以上に気になった点がありまして。
装着が上手くいかないんですね、この製品。
で、筆者の付け方が悪いんじゃないか? って、あーでもないこーでもないしてたんですけど、結局、ちゃんと装着できませんでした。
それにはちゃんとした理由があります。

こちらをご覧ください。

Kosuritsuke_011.png

根元の部分から、玉袋が収まる場所までの距離。これをどう思いますか?
画像の赤い矢印を製品にめり込ませるように描いていますが、製品に厚みがありますので、これくらい距離があるわけです。
大雑把に言って4cm。

皆さん、玉袋ってそんなに離れてます?
いや、そもそも、玉袋って離れてないですよね。

つまり、この製品、ここの形状設計が完全にミスしています。

お陰で玉袋がちゃんと収まった感じがしない。
無理やり収めても、なんか竿の根元と玉袋の根元は収まらないので、なんか中途半端な感覚が拭えません。

その一方で、玉袋スペースは結構余裕のある設計ですよね。
すると、どうなるか?
竿が玉袋スペースに戻ってきてしまいます。

筆者は近年、勃起力の低下を痛感していますが、それでも平均よりも大きめの部類です。(若い頃に測ったときは17.6cm、今でも多分16cmくらいにはなると思います)
それでも、ちょっともにょもにょしていると(あれ、何かこれ書いていて急にデジャヴに襲われたけど、何か同じようなことって前にも書いたっけ? 閑話休題)竿が玉袋スペースに戻っちゃったりしますので、これを製品のコンセプト通りに使い切れる人でいったいどんな人なんだろう? という疑問がひしひしと湧いてきます。

さて、ここで、上の方に貼ったパッケージ画像を再度見てみてください。
特にマネキンに製品を装着させた写真を良く見てください。
……こんなに玉袋が出っ張っている奴なんて居る?
ディルドの玉袋ならこんな感じで出っ張ってる製品多いけどね。ディルドを見ながら設計したのかな?

ちなみに、装着状態で刺激を得ようとするには、どこかに擦り付けるというよりも、竿の先端部分を摘むと、先端部分のヒダが動くのでそれで亀頭責めができる、という程度でした。
竿全体を扱こうとすると、玉袋保持形状が邪魔になってヒダが動かず、竿玉ひっくるめて全体がゆらゆらと動くだけ、というような状態になります。
ローションを大量に入れるとまた状況は変わるのかもしれませんがそれをしてしまうとローション漏れを常に気にしなければならなくなり、擦り付けどころでは無くなってしまいます。
(もちろん、これらは筆者の使い方が悪いだけ、という可能性も十分にあることをご承知おきください。m(__)m)

なお、時間の経過により先走りや蒸れで内部はそれなりに濡れてきます。玉袋の根元まで先走りの一部が浸透してきているような感じがあったので、この製品を装着したら竿だけでなく玉までしっかり汚れるという覚悟が必要だと思います。

んで、これらをひっくるめて筆者の出した個人的結論は、この製品は『貞操帯』の一種である、です。
すっきりしない装着感と合わせて、「もどかしい」感は十分ありますので、むしろ、ちんこに刺激を与えないオナニーをしようとしている方にオススメできるかもしれません。

あとですね。これも筆者の使い方が荒いのがいけないのですが、あまりにも装着感が良くならなかったので、あーでもないこーでもないとポジション調整をしまくっていた結果ですね。

早々に破損箇所が複数。

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外だけじゃなくて、挿入口付近にも。(T_T)

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こういう新たな発想は嫌いじゃないですし、筆者もアマチュアながらいろいろと手作りしてますからね、気持ちは分かります。
ただ、発想一発から抜けきれていなかったかな。って気もします。

2019-02-09

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