それでは、いつものように、まずは材料から。
クリアネイルチップ(ミニタイプ)60枚。こちらはセリアにて購入。
その下に映っているのは未開封ながら恐らくゆうに20年以上は経っているであろう消しゴムの新品(!?)です。
そして、
ネイルチップ(レギュラー)120枚。こちらはダイソーにて購入。
というわけで、早速取り出して並べてみましょう。
この消しゴムは半分に切ると、アタッチメントのベースにちょうど良いサイズです。以前にも、『U.F.O. SA アタッチメント探究17 「消しゴムを細工」 (乳首責めグッズ)』でこの消しゴムを使用しています。(そのときは、消しゴムがそのままアタッチメントになりました。)
んでですね。ここで早速、筆者のおバカっぷりが発揮されるわけですが、筆者はこれ、そのまま消しゴムに爪をぶっすりと挿すつもりでいました。
流石に、そこまで消しゴム柔じゃねーし。(´;ω;`)ウッ…
消しゴムには軽く痕が付くだけ。爪の方は力を加えてしまったせいで、一部白く折れ曲がり変形してしまっています。
あー消しゴム台座案はボツです。
でも、筆者は最初から代替案をなんとなく思い浮かべてはいました。
といいますか当初は、消しゴムが柔いからそのうち消しゴムがもろもろになって爪の固定がガバガバになってしまうだろう、と考えていて、試作が成功したらちゃんと別の固定方法で作り直そう。そう思っていました。
そのちゃんとした方の台座、真打ち登場。
「おゆまる」登場!
筆者はこれまでさんざん自作アタッチメントを作成してきたわけですが、この手の造型で真っ先に候補に上がるはずであろう「おゆまる」は、なんと! ここが初登場です!
しかも、アタッチメントとしてではなく、台座としての登用。
……言い訳させてください。(突然、小料理屋で女将さんに愚痴を言い出す雰囲気)
画像見て思う方もいらっしゃいますかと思いますが、特に左側の「おゆまる」。すげー古い物です。
多分、今だと本数減らされているか(あ、画像は黄色の1本を使った後に撮ったので2本しか写っていませんが3本入りでした)、1本1本が小さくされてますよね、右のみたいに。
ここまで「おゆまる」を頑なに使わなかったのは面倒臭かった面倒臭かったからです。
うちの環境の事情で長時間熱湯を維持するというのが非常に面倒だったのと、はっきり言って、造型がそんなに思い通りにできないですよね。これ。使ったことないうちからそれは想像付いていました。
グルーガンみたいなもんでしょ?
熱いうちに整形しないといけないし、思い通りの造型なんてそう簡単に出来ないよ。そう思っていました。
型作って押し込んでみるか、とか考えてみても、型をどうやって作るか、ってところで止まってしまいます。
だいたい、型が出来たとしても空気抜きながら押し込める? とか、問題は山積です。
だから、材料の購入こそこういう風に凄く昔の時点でしていたわけですが、ここまで登場の機会が無かったわけです。
あ、裏も見ておきますね。
でも、アタッチメントの土台としてだったら、正確な造型の必要はありません。
適当な造型で良いのなら長時間の熱湯維持というのも考えなくて良くなるかもしれません。
それで、今回の初登場に繋がった、というわけです。
今回使用したのは古い「おゆまる」の一本。土台に使用する分にはこの一本で2つ分の土台にすることができます。
筆者が使用したお湯まるのサイズは約58mm×15.5mm×7mmの直方体です。
これを熱湯で温めて、適当に半分こします。
そして、最初は造型に慣れなくて手こずりましたが、適当に丸めて、そこに爪をぶっ刺すやり方が最も簡単だと分かりました。
というわけで、既にぶっ刺さった後の図。
なんかどうやってもピントが奥の作業シートの罫線の方に行ってしまうんですよね。
マクロに弱いカメラなのかもしれん。
なお、爪はABS樹脂で製造されていることが多く、これの耐熱温度はおゆまるを楽々上回り、沸騰している湯でも全然大丈夫ですので、整形ができる前におゆまるが固まってきてしまったら、そのまま爪ひっくるめてお湯に浸けなおしてしまっても大丈夫です。
納得行くまで熱湯CM!
んで、いつものように強力な両面テープ(車用の屋外でも耐えられる仕様)で固定……
なんですが、お湯まるって全然くっつかないですね。
これは困った。
一応、大きめのを寄せ集めて作った左側と、小さめのを寄せ集めて作った右側。
でもですねぇ、えーと、くっつきにくいという問題は杞憂に終わりそうです。
というのも、……
これ、筆者のイメージとしては『U.F.O. SA 自作アタッチメント 乾式への挑戦 (乳首責めグッズ)』にて作成した布製乳首プロテクターとセットで、布越しに爪でコリコリ、だったわけです。
実際のところ、感触としてはそんなに悪くはなかったんです。
コリコリでは無いけれども、痛いわけでもないし、刺激もまあちゃんとある。
ですが、そんなに長い時間試したわけでもなかったはずなんですが、その後、じんわりと乳首周辺がヒリヒリしだしまして、小一時間くらいヒリヒリが続いていました。
怪我までは行っていませんし、その晩普通にチクニーしまして、なんともなかったので、ダメージはそこまで深刻ではないのですが、それほど長い時間の試用をしたわけでもないのに、その後に違和感が残ったため、実用には値しない、と判断しました。
敗因ですが、これ、実はちょくちょく出てくる電動おもちゃの弱点でもあるのですが、
「極低速で動かせない」
これが最大の要因だと筆者は考えます。
最低速でも結構速いため、コリコリじゃなくてザザザザってなってしまうんですよね。
え? 爪の枚数減らせ? そういう問題じゃないんだよなあ。
爪の枚数減らしたって、爪が通り過ぎていくときの速度がもっとゆっくりになってくれなきゃ意味が無いんですよ。
むしろ、爪の枚数はもっと増やしても良いくらい。(いや、それは言いすぎか。でも、スピードが遅くなってくれなきゃどっちにしろ改善はできません)
ですが、過去記事『U.F.O. SAの分解と故障ケース(筆者の場合)』で検証したとおり、汎用モーターの中では極力低速に減速しているモーターを採用しているっぽいんですよね。U.F.O. SAやU.F.O.の場合。
話脱線しますけど、乳首用に限らずに未だに「高速」であることを売りにしているおもちゃってたくさんあるじゃないですか。
あれって、全部言い訳ですよね。低速にできないことの。
必要なのは「低速でかつ低速でも止まらない」ことであって、それができないから「高速」と言って誤魔化してるだけ。
U.F.O. SAやU.F.O.のモーターでも5段ギアで減速してますからね。
でも、もっと低速に振って欲しいなあ。
筆者の場合ですと、1〜100に速度調整できる中で最大でも30程度までしか使っておりません。
今より3倍低速にしてくれても良いんだぜ。
その分トルクは上がることになるし、是非、さらなる減速をお願いしたいところです。
それができたら、もうちょっと爪でコリコリといった感じにできそうだし、乳首の痛みも減ってより長時間の使用に耐えうるようになると思うんですよ。こういう際どいアタッチメントでも、ね。
あ、ちなみに、改善案としまして、おゆまるを指に見立てて、もっと爪の先端近くまでおゆまるで覆うという案がありますが、どのみち現状の最低速では速すぎて、望みの刺激は得られそうな気がしません。
なんか、負け惜しみみたいになってしまいましたが、筆者はここでは終わりません。
たかがメイン企画を潰されただけだ。
実は爪やOリングを購入するのと同時期に、ふとお試しのつもりであまり期待せずに思い付きで購入した部品が筆者の期待を超えた働きをしてくれたっぽい(まだ長時間の試用をしていないのですが短期では非常に好印象)ので、次回はリベンジである。(でもね、たぶん、きっと)
次回、湿式・乾式両用自作アタッチメント!
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↑2019-02-15