ラバーワークスビッグ7 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)

長さは標準+αの範疇にとどめ、太さで勝負するディルドです。
ただただ太いシンプルな造形が吉と出るか凶と出るか。

ラバーワークスビッグ7
ラバーワークスビッグ7 'N

ラバーワークスビッグ7は筆者のレビュー記事
6インチアンカットコック 実使用レビュー 包皮の流用なんかも (ディルド アナルグッズ)
7インチアンカットコック 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)
で取り上げた製品と同じメーカー「pipedream」の製品です。

6インチアンカットコック
6インチアンカットコック 'D
7インチアンカットコック
7インチアンカットコック 'D
6インチアンカットコック
6インチアンカットコック 'N
7インチアンカットコック
7インチアンカットコック 'N

こちらはごく普通の一体成形ディルドなのですがシンプルに太短いことが特徴です。
近年の大勢を占める中華系ディルドは比較的長細い製品が多いので、太短い造形は意外と希少な気がします。

それでは早速、見ていきましょう。

RubberWorksBig7-001.png

「太短い」って言ってしまっていますが、絶対的には決して短い部類ではありません。
挿入長は15cm弱といったところ。
ただ、これだけ太いディルドだと、大抵はもっと長いことがほとんどですので、「太短い」ってつい言いたくなってしまいます。

裏からもパシャリ。

RubberWorksBig7-002.png

吸盤の小ささからも、この製品は太くてデカいということが見て取れます。
玉袋もなかなかの大きさなんですよ。

一応、説明書きのアップも載せておきましょうねえ。

RubberWorksBig7-003.png

材質はPVC、いわゆる「塩ビ」ということで、材質に関しては特に目を引くようなポイントはありません。
この製品の勝負ポイントは「太い」一点張りです。

ブリスターパッケージから取り出してみます。

RubberWorksBig7-004.png

シンプルな一本モノ。
とにかく、何も考えずに純粋にこの太さを堪能してくれ、と言わんばかりのシンプルな造形です。

一応、表面処理はしてあって、皺っぽいテクスチャと梨地っぽいテクスチャが全体に施されているのですが、ここで少々気になる点を発見。

RubberWorksBig7-005.png

亀頭の背中と竿の背中部分のテクスチャが潰れてツンツルテン。
これは果たして狙ってこうしているのか、それとも……?

RubberWorksBig7-006.png

よくよく見回してみると、このテクスチャ、亀頭冠の下や鈴口周辺も付いていません。
そういう意味では、元々こういう設計、と捉えられなくもないのですが、どうも造形が安定しないうちに(高温状態で)無造作に転がして置いた感が否めないんだよなあ。
もしくは逆に、後付テクスチャで、テクスチャ付けるときに既に竿の背中部分は冷えてきてしまっていて上手くテクスチャが付かなかった、という可能性もあるかも。
真実は筆者には分からないのですが、亀頭の背中や竿の背中って、アヌス刺激には結構重要なポイントだったりしますので、気になりますよねえ。

さて、ここからはラバーワークスビッグ7が如何に『太短い』かを検証するために、他製品との比較を行っていきたいと思います。
比較対象は、
一昔前になりますが、デカいディルドの代表的製品と言えばこれ! の

俺のカイマン
俺のカイマン 'D
俺のカイマン
俺のカイマン 'N

それと、代表的な中華系ディルドのLサイズ(太さに対してやや長めな印象)である

本物志向のおちん◯ん
本物志向のおちん◯ん 'N

のLと比較してみます。

それぞれのレビュー記事は
俺のカイマン 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)
本物志向のおちん◯ん S,M,L全サイズ 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)
をご参照ください。

RubberWorksBig7-007.png

太さが「俺のカイマン」に匹敵しているのがお分かりいただけますでしょうか。
実際のところ、最大太さでほぼ同一。
ラバーワークスビッグ7は一本調子に近い造形をしてますので、やや細くくびれているところもある「俺のカイマン」よりも太い部位も多々あります。

一方、長さでは「本物志向のおちん◯ん」Lサイズよりも明らかに短いです。
挿入長で約16.5cm対15cm弱ですので、それなりの差があります。
筆者は本物志向のおちん◯んのLサイズは大好きですが、長さだけはもうちょっと短くても良いと思っていますので、15cm弱辺りが丁度良いんじゃないかな。

RubberWorksBig7-008.png

シンプルな一本調子の造形であるため、亀頭も玉袋もばっちり大きいことが分かります。

RubberWorksBig7-009.png

側面の比較は玉袋がお互いに邪魔になってしまうので、上下関係をずらして写真を撮っています。
横から見てもシンプルな一本太物ですね。

RubberWorksBig7-010.png

亀頭は堂々ナンバーワン。
どこもかしこも太いので、頭でっかちという印象はさほどありません。

RubberWorksBig7-011.png

吸盤がやや小さめですが、筆者が使用するぶんには十分。むしろ、安定性は高い部類だと思います。
一本調子である造形のお陰で引き抜く方向の力を掛けてもするっと本体が抜けてくれるので吸盤への負荷が掛かりにくい、ってことも安定性に寄与しているのかもしれません。

最後にちょろっとだけ、「本物志向のおちん◯ん」Mサイズとも比較をしておきます。

RubberWorksBig7-012.png

根元のどこまでが挿入できる範囲なのか、その押し込み具合によっても変わってはくるのでしょうが、長さ的にはやはりLサイズよりもMサイズに近いものである、ということが分かるかと思います。

インプレッション

えーっとですね、挿入のしやすさについてですが、スミマセン、亀頭部分が寸法的に「俺のカイマン」と同じか僅かに太いので、それと同じくらいの大変さであると予想されるのですが、筆者がこの辺り楽勝になってしまっているため、「俺のカイマン」のときにはえらい苦労をした記憶があるんですけど、この製品では特に苦労はしていないんですよねえ。参考にならずに本当に済みません。m(__)m
言い訳をさせていただきますと、確かに筆者は過去「デカ武者」のLサイズが入ってしまうほど拡張に勤しんだこともありましたが、ここ2,3年は拡張欲もすっかり収まりまして(大変だし)筆者的ベストサイズを中心に使っているだけの日々を過ごしております。
(レビュー記事は『デカ武者! L 実使用レビュー これが入るとは…… (ディルド アナルグッズ)』参照)

ただですね、短いディルドは挿入作業がしやすいです。
ローションの付いていない底の部分を持っても遠くならないですからね。
特にこの製品はしっかりと野太いので尻穴から逃げるように曲がってしまうことも無いので、挿入作業は楽々です。

しかし、これは筆者特有の事象かもしれないですけれども、ある程度挿入出来てから、中間辺りら辺で若干の引っ掛かりを感じます。
これは太い一本物ならではの引っ掛かりでして、要するに筆者の穴は真っ直ぐじゃない、ってだけの話なんですけれども。

筆者が他の人のアヌスがどうなっているかなど知る由もないのですが、一般的に日本人のアヌスは湾曲しているらしいので、アメリカ・ドイツ・メキシコ辺りが拠点であるらしいこのメーカーではもっと真っ直ぐに近いアヌスが想定されているのかもしれません。

それでも総じて、シンプルでかつ野太い造形であるため、太い割には色々と扱いやすい感じではあります。

もちろん、その一方で、融通の利かない太い棒、といった側面もあります。
元々、素材がPVCでやや硬めでかつ野太い一本棒ですので、本体の剛性が高過ぎ、アヌスの強靭な締め付け力にもほとんど屈せず真っ直ぐな太棒状態を維持し続けます。
だからこそ、扱いやすい、コントロールしやすい、のでもありますが、正直、生物感は低いですね。
その人間にはほぼあり得ないレベルの太さ硬さも相まって、他のディルドに比べると異物感が少々お高めです。
いかにも張り形であります。

とはいえ、粘膜への当たりはソフトですし、ローションの馴染みも良いので、まあ、動かしやすいし、狙いのところを突きやすいです。

単純に快感性能だけで見ると、筆者にとっては少々一本調子過ぎるので最高とは言い難いですが、とても扱いやすいのでこの製品でイクのは容易です。
気になる亀頭の竿の背中部分のテクスチャが潰れてしまっている件ですが、やはりここもテクスチャがちゃんと付いている方がより良いような気はします。
まあ、この辺は、あまり派手なテクスチャを付けると早々に粘膜を損傷してしまうため、程度問題、バランス問題なんですけれどもね。

そのシンプルな特性上、もしかしたら、太さ方面の拡張練習用途に向いているかもしれません。
大げさな抑揚やテクスチャが無いので太さの割に挿入しやすいですし、太さの割に短めなので、奥まで挿入して中でグリグリしやすいです。
グリグリしてりゃもっと太いのも入るようになりますしね(^^ゞ

ラバーワークスビッグ7
ラバーワークスビッグ7 'N

2020-04-22

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ディルド