先に少々枠をいただきまして、どんなことを考えていたのかだけ書いて置こうかと思います。
今回のアタッチメント作成まで飛ばしたい方は素材の写真を目安に飛ばしてください。
U.F.O. SAでの乳首への刺激の仕方は『小さな円盤を回転させる』ことでどうにかするしかなく、アタッチメントの固定端は必ず底面となる円盤になります。
ここの関係を変えることが簡単にはできないため、どうしても全てのアタッチメントが乳首を直上から叩きに行く、潰しに行く、弾きに行く、というアプローチにならざるを得ませんでした。
筆者はここを変えたいなあ、と、しばらく考えており、例えば乳首をつまむみたいに左右方向からの刺激が主軸になるようにできないだろうか、と考えていました。
位置調整が難しくはなりますが、乳首が通る軌跡に『ウエスタンドア』(両端が固定されていて中央で両開きになる2枚扉)っぽいものを設置していったらどうだろう? と思ったんですね。
ですが、アイデアはともかく、実現のためには大きな問題がありました。
円盤が直径25mm程度しかありませんから、ウエスタンドアはその半分の12mm程度の幅に収めなければならず、扉1枚はさらにその半分の6mmに。
しかも、両端は倒れないように固定しなければなりません。
扉の中央に乳首が当たるようにしたいので固定端は高さを抑える必要もあります。
そうなると、材質、サイズ(硬さ・厚みなど)、加工技術、どれもが高レベルで噛み合わないとどうにも実現不可能でして、困り果てていました。
困った末に、とりあえず候補となる材料を買って、乳首への当たりをシミュレーションしていたところ、
『あっこれ、パッシブじゃだめだ』
ってなりました。
基本的に、アタッチメントそのものが動かないかぎり、アタッチメントは円盤から力を受けて動き、乳首から力を受けて変形するだけの存在です。
アタッチメントが自ら乳首をつまみに来てくれることはありません。
上手いこと乳首をウエスタンドアの中央に通すことが出来たとしても、左右方向にアタッチメントがひしゃげて通り過ぎるだけではどうにも刺激不足。
愚直に乳首全体をぶっ飛ばしてくれるシンプルな構造にすら勝てません。
乳首をつまんでからコリコリできる人の指って優秀だよなあ、って思うと同時にその再現は少なくとも素人自作じゃ無理だわ、ってなりました。
んじゃ、この先走って買ってしまったこの素材どうするの? って話なのですが、シンプルに真上から根こそぎワイプする動きが結構イケそうな予感がしたので、これはもう、シンプルに原点回帰してやろう、となった次第です。
と、いうわけで、
こちら、すきまテープドア下用。セリアにて110円で購入の品です。
柔らかいわりに反発力が少なめなので、そういった意味では特に期待のできる素材というわけではありません。
(やっぱ、その辺はエラストマーとかシリコンが良いですよね。)
材質を見てみますと、
ポリウレタン、まあ、反発力はともかく、硬くは無いのでエッジの隠蔽処理さえちゃんとやれば、形状そのものは自由度高く造形できます。
が、
袋から取り出して見ると、意外に造形が雑。
成形バリみたいなのは存在しないのですが、気泡? なんかところどころがざらついています。
一応、別角度からも一枚。
せっかく丸まっている形なのに、ざらつきが集中して凸凹です。
まあ、これが良い刺激になる可能性もなくは無いのですが、細か過ぎる凹凸は短期的には良くても長期戦には向きませんので後でエッジ処理をすることにしましょう。
さて、これを好みのサイズに切り出すわけですが、そうですねえ、今回は素材の分厚い側を幅約24mm、高さ約10mmで切り出しましょうか。
『U.F.O. SA アタッチメント探究27 「ワイパー」 (乳首責めグッズ)』の辺りで、筆者が作るアタッチメントは乳首ヒット率を気にし過ぎて高く作り過ぎており、逆にぶつかり過ぎて常時変形を招いたりして逆効果になっていた、ということに気付きましたので、高さは今までよりもだいぶ低めになるように意識しています。
真っ直ぐに切るときはペーパーカッターが便利だったりします。
最近はこの手のものまで100均で(100円じゃないけど)手に入るようになって良いですよね。
筆者の手持ちのカッターは経年劣化で受け部分のゴムがボロボロに取れてしまったので、余ったコーキング剤を埋め込んで使用継続しています。
人に見せるものじゃないし(見せてるじゃねえか)、景観とか気にしない。
いっぺんに切りきろうとすると、素材を引っ掛けて抑えがズレてしまう可能性があるので、その辺りは慎重に。
とりあえず、幅方向にカット。
そして、ある程度小さくなってくるとペーパーカッターでは切りにくくなるので、結局最終的にはハサミで手切りです。
っていうか、先に幅方向で切っちゃっているのが明らかに間違いですよね。(´・ω・`)
切り出したものがこちら。
既に中央部に切れ込みが入っていますが、そうです。一つは下2/3を、一つは上下1/3ずつを、一つは上2/3を切り欠いていきます。
いつもの見切り発車なので、手探りで切り欠いて行っていますが、
こんな感じに。
まあ、これでも切り欠きが小さいのでもっと大胆に切って良かったかと。
(もう1セットの切り欠きは大胆に切ってやりますよ!)
んで、これを、
こんな感じに組み合わせるわけです。(^^)
以前の記事『U.F.O. SA アタッチメント探究27 「ワイパー」 (乳首責めグッズ)』や『U.F.O. SA アタッチメント探究28 「クリアファイル&ビニールテープ」 (乳首責めグッズ)』のときは中央部で剛結することを嫌ってわざわざ切り離していたりしたのですが、今回また中央部を切り離さないようにしているのは、……勘です。
素材を切り出す前に軽く乳首に宛てがってみたところ、この素材では左右羽連結タイプで行こう、と思った。
それだけです。
敢えて理屈を付けるとすれば、以前中央部を切り離したアタッチメントでは個々の反発力に期待して、反発力を活かすために切り離しました。
今回は反発力がそれほど期待できないのと厚さがそれほど無いので、変形しにくい形にしてダイレクトアタックさせる方が向いているだろうと判断したわけです。
そんなわけで、もう1セット分、切り欠いたパーツを用意しまして、
せっかく2セット分作ったのだから、相性の良いパーツ同士で組み合わせましょう。
後でエッジ隠しをしながら隙間を埋めますので、切り欠きが少々大き過ぎても問題ナッシング。
2組のアスタリスクが完成しました。
これを、いつもの両面テープで貼り付けます。
上部は丸みのある形をしていますが、造形が雑でざらついていますし、エッジもありますので、上面に薄く柔らか接着剤をまぶしてエッジ隠し処理をしています。
柔らか接着剤は固まる前に自重で垂れ下がり滑らかになりますので、さらっと塗って放置でOKです。
あ、適当な切り欠きと不揃いな高さで浮いてしまうところがちょこちょこ出てしまいました。
そちらも、柔らか接着剤で隙間埋めとパーツ固定の強化を行いましょう。
各パーツをお互いに組ませているので安定度は高い方だと思うのですが、如何せん接地面積が少ないので、足元に接着剤を軽く盛って補強しています。
余談ですが、今回は白じゃなくてクリアを使用。
白は古すぎて(容器がアルミ?)容器破損の危機にあるのですが、クリアの方もいいかげん容器の中で全固着してしまいそうな感じ(かなり硬くなってきてるんよ)でしたので、今回は素材に合わせてクリアにしました。
さて、「その1」なんて付けているからには失敗した点があるのですが、「痛い」ところがありました。
(後述しますが、良いところもあります。ご安心を!)
痛さが生じる原因は2点。
まず、単純にエッジ処理が甘く、足りていませんでした。
筆者は「薄っすらカバーするだけで十分だろう」と思っていたのですが、このアタッチメントの場合は特に真正面から堂々と乳首にぶち当たるタイプで変形して逃げたりもしないため、思いの外エッジの鋭さがそのままダイレクトに乳首に響きます。
写真を撮るときに乾きかけの接着剤の一部に他の物が接触してしまったのですが、そこも面が荒れてしまったまま固着してしまい痛みの原因になっていました。
また、当たる角度にもよりますが、パーツの外端っこの角が肌に当たってしまうこともあると考えられます。
この端っこが意外にエッジが立ったままで、指で触っても痛いレベルでした。
もう一点、こちらはある種この形状では致し方ないところなのですが、あまり回転中心の近くに乳首をもってきてしまうと狭い空間に乳首が挟まれた状態で捻られることがあり、強くつねられたような痛みが発生します。
これは、アタッチメントの中央部に乳首が当たらないように心掛けるか、もしくは中央部も狭いところは接着剤で埋めてしまう、という対処である程度防げるようになるかもしれません。
というわけで、エッジ処理の追加と柔らか接着剤の追加大盛りをすることにしました。
端っこのエッジ処理の方は爪切りで角を落としました。
爪切りは僅かにRが掛かっているので真っ直ぐ角を切り落とすよりも若干ですがより丸く面取りできるような気がしますよね。
それから、接着剤の追加もりもりをします。
いやぁ、相変わらずへったくそだよなあ。
ただこれ、いやだいたい筆者が悪いんですけと、夏場は接着剤の硬化が速いのと、そもそももうそろそろ使い切れそうなクリアの接着剤が既に容器の中で固まりつつあって、半固形のダマみたいなのが出てくるありさまなので、作業時間に余裕が無かったんです。
……と言い訳(^^ゞ)
このクリアの接着剤。購入したタイミングがばっちり過去記事に残っていまして、
『U.F.O. SA アタッチメント探究3 「ピアスキャッチ シリコンタイプ」 (乳首責めグッズ)』
のときに購入したもの。
4年半経過のブツです。
逆に今まで良く固まらずに来てくれたとも思う。(もっと古い(容器からして古い)白もまだあるんですけど(^^ゞ))
あ、良い点は改めて改良後のインプレッションその2にも書きたいと思いますが、
勃起した乳首が6枚のフィンの隙間にちょうど良く落ちたときに、そのまま少しぐいっと持って行かれます。
つままれたのと全く同じとは言えませんが、ちょっとつまんでいじられたくらいの刺激が発生しますので、これはちょっと面白いです。
ウエスタンドア型で左右方向からつまむのを諦めたのに、求めていたものに近いものが、このシンプルな直上型で出来るとは思いませんでした。
ただ、このタイプの刺激は実は筆者が過去にもトライしたことがあってそのときは素材の形状の都合で成功したとは言えなかったのですが、
『U.F.O. SA アタッチメント探究4 「シリコーンマット丸型 ハニカム形状」 (乳首責めグッズ)』
このときに既にちょっと追究していたんですよね。
温故知新。(違うような気もする)
というわけで、インプレッションその2まで少々お待ちください。
2020-08-18追記:
ちょっとここのところ体調に不備が多いもので遅れてしまいました。(更年期だろうか(そんなのいつもやろ
エッジ処理の追加で、乳首が傷付くような痛みは無くなりました。
中央に近い、狭いところに乳首が入り込んでしまって拗じられて痛い、という現象も無くなっています。
ただやっぱり、筆者の下手くそな接着剤盛りで面が凸凹してしまったせいか、根こそぎワイプされるような感覚は減ってしまったように思います。
この手の均一な形状がウリになるアタッチメントではエッジ処理もなるべく均等に、出来上がりの面が平面を保てるようにした方が良いでしょう。
凸凹が増えるとそれだけただのランダム刺激と変わらなくなってきてしまいますので。
凹凸のせいか体調のせいかいまいち不明ですが、勃起乳首がそのままぐいっと持って行かれるような感覚も減少してしまいました。
今回のエッジ処理は失敗でしたね。
高さ方向の凸凹も無い方が良いですが、厚さ方向の凸凹も無い方が多分良いと思います。
一見、厚さ方向は先端部が膨らんだ形状になる方がより乳首を摘めるような形状になって良いんじゃないだろうか? という気もしてしまうのですが、乳首がぐいっと持って行かれるような刺激って恐らく乳首の側面がいきなり全面的に衝突するからこそ生じるものなんじゃないかと思うんですね。
ですので、筆者的にはシンプルな一面壁と正面衝突がオススメです。
今回のような形状では乳首を完全勃起させて(というか簡単に勃起する形状でもあります)、真正面からアタッチメントと対決姿勢を取るのが刺激的にベストなのですが、最終的には乳首がなぎ倒されてアタッチメントの凸が通過していきます。
そのときの強く摘まれたような鈍痛だけはどうしても発生してしまいます。
乳首の勃起が収まればこの種の痛みも無くなりますが、勃起しているとその勃起を都度強く抑え込まれることになるのでそのときだけちょっと痛くなる感じです。
ということは、勃起したときの乳首が大きい人には向かないアタッチメントかもしれません。
押し付け加減で調整できる部分もあるかもしれませんが、基本的に変形しにくくて根こそぎワイプするところこそが売りのアタッチメントなので押し付けを緩めるとそのメリットそのものが減少しかねません。
今回は素材の成形が雑だったのでエッジ処理に苦労しましたが、例えばクッキング用のシリコンヘラなどを素材として作成すればもうちょっと良いのが出来そうな気がします。
ただし、エッジの立ってないものでないとシリコンでも痛いことは『U.F.O. SA アタッチメント探究4 「シリコーンマット丸型 ハニカム形状」 (乳首責めグッズ)』で体験済みですので、なるべくエッジのきつくないものを選びたいところです。
全面的にエッジ処理が必要になってしまうようでは、結局今回のものと同じような感じになってしまいかねないので。
あ、素材候補の写真があったので、ちょっと貼っておきます。
これも地味にエッジが立っていそうなので処理が必要になってしまうかもしれないけれど、硬さや厚さ的にアタッチメントの素材候補として良いかもしれない、と思っていた物です。
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↑2020-08-15