U.F.O. SA／A10サイクロンSA／バッハスマートコントロールアプリご注意

筆者が公開しています、U.F.O. SA／A10サイクロンSA／バッハスマートをAndroidからコントロールするアプリ『UfoSaCtrl』。
現在では2つのデバイスを同時協調（あるいはバラバラも可能）制御できる『U.F.O. SA／A10サイクロンSA／バッハスマートコントロールアプリDual版Ver.1.10』とシンプルな1デバイス単独制御の『U.F.O. SA／A10サイクロンSA／バッハスマートコントロールアプリPro版Ver.2.10』が最新版となっています。

半年以上バージョンアップしていないんですが、一応、筆者の環境ではAndroid9.0(Pie)での動作まで確認できていまして（記事『2018年末だから総括しておきますよ』でも触れているんですが）、特に問題なく動作しています。

ただですね、昨今のAndroidデバイスの流れからして若干不安に思う点がありまして、今回はそれに触れておこうと思います。

基本的にアプリの問題は筆者が改修すべきものなのですが、AndroidOS側の問題ってのはアプリ開発者側ではどうにもできないんですね。
OSサポート業をやっているわけでもないので、そういったところに深く首を突っ込めないし、突っ込みたくもありません。
ただ、OS側の問題であってもアプリのせいにされる、ということはちょくちょくあることですので、一応注意喚起をしておこうかと。

Android、特にスマホではバッテリーの持ちを気にされることが多く、メーカー側が（情報は収集しつつも）バッテリーの持ちを良くするためにOS設定の調整を独自に行っている、ということが増えてきています。

そういうときにすぐに槍玉にあがるのが、スリープ（画面オフ）時にアプリや機能を停止させてバッテリーの消耗を防ぐ、というやり方です。
メーカーのOS調整次第ですが、画面オフ時には「Google開発者サービス」以外の全てのアプリを停止させてしまう、なんて場合もあります。
こういうふうにされているAndroidデバイスでは、そのままでは筆者のアプリは上手く機能しません。

そもそも、長時間コントロールするものだから画面オフでも制御を続けたい、という思想でわざわざ難しい作りに手を出しているのですが、OS側がそんなことお構いなしに画面オフしたらアプリを強制停止してくるようでは、せっかく苦労して作った機能が仇になってしまいます。

もし、画面オフにすると制御が止まってしまう、という症状が現れるようでしたら、OS側が止めている可能性を疑ってください。
そして、もし設定変更ができるようでしたら、筆者のアプリを画面オフ時でも止まらないように設定してあげてください。
怪しいのは電力関係の設定です。
メーカーによって設定の持ち方はバラバラですので、筆者が『ここ』とダイレクトに場所を示すことは済みませんができません。

筆者はもうROMを書き換えてしまったのですが、LeEcoのスマホでEUIという独自カスタマイズされたAndroidOSで上記のように『画面オフするともれなくアプリを停止させられてしまう」という状況に遭いました。
「画面オフ」だけでなく、他のアプリを前面に持ってくるだけでも停止させられたかな？　ちょっと記憶が曖昧ですけど。

バッテリーの持ちもそうですが、メモリの空きを気にしてやたらとアプリの動作を強制停止しメモリ解放を行うスマホもあります。
その場合も同じく、画面オフや他のアプリを最前面に出すだけで、筆者のアプリがOS側に強制停止されてしまいますので、設定を探して筆者のアプリが強制停止されないように設定してあげてください。

最悪、スリープしないように設定して、画面点きっぱなしになってしまいますが、Immdiateの状態で使い続けていただくことは可能かと思います。けど、やっぱ無駄に画面点きっぱなしとか、いやだよねぇ。

くどいようですが、もし、画面オフとか他のアプリの起動を機に筆者のアプリが強制停止されているようでしたら、上記のようにOS側の設定による対処をお願い致します。m(__)m

（追記：機種によってはアプリの強制停止はしなくてもBluetoothデバイスの強制停止をしているケースがあるかもしれません。（それっぽい挙動を体験したこともあります）画面オフでBluetoothデバイスが停止されないように設定できるようでしたら、そちらもお願いいたします。当アプリが画面オフ時でもアプリの強制停止がされないこととBluetoothが強制停止されないことが必須条件となります。）