U.F.O.SA 4年経過

2011年2月初めてU.F.O.を購入し、
2013年7月断線等によりU.F.O.を追加購入し、(記事『U.F.O. 実長期使用レビューと自作アタッチメントへの導入 (乳首責めグッズ)』)
2015年7月、U.F.O. SA発売とともに購入。(記事『U.F.O. SA 実購入使用レビュー + 経過報告も (乳首責めグッズ)』)
気がつけばそれから4年が経過しました。

全くの無事というわけではなく、むしろ、故障発生後一旦自力修理を諦めて2台目を購入した後に再度修理に挑戦して復活、という紆余曲折を経過していますが今は元気です。

UfoSa4Years-001.png

こちらは集合写真。
左側2つのカップが初代U.F.O. SA、右側の自作アタッチメントが付いている2つが2台目になります。

黄ばんで汚く見えているかもしれませんが、修理後の実用上の大きな問題は特に発生していません。(一回、断線があったけど、完全に自分のハンダ付けが悪かった作業ミスですので。あ、一応そのときの記事『U.F.O. SA 自分で改造したところが故障、のメモ』)

1台目の断線故障により2台目を購入したのが2016年4月で1年もっていないのですが、1台目はかなり酷使したので断線以外にも錆が酷かったりして、そこからかなり使い方にも気を配るようになりました。(が、自力修理後はまた結構ずぼらに戻ってますけど)記事『U.F.O. SAの分解と故障ケース(筆者の場合)』)

この1台目の故障を気に、ずっと気にしていたBluetoothによる独自制御に手を出し(毒を食らわば皿までの精神で)、UfoSaCtrlシリーズの開発を行うようになりました。

2台目はかなり気を付けて使用していたつもりでしたが、それでも丸2年間使用してかなり怪しい状態になってきていました。2018年5月に1台目を大胆に修理するとともに2台目もメンテナンスして現在に至ります。(記事『U.F.O. SA をメンテ&ステップアップ7 2台目もコネクタ加工』)

やはり、U.F.O. SAのウィークポイントは断線しやすいということ。
その前身となるU.F.O.の時代からカップ側の断線頻度が高いことが分かっていたせいか、U.F.O. SAではカップ側の配線には結構気を配られている感がありましたが、U.F.O. SAで初めての構造となる直結されたコントローラー側の方が弱く、また、カップとコントローラーが連結されているがゆえにカップやコントローラーの自重が断線を誘発するようになっている、という弱点がありました。

その弱点を、コントローラー側配線を一段太い電線で全て換装したことで、断線の心配がかなり少なくなり、実際、筆者のハンダ付け失敗による断線こそあったものの、いわゆる、線そのものが弱くて断線という現象には修理移行見舞われることはなくなりました。

もう一つの大きな弱点、『錆』。
U.F.O. SAでは短い配線でコントローラー一体型となったことで、コントローラーが身体に近い部分に置かれます。
そのため、汗の影響を非常に受けやすくなっている、という弱点がありました。
コントローラーはシリコンボディに覆われているわけですが、ネジ締め用の小さな穴が空いており、そこに水分が入ってしまうと、穴の小ささゆえに逆にいつまで経っても乾かず、ネジの錆がどんどんと進行していきます。
また、充電のコネクタ部分も同様に小さな穴に水分が入り込み……と分解したときの錆っぷりは凄いものがありました。

配線引き直し修理により、線を長くして身体から離せるようになったことで錆の心配もほぼ無くすことができました。

そして、配線引き直しと同時に、コントローラーとモーターカップを直結せずにお互いにコネクタを付けて離せるようにしたことで、断線するような力が掛かってしまったときに真っ先にコネクタが抜けるという安全機能も装備することができるようになりました。
さらに、コネクタ方式とすることで、コントローラーに接続するモーターカップを1つだけにすることもでき、故障の都合上U.F.O. SAを2台持つことになった筆者は、コントローラー2台にそれぞれモーターカップを1つずつという左右分離動作の環境を手に入れることができるようになりました。(記事は複数あるんですが『U.F.O. SA をメンテ&ステップアップ1 リバースケーブル』あたりから)

これを有効活用するために、2台同時に同期も反転もバラバラ動作も行えるUfoSaCtrlのDualバージョンを開発し、左右でシンクロしたりバラバラになったりという状況を楽しんでおります。

ただ、このコントローラー2台体制の利点はそれだけではありません。
バッテリー負荷が半分になるため、バッテリーの劣化が抑えられるようになります。

感覚的な話しかできないので申し訳ありませんが、2台いっぺんに動かしていたときはやはり1年2年経つとバッテリーがヘタってきたかな? という感じがしてきたものですが、2台体制になってからはあまり気にならなくなってはいます。
負荷そのものが軽くなっているので、既にヘタっているバッテリーでもそれなりに動いてくれるので、バッテリーの劣化だけでなく、動作そのものにもプラスの影響が出ています。

というわけで、太い配線へと引き直し修理をしてから、概ね快適なU.F.O. SAライフ(なんじゃそれ)を送ることができ、丸4年を無事通過することができました。

U.F.O. SAは非常な高価な製品なので、「改造しようぜ」なんて決して気軽には言えないのですが、もし、動作がおぼつかなくなってしまったりしたら、単純に捨てるかしまうだけになってしまうようであったら、思い切って改造修理してしまうのも一手なんじゃないかと思います。
筆者のように、新しいのを買って、新しいのを使いながら、古いのを修理して、古いのがちゃんと動くのを確認したら、新しいのも手を加えてみる、なんていう流れができたとしたら、使い勝手の良い左右独立体制が築けるかもしれません。
そのときにはUfoSaCtalDualがお役に立てることでしょう。

断線と錆さえ気を付ければU.F.O. SAは結構モツもんだよ、ということが現在の筆者の状況からお伝えできるかと思い、今回このお盆に記事を起こしてみました。

最後に

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2019-08-12

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