U.F.O. SA アタッチメント探究29 「耐震マット」 (乳首責めグッズ)

乳首弾き刺激主体のアタッチメントを目指して幾つか集中して自作してきたわけですけれども、とりあえず、一旦ここで打ち止め、クールダウン期間に入ろうかと思っております。
とはいえ、今回もちょっと想定外が発生して、『これは!』と言えるほどの傑作は残念ながら出来ていませんので、失敗ポイントや次回以降のための改善案などを取りまとめて一旦締めとしたいと思います。

今回使用する素材は「耐震マット」。製品によっては「防振粘着マット」「衝撃吸収パッド」などとされているものです。

対応する製品はこちらです。

筆者がここ最近で集中して作成してきた
U.F.O. SA アタッチメント探究26 「ビニールテープ」 (乳首責めグッズ)
U.F.O. SA アタッチメント探究27 「ワイパー」 (乳首責めグッズ)
U.F.O. SA アタッチメント探究28 「クリアファイル&ビニールテープ」 (乳首責めグッズ)
はいずれも乳首弾き系のアタッチメントを目指して作ってきたものでしたが、いずれのアタッチメントも「弾きの質が軽い』という筆者の個人的問題というか未達成事項が残されたままでした。

今回はその乳首弾きの質をねっとりずっしりと重厚なものするべく、分厚い柔らか素材を使ってみることにしました。

それでは早速、お写真から。

Attachment31-001.png

うん、またなんだ、すまない。(´・ω・`)
恐らく20年くらい前に購入したまま未開封だった「耐震マット」。
同一製品をもう一個買っていてそれはPCケースの足として使った記憶がかすかにあります。
まあ、今回は筆者の知らない古くから家に転がっていた物ではなく、明らかに筆者が購入したであろう品であるため、その古さもある程度特定できるわけであります。

精神的に病的なところは筆者も自覚していて、現在では多少は改善しているので、その辺は大目に見てやってくだされ。m(__)m

裏も見てみます。

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材質は「エラストマー」。-20〜70℃で使用するように注意書きがあります。
……から、大丈夫だと思ったんだけどなあ……。

中身を取り出してみましょうねぇ。

Attachment31-003.png

4cm四方の正方形で厚みは4mm。
上面にも下面にも薄いアクリルっぽいフィルムが貼ってあります。
これは、マット本体が大変粘着性が高いため、所構わずあちこちにベタッとくっついてしまうからです。
左上の方にある汚れはこれがさらに台紙にテープで留められていたため、その接着剤の残り痕です。

今回はこれを12個に切り分けてパーツ化します。

Attachment31-004.png

上の画像の右側に置いているパーツの切り口がやたらと荒れているんですが、筆者は最初これをカッターで切ろうとしたんですね。
そしたら、刃にくっついて、刃に引っ張られるように伸びたり、切れ目が再びくっついて餅みたいになってしまって、結果、全く上手く切れなかったので途中からハサミで切るように変更したんです。

ハサミだとどうしても地味に曲がって切ってしまうのですが、カッターよりはまだマシな切り口になるので妥協しました。

4分割をさらにそれぞれ3分割。

Attachment31-005.png

面倒臭いのと、寸法的にばらつきを抑えられるかと思って、切り分けたブツ4つをまとめて3分割したら、一度切ったブツ同士がくっついちゃってちょっと大変&切断面が汚くなっちゃった、の図。

ぶきっちょな筆者は見た目の綺麗さにまでは心配りが行き届かないので、「使えりゃ良い」の精神で構わず進むことにします。
ええ、負け惜しみです。(´;ω;`)

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いつもの強力両面テープの土台にペタペタと放射状に貼り付けて行きます。
硬いフィルムがそのままだと乳首が怪我するので、忘れずに取り除きましょう。

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6つのパーツを貼り付けてみたところです。
これを両乳首分、作りましょうねぇ。

Attachment31-008.png

さて、柔らか素材とはいえ、このままでは明確にエッジが立ちきっているので、エッジを丸める処理をしたいと思います。
4cm四方の素材を切り分けたので、各パーツは幅約1cm。高さは1.33cm辺りになっています。
経験上、これだと筆者には若干高過ぎるので、高さ調整も同時に行いたいところです。

そこで、

Attachment31-009.png

じゃーん!
取り出したるは「半田ごて」。
ほら、エラストマーだし、-20〜70℃で使用するように注意書きがあるんだし、これきっとオナホールとかディルドみたいに熱で融けるんだよ。ね?

ここで皆さんに注意事項です。
熱で融かす工程では換気や異臭に十分注意しましょう。
物凄い異臭と煙が発生する確率が非常に高いので、ご自身が吸い込まないよう注意するのももちろんですが、集合住宅などにお住まいの場合などは異臭騒ぎにならないようご注意ください。
また、煙も凄いので最悪、火災報知器が反応してしまうかもしれないということと、素材の熱し方の兼ね合いによっては発火する危険性もありますので、同じような作業をなさる際には十分にお気を付けください。

半田ごてを持っていないよ、という場合はスクレーパーなどの工具をガスコンロで炙ってコテ代わりにすることも不可能ではありませんが、何度も炙り直す必要があることと、持ち手まで熱くなって火傷したりしないようご注意ください。
また、コテ先は半田を扱うものとは分けた方が無難だと思います。
(うちは歴史の都合上、半田ごては幾つも残っているので贅沢に使い分けています。)

これで、コテ先でパーツを撫でるようにして融かして、エッジを丸めつつ高さを調整、っと。
ついでに、パーツ同士が干渉起こしているところも調整しようかな。

……

Attachment31-010.png

……って、全然融けへんやないかい!
表面だけうっすらと融けはするのですが、どうしてもそれ以上融解が進みません。
しつこく熱し続けても、キャラメリゼしたみたいに焦げ茶色になるだけ。

熱不足?
いやいや、このコテ見て。40Wやぞ。
このコテで『床オナ式名器 -種付けプレス- 実使用レビュー (据え置き型オナホール)』の補修とか何度もやっとんぞ。
U.F.O. SA アタッチメント探究9 「損壊したディルドの玉袋を再利用」 (乳首責めグッズ)』のときは30Wのコテだったけど、表面を軽くスッとなぞっただけで奥までスパッと融け切ってしまうほどなんやぞ。
水含ませたスポンジに当てると「ジュっ」って言うぞ、ちゃんと。

この時点で想定外の事項発生その1、です。
「ガンガン融けるからコテを当て過ぎないように気を付けて」って注意書きを書くつもりだったのに、エッジ処理もままならないくらい融けない。
これ、あれ? エラストマーと言っても電子レンジにも使えるシリコン的なヤツなんですかぁ?
「-20〜70℃」って何の話だったんですかぁ?

そして、もう1つの想定外が(これは筆者が無知なだけなんですけども)。
いつまで経っても素材の粘つきが収まらない。
放置してれば乾いた感じになるだろ、と高を括っていたら、ずっとベタベタ。
放っておくと埃が付くばかりなので、こちらも何らかの対処をしなくてはなりません。

Attachment31-011.png

んで、結局、エッジとベタつく表面を隠すために、シリコンコーキング剤で覆うという、いつもの展開に。
柔らか接着剤の方がまだ綺麗に処理できそうな気がするけど、余り物有効活用ってことで。

しかし、融かして整形するつもりが大誤算。
この影響は使用前の予想からして大きなものになりそうですが、筆者の予想を覆す結果が……出てくれないかなあ。

インプレッション

残念! 概ね筆者の予想どおりになってしまいました。

当たればそれなり。そんなに悪くないよ。
というような評価は今までも散々してきてまして、これもそのレベルには該当します。
でも、じゃあ、それが長期に渡って常用するほどの出来なのかと言うと、……、多分そのうち手が伸びなくなって使われなくなるんだろうなぁ。

融かして高さを減らすことが出来なかったのでやや高過ぎ。押し付け過ぎでかえって刺激が無くなってしまうこともままあります。
あと、単純に厚さ4mmは乳首弾きには分厚過ぎました。
中央部分が相互干渉して動きづらくなることも相まって乳首弾きの刺激は皆無。単純に凹凸の段差による刺激となってしまいました。

じゃあ、もう少し薄い素材で作り直せば良いんじゃないの?
ってことで100均の類似商品を物色してみたのですが、筆者が見たものは全て「粘着」「水洗い」的なフレーズがあったので素材的に同じである可能性が高いです。
つまり、融かす造形が出来なくて、ベタベタの表面処理もどうにかしなきゃいけない、という点が変わらず、この素材でのアタッチメント作成は意外に難度が高い。

そうなると、『U.F.O. SA アタッチメント探究9 「損壊したディルドの玉袋を再利用」 (乳首責めグッズ)』のときみたいにオナホやディルドの壊れ物を切り出して整形した方が良さそうです。
あのときは切り込み入れただけだったから干渉が強くて動きが悪く、刺激もほとんど発生しなかったんだよなあ。
ちゃんと、隙間を作ってやれば……って、適していそうな素材もなかなか無いなあ……。
って、数日経ってから、初回の使用で崩壊してしまった「いくまん」というオナホの存在を思い出しました。

ただ、ちょっと疲れてしまったので、乳首弾き系アタッチメントの自作はここまでで一旦お休みしようと思います。
といっても、やれることはまだ残っていますし、何か「すぐに作って試したい!」って思うようなアイデアが閃く可能性もゼロでは無いので、すぐまた作るかもしれませんが。
休む、って言ってもここのところ毎週のように作ってきたハイペースはここまでだよ、ってだけで通常運転に戻るだけの話ですので、これからも筆者の気まぐれなペースでぼちぼちのやっていきますです、はい。

思考が局所的になってしまってもいるし、袋小路に迷い込んでしまった感もあるし、ここで突き詰めようとしても何か成功できそうにないんですよね。
試作と試用を集中してやってきて乳首の感覚もなんか基準が分からなくなってきてしまったところもあって、なんだか全般的にゲシュタルト崩壊している気分になったので、ちょっと間を置いて、ニュートラルに戻したいなあという思いもあります。
試用だとどうしても評価しながらになるから、ここのところ純粋にチクニーを楽しめていなかった感もあるので、試作と試用はほどほどのペースにしておいた方が何かと良さそうです。

最後に

アダルドグッズや同人コンテンツなどをご購入の際にはこのサイトのリンクを踏んでから購入していただけると、いくばくかの紹介料をいただけるので筆者が大変助かります。
筆者の作成コンテンツやアプリなどが役に立ったとか面白かったとか、ありましたら応援していただけると幸いです。

2020-04-28

コメント

No title 暇人 [2020-06-13 17:31]

初めは自作していましたが、SSIのアタッチメント買ってからやめてしまいました。
3のリリーと舌なんかは溝が入ってるのでRENDSのものより刺激があります。他はほとんど使い物にならないので割高ですが・・・

Re: No title 山牧田 湧進 [2020-06-13 18:29]

自作は多かれ少なかれ面倒いものですし、自作する気にならないレベルのアタッチメントに出会えたのなら喜ばしいことですね。

SSIのアタッチメントは筆者は持っていないのですが、今のところはちょっと手を出せない感じです。(暇人さんもおっしゃっているように割高感が……なんかシングル欲しいだけなのにアルバムしか売っていない的な(例えが昭和
カップ型のものが気にはなるのですが、あんなに中央が空いてたら意味無いなあ(乳首の接触面が偏る)と思うので購入する気にはなれていないです。

一定水準を満たしたアタッチメントはもうあるので、今ぼんやり考えているのは変化球ばっかりです。
例えば、ほとんどのアタッチメントは固定面が底面になってしまうのでそこをちょっと変化させて新感覚を得られないかな、とか、回転するばかりじゃなくて何か他の動きができるような仕組みとか考えられないかな、とか。
今のところ実現性が皆無なんですけどね。そろそろただの回転から少し逸脱したいです。

No title 暇人 [2020-07-06 21:46]

横回転式なら5chアダルトグッズ板の自作スレで作ってる人がいたりしますが、回転以外となるとむずかしいですねえ。
同スレのネタですが今まで作った物を元に液体シリコンで成型してみるのはどうですか?

Re: No title 山牧田 湧進 [2020-07-06 22:09]

小さい円盤が回転、ってところからはみ出すのって大変ですよね。
固定部分が底面や中央ばっかりになってしまうのもバリエーションに限界を感じるところです。

その辺をちょっぴり逸脱できて、あまり面倒じゃなく作れたりしないかなあ、などとないものねだりしている昨今です。(^^ゞ)

シリコン整形はそこまでやるなら3Dプリンタとか考えてしまうのですが、今のところ別に『極めてやろう』と思っているわけではなくて、『お手軽に』やれることをやっているだけなので、今のところは考えていないです。(やるならキチンと型を作るところから始めないと、って身構えてしまいます。)
あと、やっぱ型も意外と制限多いですし。(抜けるように作らないといけないので)

というようなことは『U.F.O. SA アタッチメント探究17 「消しゴムを細工」 (乳首責めグッズ)』のときに既に触れていて、そこから進歩していないです。わはは

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