U.F.O. SA アタッチメント探究23 「樹脂粘土」 (乳首責めグッズ)
前々回、『U.F.O. SA アタッチメント探究21 「素材だけ回」 (乳首責めグッズ)』の記事で素材の紹介だけさせていただいた物を使用しての造形チャレンジと試用インプレッションになります。
さて、今回使用するのはこちらの自由成形素材、ポリマークレイ。

このテの自由成形可能な素材でアタッチメントを自作するのは何気に初! のような気がします。
上手く行くかな? ドキドキ。
勇気を持って袋を開けてみます!(&硬化の始まり)

あー、他の方のブログでもちょこっと見たんですけど、開封時点では粘土が袋にびっちゃりくっついちゃっていますね。
製品製造日からの経過日数など状況にもよるのでしょうが、次第に水分が抜けて硬化していってしまうことを考慮してなのか分かりませんが、開封直後は若干水分過多で、ベチャベチャとあっちこっちに粘り付いてしまいます。
若干水分が飛んで、外側がやや硬化した状態になった方が、まとまりが良くなり成形もしやすくなりますので、開封してからすぐに急いで慌てて作業を終わらせようとしなくても大丈夫。
むしろ、大枠の形だけ先に作って、細かいところは硬化がやや進んでから造形していった方が狙った造形にしやすい。
ひとしきり粘土を捏ねてみた感想です。
てなわけで、作成中のお写真をば。

なんか、前回の記事では嵩上げしないで磁石に直接付ける形なら1セットしかできなさそう、みたいなことを書いていたのですが、嵩上げ無しでも2セット(4個)作れそうです。
ちなみに、この最初の造形は、始め洗濯機の底で回る羽みたいな起伏の形状を想定していて、それに緩急を付けて、鋭い凸と緩やかな凸を作ろうを思っていたのですが、思ったようにできなくて、こんな感じになっています。
しかも、大きさを合わせるためだけに磁石に付けて作業していたのですが、このまま磁石に固定しちゃって良さそう、と思って、作業を進めていたら、後に磁石の極性が逆だったことに気付いて造形のやり直しをするハメになっています。
いわゆる、ボツバージョン、ですね。
2個作ってみたときの状態。

乾燥しすぎた時用に水のスプレーボトルを用意しておいたのですが、水は含ませすぎるとすぐにべっちゃべちゃになるので、付け過ぎ厳禁です。
やや固めの方が造形しやすいですし、全体的にやり直す、って時以外はほとんど水の追加は不要なんじゃないでしょうか。
(ベチャベチャになることを利用して、接着っぽくしたいところはわざと水を付けてベチャベチャ化する、という手もあります。今回の場合は磁石面に水吹き掛けました。)
もう1セットは前回、素材と同時に購入したポンチを使って。

柔らか素材に造形しようとすると、全体が変形していってしまうので、全体の形を直しながらの作業になります。
また、急いで押すと全体への影響がより大きくなってしまいますので、造形したいところだけを造形するには無理に押さないことが大事。
後、造形に使う道具も、分厚い物だと全体を押して変形させてしまうので、先端が鋭利な物の方が向いていると言えそうです。
こうして、造形してみた結果がこちら。

上はなんだろ? この工具?
スクレーパーっぽい物で、造形しています。
基本的には外から中心に向かって、花びらを閉じさせていくようなイメージで工具を動かすと上手く形が作れたように思います。
あと、作業中に思ったのが、菓子職人の人がやったら上手に出来そうだな、と。
特に和菓子の、ね。
ねりきり扱っているような感じがしました。(やったことないけど)
下は5mmのポンチで。
強く押すと全体をひしゃげさせてしまうので、ゆっくりスッと。
こちらも袋から出して慌てて造形するよりかは、やや硬くなったところでポンチグリグリした方が全体の型崩れも少なく、狙いの造形がしやすかったような気がします。
別角度からも。

ポンチを使った奴がたこ焼きみたいにみょうに丸くなってますけど、ポンチを押し付けた際に素材全体が引っ張られちゃうんですよね。
それで、円筒形に残るのではなくて球みたいな形になってしまう、と。
これも、少し時間を置いて表面がやや硬化してからの方が造形しやすいと思います。
あまり柔らかいときにやってしまうと、ポンチを上げるときにくっついてきちゃうんですよ。
筆者も初挑戦でコツが分からなくて何度もポンチ押し付けて造形が汚くなってしまっていますけど。
(実用上問題が無ければ良しとします)
もう1枚。

ここまでが、造形中の写真でした。
さて、1cm球で完全硬化まで3日が目安、ということで、経過を観察。
まずは約1日経過後。

水分が抜けた感じはなんとなく分かる、って感じですかね。
まだまだ、強い力を掛けるとひしゃげてしまいます。
別角度からも一枚。

続いて、約2日経過後。

これ、画像で見分け付く?
一応、真面目に一日ごとに写真撮ってるんですけど。
別角度からも。

写真では見分けが付かなくて、画像管理が難しいところですが、ここから約3日経過後。

一応、1cm球体での硬化目安が3日、ということなのですが、特にポンチ造形の方が確実に1cm球体よりも硬化しづらい形状になっているので、もっと時間掛けないとダメでしょうね。
底面に磁石を付けてしまっていて、底面から水分が抜けない、という点からも硬化にはもっと時間を要すると考えた方が良いでしょう。
恒例の別角度から。

うん、違いが分からない、約4日経過後。

表面を触るだけだと硬化できているような気もするのですが、少し力を強めてみるとまだ粘土的な感触が若干する(強くしすぎると変形してしまうかもしれないのであまり大きな力は掛けれませんが)ような気がする。
しかし、硬化しきった後の硬度や感触を筆者は知らないので、どこが終着点なのかも分からないんですよね。
表面の感触だけだと、ちょっと軽めのプラスチックといった感じ。
石膏とも違うけど、彫刻刀とかでサクサク削っていけそうな密度感です。
でも、現在の硬度で安定するのだったら、多少の柔軟性を残していることになるので、そうなると、特にスクレーパーで成形した方はもっと凸を羽のように薄くして、ピンピン弾いてくれるように造形した方が良かったかもしれないです。
いずれにしろ、完全硬化を待って、試用した後にまた次を考えましょうねぇ。
とりあえず、1つで2セット(4個)作れることが分かったので、コストパフォーマンスは結構良いですからね。
別角度からも。

5日経過後、6日経過後も律儀に写真撮ったのですが、正直、見た目の違いなんて分からないですよね。
軽く触った感じだと乾いているようにも思えますが、ちょっと力を込めると、まだ粘土のようにぐにゃっと変形しそうな感触が残っています。
そこでですね、防水性が確保できていれば試用に踏み切ろう、と考えたんですね。
試しに霧吹きで水をシュッと。

あれっ?
これ、アカンのとちゃうんの?
妙に明るく水色っぽくなっている箇所があるのが分かりますでしょうか。
これ、表面が剥げたところです。
いや、単純に硬化不足なのか、実は耐水性なんて期待できるほどのものにはならないとか?
確かに1cm球よりも随分と大きな造形ですので、完全硬化にかなりの時間が必要なのは分かります。
でも、一番乾き易いであろう表面に水滴が付いて、指でちょっとこそいだだけで色が変わるほど表面が削れてしまう、ってのは……
うーん。
梅雨だしなあ。連日雨曇りだしなあ。どうなんだろうなあ?
(一頻りあちこち調べてみたりした結果)
そういえば、透明感が全く出ていないことに気付きました。
こいつ、まだ全く硬化してない、ってことじゃないだろうか?
これは一月とかの長いレベルで経過を見守る必要があるかもしれないな。
もしくは、晴れの日(全然無いんだけど)に天日干ししてみるか。
一ヶ月以上晴天の日なし
いや、途中でアタッチメントの乾燥のことをすっかり忘れていた日々もあったので、もしかしたら、何度かチャンスがあったのかもしれませんが、今年の梅雨は雨降り過ぎで、うちは立地環境的には水害を心配する必要が全く無い地域のはずなんですが、それでもなんか不安になるくらい毎日大量に降ってましてね。
天日干しの機会を伺っていたら一月以上経過してしまいました。
成形作業が6/25。そこから乾燥を待ってようやく天日干しをしたのが昨日今日です。なんじゃそら?
ただ、丸一日中天日に晒せていたわけではない点と、晴天でも相変わらず湿度が高い点は特記事項としてあげておきます。
では、早速、期待を持って天日干しの結果を、バーン!

んー、なんか変わってる?
無理やり言うと、ほんの微妙に色が濃くなっているような気はするんだけどさぁ。
別角度からも、

触った感じだと、表面はほぼ硬く、とはいえあまり密な感じはしていなくて、いわゆる粘土が固まった感じ。(そのまんまやんけ!)
ただ、成形後1周間くらいまでは、ちょっと強く押すと内部が歪むような固まりきっていない感覚があったのが、大分無くなっています。(完全には無くなってません)
ただですね、逆に言うと、柔らかく固まってくれる、なんていう期待は脆くも崩れ去りまして。
カチカチとまでは言いませんが、全くしなってはくれません。
そういう意味では既にもう失敗が見えています。
さ、追い打ち掛けましょうかね。(破れかぶれSというニュージャンル)
耐水性チェックのためにスプレーで水をぶっ掛けてみます。

こ、これは……アカンやろ……。
見ただけでダメだって分かりますよね。完全に変色してますもんね。
軽く指で擦っただけで指に色移りします。
100%完璧なアウトです。
「乾燥させると耐水性になります」っていう製品説明はいったい何のことを指していたのだろう?
耐水性なんて微塵もありませんでした。
インプレッション
なんてできないよ、これじゃー!
乳首真っ青になるの確実だし、下手したらこれ粘土が崩れてU.F.O. SA本体に影響を及ぼしかねません。
実は筆者、乾燥経過を見てアタッチメントとしての使用は99%諦めてはいたのですが、それでも普通の粘土よりは耐水性はあるのであろうと考えて、アタッチメント成形の型としてなら使えるんじゃないか、と1コ追加購入しちゃってるんですよねぇ。
型としても耐えられない可能性が出て来た。
ううむ、どうしよう……
& 過去最高に近いレベルで手間暇掛けた挙げ句、試用すら不可能という壮大なズッコケ。
期待されていた方、済みません。& 失敗データとして蓄積できたということでここはひとつ。
(時間掛けて2セットも作った筆者が一番泣いているゼ!(´・ω・`))
最後に
アダルドグッズや同人コンテンツなどをご購入の際にはこのサイトのリンクを踏んでから購入していただけると、いくばくかの紹介料をいただけるので筆者が大変助かります。
筆者の作成コンテンツやアプリなどが役に立ったとか面白かったとか、ありましたら応援していただけると幸いです。