クリアファイル。それだけを写してもほとんど意味が無いんですけど一応。
これをですね、1cm程度の幅で切り出します。
うちにロータリーカッターをスライドさせて真っ直ぐに切れるペーパーカッターがあったので、それで切りました。
んでですね、早くもここで、このクリアファイルの端布をビニールテープで包んでしまいます。
寸法的に今回は幅約19mmのビニールテープの方が扱いやすいのでそちらを使いたいのですが、……、うーん、綺麗なテープが見当たらない。
結局、見つかったのがグロ注意レベルのこの小汚くなってしまった、いつの物かも分からない古いビニールテープ。
いや、本当に済みません。m(__)m
うち、こういうのが非常に多いんです。ちょっと使って放ったらかし、みたいなの。
だからといって、毎度新品を買うとまた未来にこうなってしまうブツを増やしてしまうことにもなるし、今回の使用量も僅か30cm程度でしかないので、このお見苦しい小汚いビニールテープのまま進めさせていただきたいと思います。
ちなみに、これでも外っ面を古歯ブラシで水洗いしています。(^^ゞ
それにしてもこのビニールテープ、いったい何十年モノなんだろうか……
急にアッブにしたのでサイズ感が掴みにくいかもしれませんが、切り出したクリアファイルが真ん中ら辺に来るようにベタッと貼り付けてしまいます。
これで、両端に余ったビニールテープを折り返して巻き込めば、
とりあえず、クリアファイルのエッジがもう隠れました。
チップパーツにするために長さ方向でも切ってしまいましょう。
今回は12チップ。各チップ約2.5cmの長さになるように切り分けました。
そして、これをど真ん中で折り畳んでしまうのじゃ!
ビニールテープにはエッジ隠しと当たりを和らげる役目を担ってもらって、乳首弾きの反発力は主にクリアファイルの方で担って貰おう、とこういう作戦なわけですな。
んで、実はここで本当は単純に2つ折りにしてしまうのではなくて、中に何かしらのアンコを詰めて、ちょっと頭でっかちにしたかったのですが、筆者にスキルが無いのと、中に何か詰めたら高さが足りなくなりそうだったので(だったら2.5cmじゃなくて3cmとかで切れよ! って話なのですが(^^ゞ)今回は諦めました。
恐らくこのまま作ると乳首弾きが軽いモノになってしまう予感がバリバリするのですが、スキルが無いのでしゃーない。
ずっしりと重い乳首弾きを目指すにはもう一つ別案がありますので、そちらの方でまた頑張りたいと思います。
というわけで、今回はそのまま2つ折りで接着してしまうわけですけれども、ビニールテープ単体のときよりもズレにくくなっているし、失敗の経験も積んでいるので、今回はちゃんと板状の物で挟んで重しを乗っけます。
半数近くがちゃんと接着出来てなくてやり直すハメになったのは内緒である。墓場まで持っていくのであ〜る。
柔らか接着剤は安定まで丸1日みた方が良いので、同日中に作業をやりきれないのがもどかしいところ。
ところで、この出来上がったチップパーツ。高さがちと足らないんじゃないの? って不安になりそうな形をしていますが、『U.F.O. SA アタッチメント探究27 「ワイパー」 (乳首責めグッズ)』のときに使用したワイパーと高さ比較をしてみると、
これでも、むしろワイパーよりも高さがあるんですよね。
このままだと逆に、また高さ高過ぎ問題が出るんじゃないかと心配になります。
何度も記述していますが、乳首弾き系のアタッチメントは高さ関係がナーバスで、低いとあたらないし、高いと全体を押し潰してしまいがちなので狙った刺激が得られ難くなってしまうのです。
ただ、今回はそれを承知のうえで、敢えてやや高めになるように作っています。
というのも、これからちょっと高さを抑えるような加工をする予定だからです。
それがこちら。
チップパーツの底面に詰物をしています。
これの狙いはパーツの断面を『人』みたいに底面をやや広げることでチップが根元から倒れてしまうことを防ぐことにあります。
また、折り畳んだその間に仕込むことで、どちらの方向から負荷が掛かっても安定した反発力が得られる、……、つもりでこうしています。
これにより、微妙に高さも抑えられるので高さ的にもちょうど良くなるんじゃないかな、と期待。
接着したところの底だけを部分的に剥がすことになりますが、爪でもさっくりと隙間を空けられますので、そこで無理無理と詰物を突っ込みます。
もっとも、爪を差し込んで剥がれるのは大抵接着剤じゃなくてビニールテープですが、まあ、2枚のクリアファイルの間に挟み込めれば良いことにします。
中に詰めたのは強力両面テープ。
変形が容易い粘体ですし、このあとその強力両面テープを敷いた土台にここを押し付けて固定することになるのでとても都合が良いです。
使用量の目安は上の画像の剥離紙の大きさをご確認ください。
これを折り畳んで詰め込んで引き伸ばしたりもしながら形を整えます。
そして、いつもの土台にドーン!
前回の反省を活かして、中央に寄せるのではなく、外周に沿うように配置します。
中央に寄せると、中央部の剛性だけが異様に高まってしまい、チップの倒れ方が外側だけが捻じれるような感じになり、乳首が弾かれる感覚が激減してしまいます。
また、詰物をした足がお互いにぶつかって邪魔しあうかもしれませんので、その場合はお互いに避けるように少し足を切るなど工夫した方が良いでしょう。
今回、筆者が作成したサイズでは干渉をギリギリ避けることが出来ていたので、そのまま接着しています。
こう、6つのチップパーツをギュッと底面に押し付けて、適度に足を開かせながら、高さもなるべく均等になるように抑えて調整します。
接着増強というよりは、根元から倒れてしまうのを防止する意味合いで、各チップパーツの間に充填剤を流し込みました。
これも、中央部の剛性だけが無駄に高まったりしないように、あまり中央部には盛らないようにしています。
いつもの柔らか接着剤でも良かったのですが、それよりも早く硬化してしまうそうな使いかけのシリコーン充填剤があったので、今回はそちらを使用しました。(なんか、妙に糸引くみたいになるんだよな、これ)
丸1日以上放置して、安定させたら完成です。
なお、気になる高さですが、ほらご覧のとおり。
『U.F.O. SA アタッチメント探究27 「ワイパー」 (乳首責めグッズ)』とほぼ一緒。
むしろ、ワイパーはエッジ隠しで接着剤を盛った分高くなってしまっているので、僅かに逆転して低くなった気配すらあります。
いずれにしろ大きな差は無いので、高さの点で大きな問題が起こることは無いかと思います。
こうして見ると、かなりワイパーとそっくりさんを作っただけなんじゃないか、って気がしなくもないですが、どうなんでしょうね。
試用を楽しみにしましょう。
概ね予想どおり、いや、傾向としては予想どおりだったんですけど、出来そのものは予想以上でした。
『U.F.O. SA アタッチメント探究27 「ワイパー」 (乳首責めグッズ)』との正確な比較ができるほどの試用を重ねられているわけではありませんが、直感的には「ワイパー」よりも好感触です。
なんでだろな?
「ワイパー」はあれ、弾きの元となる曲がりがほぼ細くなっている胴体のところで発生していて、他のところはその細い部分に比べると圧倒的に強いのでほとんど変形しません。
その細い部分から上は高さ5mm程度しかありませんので、実はその曲がりと戻りの動きは思いの外こじんまりとしています。
その辺、今回のクリアファイルは全体がほぼ均一に曲がるので、1cm以上の高さ全体でしなって弾いてくれているんじゃないかな、その辺りの差が出ちゃったかな、と。
弾きそのものが軽めになってしまっているのは作成前の予想どおりではありますが、反発力の高いクリアファイルの素早い復帰のお陰か、安定して乳首弾きが連続ヒットします。
今回の作品の方が高さ関係でも少々融通がきくようになった印象で、乳首の勃起状態に関わらず安定して乳首弾きの刺激を発生させてくれるという点でかなり乳首弾き系の弱点を克服できています。
これも想定内ではありますが、位置関係によっては痛い場合もありえます。
エッジを隠したとはいえ、チップ上端の両端はそれなりに鋭いことに変わりはないためです。
特に、その角が適度に蜜に集まっている中央部分に乳首が嵌ってしまうと、高確率で痛い思いをするでしょう。
また、当て方を斜めにし過ぎると、斜めに出っ張った角が乳首や乳輪もしくはその外側の皮膚を引っ掻いてしまうようになるため、これも痛いでしょう。
つまり、乳首を中央から適度にずらしてなるべく平行に当てる、という調整が必須になります。
まあ、難しく考えなくとも、痛かったら痛くない位置にずらす、ってだけの話です。
そんなに痛くなる確率が高いわけでもないですし、痛くなってもすぐにずらせば大丈夫。乳首に傷が付くほどのものではありません。
それでも気になるなら、例の柔らか接着剤コーティングでさらにエッジ隠しをしても良いでしょうし、位置調整の慣れで解決できればそれでも良いし、その辺りが自作アタッチメントならではでもありますので。
こういう、一部訳ありみたいな造形は絶対に製品化はできないので、自作の醍醐味とも言えます。
自作していると、同時に仕組みとか理とかを理解することにも繋がるので、上記のように痛みが発生してもその理由を類推するのも容易くなりますし、対処を考えるのも慣れてくるものです。
(それだけの人的リソースを消費してるんですけどね)
何が言いたいのか分からなくなってきてしまったので無理やり締めますが、今回は完全無欠では無いものの思った以上に良い出来のものが出来たので良かったです。
アタッチメントを自作されている方から、2作品の画像と作成情報をお寄せくださりました。
(コメントは記事の下にあります。)
ありがたいことに画像の流用・加工の許可もいただけましたので、ここにご紹介させていただきたいと思います。
凄く綺麗!
明らかにぶきっちょな筆者の手によるものではないことが分かります。
これは「落下防止ケーブル」とのことで、筆者の作品でいうところの『U.F.O. SA アタッチメント探究12 「スプリングキーホルダー」 (乳首責めグッズ)』と同じ仲間だと思われます。
あの、びよーんって伸びるくるくる巻いてるカールコードみたいなやつですね。
筆者はこれを何巻きかまとめて使いましたが、こちらは一巻きごとに切り分けてパーツ化しています。
単体の方が乳首に対して素直な挙動を示してくれるので、復帰力されちゃんと確保できれば、こちらの方がより良い刺激が得られそうな予感がします。
続いて、もう一品。
懐かしの「乳クリ悶もんエイト」のパーツ!
思い出しました。筆者も最初は「乳クリ悶もんエイト」からでした。(厳密には振動系とか刷毛とかもチャレンジはしたのですが常用に値したのはこれが初でした。)
この製品、断線が酷くてですね、買ってすぐに接着剤で補強するんですけど、どうしても断線してしまう。
そして、断線箇所が強固なケーシングのすぐ外で起きるので、修理も困難なんです。
で、結局買い増しして急場を凌いで……、なんて感じで筆者も3つ持ってます。(まだ持ってた! 断線したまま!)
断線もさることながら、もっと遅いモードが欲しいなぁ、なんて思いながら使っていたのですが、「U.F.O.」の出現によりすっかり使わなくなってしまったものでした。
アタッチメントとしてはちょっと小さくて、良く土台の角を当ててしまって血を流してしまったこともありましたが、きちんと当てられれば結構良い刺激を生んでくれる佳作でした。
そっか、……これを流用する手もあったんだなぁ……。
ここから筆者の写真に戻るので急に汚くなりますが、先にお話したとおり、筆者も断線のたびに買い増ししていたので「乳クリ悶もんエイト」は合計3体持ってるんです。
3体とも断線、解体、で荒れ放題ですけど(^^ゞ。
あ、しかし、これ、アタッチメントの元が6個あることもさることながら、乳首を直接吸うこともできそうなポンプも6つあるな。(そのままだとすぐに空気が入っちゃってダメな模様。そういえば、この製品の状態でも乳首の吸引はちょくちょく外れてた記憶があるなあ。)
そして、モーターケースの頂上部に残る無惨な接着剤痕。
この頃はまだ柔らか接着剤とか庶民には馴染みが無かったような気がする。
そして、アタッチメント部分の拡大写真がこちら。
全体的に小さいので位置調節は難しくなるんですけど、シリコンブラシの長さ的にはこの程度でも十分なのであって、「U.F.O.」や「U.F.O. SA」のブラシアタッチメントはシリコンの剛性に対して長過ぎるんですよね。
それで、輪ゴムでまとめる技とかが生まれることになったわけで、その流れでアタッチメントの自作が始まったんですけどね。
久し振りに昔を思い出しました。
最後に、自作アタッチメントの情報と画像をお送りいただき、誠にありがとうございました。m(__)m
アダルドグッズや同人コンテンツなどをご購入の際にはこのサイトのリンクを踏んでから購入していただけると、いくばくかの紹介料をいただけるので筆者が大変助かります。
筆者の作成コンテンツやアプリなどが役に立ったとか面白かったとか、ありましたら応援していただけると幸いです。
↑2020-04-23
No title 7743 [2020-04-26 11:47]
UFOアタッチメントの記事をいつも拝見しています。
こちらの記事を参考に自作したのがこちらです。
https://d.kuku.lu/e242cfe2b9
落下防止ケーブルを一巻きごとに切り出して、接着剤で固定しました。
バリになる切断面は、接着剤に沈めています。
しっかりとはじいてくれるので刺激はやや強め、ローションが乾きやすい欠点がありますが、気持ちのよさは自作品の中では一番です。
こちらは自作ではありませんが、壊れて動かなくなった「乳クリ悶もんエイト」というグッズのパーツを流用したものです。
https://d.kuku.lu/0a618d1dd7
シリコン素材で柔らかく、ローションがブラシ部分に絡むので、渇きにくいのが良いところです。
他にもこちらで紹介してくださった物をマネして作りましたが、今はこの二つしか使っていません。
※ここに画像を投稿する方法が分からなかったので、アップローダを使いました。
一定期間で見られなくなるかもしれないので、管理人様で流用・加工してもらっても構いません。
Re: No title 山牧田 湧進 [2020-04-26 14:08]
コメントありがとうございます!
とても素敵な画像もありがとうございます。
流用・加工の許諾もいただきありがとうございます。
是非、ここのページでご紹介させていただきたいと思います。
綺麗で丁寧な細工。羨ましいです。
「乳クリ悶もんエイト」僕も壊れたのをまだ持ってました(^^ゞ
アタッチメントっていくつ作っても、そのうち気に入ったいくつかに絞られてそればっかりになっちゃいますよね。
やっぱり、身体は正直に気持ち良いものを取捨選択してしまうようです。