7インチアンカットコック 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)

包皮を完全に別物として、本体に被せることで適度な包皮のズレと『包茎』を実現させようというコンセプトのディルド。
今回はその大型バージョンとなる『7インチアンカットコック』の実試用レビューです。

7インチアンカットコック
7インチアンカットコック 'D
7インチアンカットコック
7インチアンカットコック 'N

以前、『6インチアンカットコック 実使用レビュー 包皮の流用なんかも (ディルド アナルグッズ)』で取り上げたのと同じメーカーの製品です。

6インチアンカットコックで若干気になっていた部分が改良されているのではないかと、製品写真から見て取れたので購入してみました。(半年ほど前『ROCKET+1Dなど久々のグッズ購入』の話です)

開封しながら写真を撮っていった(これも約半年前)ので、早速開封の様子を見てみましょう。
まずは、外箱、製品写真の面から。

UncutCock7-001.png

なんか、上蓋の真ん中らへんが変に持ち上がってない?

続いて、説明書きの面です。

UncutCock7-002.png

恐らく、書いてある内容としては6インチアンカットコックとほぼ同じだと思います。
筆者謹製の適当な和訳を『6インチアンカットコック 実使用レビュー 包皮の流用なんかも (ディルド アナルグッズ)』の記事に載せていますので、詳細が気になる方はそちらをご覧いただければと思います。

掻い摘むと、包皮と本体の間にローション入れて滑るようにしましょう、って話と、清潔にしろよ、って話です。
包皮と本体が別になっているので、使用しないときは包皮の内側の衛生に特に気を付けて、濡れたままだと雑菌の温床になるし、包皮と本体を合体させたまま乾くまで放置したりすると癒着しかねないので、まあ、別個に乾かして保存するのが無難です。

残りの上面と底面。

UncutCock7-003.png

で、ですね、この箱の蓋の変な盛り上がりなんですが、結論から言うと開封品を寄越されたようです。
恐らく、輸入の段階、えーっと関税で良いのかしらん? で開封されたのではないかと想像しますが、それをそのまま新品として送られて来ました。

全くの余談なんですが、ちょうど同じ頃に某尼損で購入した新品のはずのバリカンにがっつり誰かの毛が付着している、という目にも合っていまして、国内の通販でもこんな目にちょくちょく合わされるんだったら無理に高い国内通販を選ぶ意味なんてあるのか?
ってちっと思っちゃいましたよ。
あ、愚痴ってすみません。
ちなみに、海外通販もやっぱりそれなりに問題にはぶち当たりますよ。
製品そのものの問題にはまだ遭遇していませんが、届かないとかいつまでも発送しないとかはそこそこあります。

UncutCock7-004.png

んでですねえ、酷いのが、この(恐らく関税の)検査開封後の処置で、このトイクリーナーの方を開封されていたのですが、蓋を開けっ放しのままビニール袋を縛って放置。
当然、中身は全てビニール袋内に散乱して半生乾き。
画像では分かりませんが、袋内はどこもかしこもベッタベタです。

擁護してあげるとするならば、確かにこのポキンと折ったプラの頭がそのまま蓋にもなるとか想像し難いのかもしれないけれども。
筆者最近、こういう雑な仕事の被害を受けることが非常に多いんだよなあ。
呪われてるレベルで。

一応、本体のディルドの方には実害は無いので、先に進みますね。

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ディルド本体もビニール袋に入っていました。
ってか、デカいな。(゚д゚)!

袋から出して、6インチアンカットコックと比較してみましょう!

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製品の数字上は6→7インチと1インチ=2.54cm増えているだけなのですが、実測で3.5cmくらい長くなってます。
太さも心持ち太くなっているような気がしなくもないですが、寸胴になっている部分の太さはほぼ同じです。

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『pipedream』と主張が激しいですが、これは本体と包皮の位置合わせの目印にもなっています。

UncutCock7-008.png

こう、横倒しにしてみると分かりやすいかな?

7インチアンカットコックの亀頭がちょっと大きく頑張っているのが分かりますでしょうか。

6インチのときに筆者も思ったのですが、亀頭サイズが物足りなかったんです。
もしかしたら、他でもそういう意見が多く出たのかもしれないですね。
7インチでは亀頭を大きくするよう頑張っています。

裏筋側から見ても、

UncutCock7-009.png

6インチがつるんとなで肩なのに対して、頑張って張ってますよね。

続いて亀頭アップ。

UncutCock7-010.png

頭の出具合は似たような感じです。

ただ、

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亀頭の膨らみとか、エラの張り出しとかで7インチがだいぶ頑張った結果、亀頭の大きさはそれなりに違いが出ています。
竿の太さはほぼ同じですからね。

裏筋側アップ。

UncutCock7-012.png

こちらも、7インチがくっきりはっきり。

それでは、包皮を剥いで、本体のみで見てみましょう。

UncutCock7-013.png

7インチ版は亀頭だけでなく、本体の竿部もくっきりはっきりになっています。
包皮を使用せずに本体だけを使用するケースも重視したのでしょうか?
それとも、こういうテクスチャの方が包皮を被せたときにも包皮がズレ易いとかあるのかな?

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濡れて見えるのは包皮を剥ぐのに濡らす必要があったからです。
7インチ版はくっきりはっきりと長さが特徴、とここでも分かります。

UncutCock7-015.png

このカットがもっとも亀頭の頑張り具合が分かりますでしょうかね。

UncutCock7-016.png

裏筋側もこんなに頑張りました。
大きく成長しましたね。

続きまして、包皮単体で比較してみましょう。

UncutCock7-017.png

7インチの方がやたらと大きいような気がしませんか?
これは錯覚でもなんでもなくて、なんと、実測で約5cmほども長くなっているんです。
5.08cmで2インチですからね。7インチじゃなくて8インチなんじゃないの? って、包皮だけを見るとそう思います。

根元の側から包皮内部のショット。

UncutCock7-018.png

もしかしたら、包皮の厚みも若干厚くなっているかも。

今度は逆に亀頭側から。

UncutCock7-019.png

最後に集合写真で締めましょう。

UncutCock7-020.png

全体的にいろんなところがしっかりした感じがしますね。

インプレッション

まずは良いところから褒めましょうか。

6インチ版でも同じように思いましたが、このシリーズの竿部のテクスチャ(表面処理)が結構優秀なんじゃないかと思います。
僅かな動きでもしっかりはっきりとした刺激が発生し、それでいて粘膜の損傷は控えめで済みます。
大きなストロークでズボズボやりたい方には過ぎた刺激になってしまう可能性もありますが、筆者は押し込んだままグリグリといった感じの動かし方が多いので相性の良さを感じます。

あと、この7インチ版は比較的スムーズに奥まで貫通する感じがします。
筆者の、恐らくコールラウシュ襞よりも奥の領域は普段は無次元のオナホールみたいにぐにゃぐにゃに閉じきっている感じで、長いディルドが奥まで貫通するには少々時間が掛かります。
快感が強いと奥が開くのも速いので、この刺激強めのテクスチャが功を奏して早めに奥が開くんじゃないかと思っています。
余談ですが、筆者は勃起した方が奥まですっきり開いて、かつ、ディルドの密着度も増し増しになります。
(人はこれを『性器化』と呼ぶ(誰が?))

大きくなった亀頭も存在感がちゃんとあって良いですね。
ですので、普通のディルドとしての基礎力は高い方。少なくとも筆者の身体には合っていると言えます。

ここからは残念なところです。

せっかくの本体包皮別体構造の包茎ディルドですが、残念ながら別体である利点を感じ取ることができません。
6インチアンカットコックのときはズンと奥まで突ききったときに亀頭が包皮からにょっきりと顔を出してくるような感覚が確かにあって、それはディルドとしては非常に特徴あるオンリーワン的な感覚をもたらしてくれてとても良かったのですが、7インチ版にはそれがありません。

考えられる理由の一つとして、7インチでは本体からして長過ぎるため、包皮から亀頭が出てくる感覚を筆者が感じ取れる場所に無い、という可能性も無いわけではありません。
しかし、恐らく、7インチ版では包皮が剥けるような動きはほとんどしていないと思います。

最大の要因は、本体の長さに対して長くし過ぎた包皮にあると筆者は考えています。
6インチ版に対して、本体が約3.5cm長く、包皮は約5cm長くなっています。
つまり、7インチ版は最初から皮に余裕があり過ぎるのです。
さらに、皮がやや分厚く、丈夫になっているため、若干ですが変形しにくくなっており、亀頭が飛び出る動きもしづらくなっています。
その亀頭も大きく張りを出してしまったが故に、余計に頑固に包皮の中にとどまってしまうようになっています。
亀頭そのものが大きくなることは朗報でもあったのですが、この製品最大の良い点である『皮がずれて亀頭が出たり入ったりする』という特殊な動きを失ってまで改変するべきものだったのか、少々疑問が残ります。

結果としてこの7インチ版は普通のディルドとの差があまり感じられない製品となってしまいました。
基本性能は決して悪くないのですが包皮を別にしている意味もあまり無くなってしまいましたね。

最後にこれらメーカーさんは改良のつもりで施したであろう数々の変更を総合した結果生まれてしまった最大の弱点を申しておきましょう。
100%うんちが付きます。(^^ゞ
(『アヌス用じゃねーし』ってメーカーさんの声が聞こえて来そう(^^ゞ)

丈夫でかつ寸法的にも余裕を持ったため動き難くなってしまった包皮と、くっきりはっきりとさせた亀頭の形状を組み合わせた結果、亀頭の裏筋側と包皮との間にがっつりと頑丈な隙間が発生してしまっており、ここに必ず何かしらのブツが毎回挟まって、溜まってしまいます。

筆者も結構アナニー経験を重ねてきて、標準サイズのディルドでうんちが付くという失敗はほぼ無くなっているのですが、それもだいたい挿入長14〜15cm辺りまでが限界でして、例えば挿入長が約16.5cmほどになる本物志向のおちん◯んのLサイズでは奥まで突っ込みきると亀頭全体がコールラウシュ襞の奥に挿入しきれるのですが、まず間違いなくやや褐色に色づいた粘膜が亀頭の背の雁段差でこそげ取られてくっついて来てしまいます。

それが、7インチアンカットコックですと、まんま実が付いてきてしまいます。
今のところ100%です。

まあ、包皮を使わずに本体で使用すれば付かずに済むんでしょうけれども、若干細くなっちゃうし、ヤル意味あるかなあ?

と、せっかく改良してくれたのであろうところが上手くいっていない点が残念ではありました。
基礎力と基本点が高いだけに非常に惜しいです。

個人的には長さはほぼ6インチアンカットコックのままで良いので、亀頭の存在感だけを、包皮の動きが悪くならない範囲で高めて欲しいなあ、なんて思っていたりします。

7インチアンカットコック
7インチアンカットコック 'D
7インチアンカットコック
7インチアンカットコック 'N

2020-04-18

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