Wボールメタルフック 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)

超久し振りにディルドではないアナルグッズを試してみました。
今回試してみたのはメタルフック。その中でも間隔を少し空けてボールを2つ繋げた形をした『Wボール』タイプです。

Wボールメタルフック
Wボールメタルフック 'N
シングルボールメタルフック
シングルボールメタルフック 'N
シンプルメタルフック
シンプルメタルフック 'N

アナルフック 'm

GUSTOUGH
グスタフ
Wボール
メタルフック 'm

GUSTOUGH
グスタフ
シングルボール
メタルフック 'm

GUSTOUGH
グスタフ
シンプル
メタルフック 'm

で、今回筆者が試すのは中華な通販で購入したものですので、恐らく上の製品リンクのものとは似て非なるものです。
この手のモノってパッケージが変わっても製造元が一緒だったりすることがよくあるので、こういうのもどうせみんな一緒なんじゃろ? とか思っていたら、どうやら違ったっぽいです。わはは。

その中華な通販では『シングルボール』『ダブルボール』『トリプルボール』と選べるところが多かったのですが、筆者が選択したのは『Wボール』。
で、なんで『Wボール』なんや、って話なのですが、
『シングル』はシンプルに玉が一つなので、その玉でピンポイントに狙ったところを圧迫刺激するのに向いているかと思います。
『トリプル』まで行くと恐らくもうボコボコボコと刺激が来るので狙った云々言えるような状況にはならないかな、と。
そして『ダブル』ですが、『ダブル』だけはなぜかボールが連続していなくて間隔が空いています。
これを見てて思ったのが、マッサージチェアのモミ玉です。

マッサージチェアのモミって、いかにも揉んでくれているような感覚をもたらしてくれますが、実際のところはモミ玉の動かし方を工夫しているだけ。手で掴むような動作をしているわけではないんですね。あくまでも上手いこと塊を動かしているだけ。
人間の感覚なんてそんなもんですから、このメタルフックでもボールをモミ玉として見立てて、2つのボールで前立腺を掴んで揉んでやろうじゃないか、みたいな発想に筆者は至ったわけです。

玉の間隔をわざと空けている意味って、要するにそうゆうことなんじゃろ? と。
『シングル』ではシンプル過ぎ。『トリプル』ただのアナルパールとかアナルビーズみたいなものであろうと予想して、『ダブル』を選択してみたわけです。

それではパチモンの実物を眺めてみましょう。

WBallMetalHook-001.png

とはいえ、サイズ感は似た感じではあるんですよね。
一応、重量計ってみるか、ってなったときに明らかにパチモンだと判明しました。

WBallMetalHook-002.png

精度に若干の不安がある昔ながらのキッチンスケールですが、135gです。
国内で流通しているものだと300g弱らしいので、これは大分違いますねえ。
もっとも、パチモンパチモン言ってますけど、どの製品が正規なのか、もしくは正規と呼べるような製品が存在するのか筆者は知らずにパチモン言ってます。
パチモン言ってるもう一つの理由は製造の粗さです。
バリとか穴があるわけではないので実使用上問題は全く無いのですが、画像で比較するだけでも溶接部分の精巧さがかなり違うかな(もちろん筆者の購入した方が安物なりに安っぽい仕上げ)と思います。

あ、あと余談ですけど、ボールに筆者の醜い姿が移りまくっていたのでボールの反射部分にはボカシを入れております。悪しからず。

WBallMetalHook-003.png

ボールは直径3cmです。
通販サイトのだと2.8cmとか2.5cmとか言ってますね。結構販売サイトの測り方も適当なんで、もしかしたら同じ大きさである可能性もあるかも。

WBallMetalHook-004.png

もう一方の玉も直径3cmです。

んで、この2つの玉の端から端までが、

WBallMetalHook-005.png

まあ、ど真ん中にパイプが貫通している形状の都合上、正確な計測はできないのですが、75mm〜80mmくらいのものです。
というよりも計測箇所を変えましょうかね。

WBallMetalHook-006.png

玉と玉の間がほぼ2cmです。

ちなみに、上の方でパイプが貫通しているような形状とか書いてたりしていますが、実際には恐らく貫通していません。
直径3cmの中空ボール2つを長さ2cmのパイプで繋げて溶接。そして、長く曲がったパイプをまた別付け溶接しているものと思われます。
なので、良〜く見てみると、

WBallMetalHook-007.png

完全な一直線になっていないのが分かります?
微妙ですが、\_みたいな形に僅かに折れて(っていうか別物くっつけてるから、真っ直ぐ付いていないってだけ)います。

WBallMetalHook-008.png

フックの持ち手の方にロープなどを通せる穴が空いておりまして、内径がほぼ2cmです。
販売サイトによってはSMグッズに分類したりする製品ですからね。

で、大きくフックする曲がりの部分ですが、

WBallMetalHook-009.png

定規の当て方間違ってるやないか!
内側で近いのが30R辺り。

WBallMetalHook-010.png

外側で見ると40Rが近いかな?
それにしても、こんな定規超久し振りに取り出したわい。

WBallMetalHook-011.png

持ち手の長さは測るポイントがはっきりしないので、画像でだいたいの感じを掴んでください。
底に敷いているのは歪みまくってますけど1cm方眼の工作シートです。
また、製品が若干底よりも浮いてカメラに近い関係上、底の目盛りとはズレが生じてますのでその辺も加味願います。

ボール側も撮りますね。

WBallMetalHook-012.png

インプレッション

えーと、まず、筆者の想定が大きく外れていたところからお話致しましょうか。
筆者はこれ、自分の手でぐりぐりと自由にボールをコントロールできるものかとばっかり思っていたのですが、持ち手を手前(腹側)に持ってくるように挿入すると、自由度はあまり無い状態になってしまいます。
曲げ加工してるところのRが小さいので、尻の穴から会陰、玉袋、と構造物が多くある腹側に持ち手を持ってくるとまず、深い挿入ができません。
また、腹が邪魔になるので、持ち手を腹にめり込む方向にもっと動かしたい、と思っても上手く動かせません。
ちなみに、筆者のヒップを測ったところ100.5cmでした。

んで、改めて販売サイトとかの画像を見てみると、基本、持ち手は背中側に持っていく想定なんですね。
確かに背中側に持っていけば自由度は格段に増します。が、仰向けで寝らんなくなったぞ。
つーか、自分で動かそう、って時点でこの製品の使い方としてはイレギュラーなんですかね。
なんか、鼻フックみたいに紐で吊り上げるみたいな使い方が想定されているっぽくて。

あ、で、ですね、非常に申し訳無いことに、前立腺が掴まれる感覚は筆者には分かりませんでした。
尻で射精に至る程度には開発が進んでいる筆者の尻ですが、そもそも筆者は前立腺よりも奥がスイートスポットなので、前立腺へのダイレクトアタックに対してはあまり鋭い感覚は持っていないっぽいです。

もちろん、ぐっと押せば、ああ多分これ前立腺押されてるなあ、って思うことはあるんですけど、圧迫感はいくらでも感じるけど別段気持ち良いわけではなかったなあ。
あ、あと、押し方次第で尿意っぽい感覚を多少ですが出すことはできました。
アナル初心者の頃は小さいモノを挿入しただけでも便意とか尿意とか凄かったものですが、今や並+α程度のディルドでは全く便意も尿意も起こさずに性感だけ感じられるようになって(しまって)いますからね。

と、こんな感じでぐりぐり動かして、あっちこっち圧迫はできるのですが、快感目的にはあまり使える感じはしませんでした。
挿入は楽なんですが、慣れていないせいか抜去がちょっと大変でした。
ボールに対してパイプが細いので、括約筋がパイプに合わせて締まってしまうとボールがなかなか出せないんですよね。
ディルドだとここまで抑揚がある形状って滅多にないので普段はこんな苦労はしないので新鮮でした。

あ、あと、これも筆者のコントロールが悪いだけかもしれないですけど、先端の玉(穴の奥に入る玉)を前立腺側に押し付けようと思って動かすと、肛門傍の玉の方が背中側に動いてしまうだけ、みたいな感じによくなりました。
直腸って結構広がるのであっちこっち動きますね、肛門すぐ傍でも。

前立腺圧迫であまり快感を覚えない筆者が、アネロスとかエネマグラ系統のモノにはハマらずにディルドに移行してから花開いた理由が垣間見えたような気がします。
もうちっと深く挿入が出来て精嚢とかもっと奥が圧迫できたらもうちょっと状況も変わったかもしれません。
ただ、筆者の場合は勃起すると尻の中の具合も明確に変わってくるので、勃起を継続させながらこの手のブツを手でコントロールして圧迫するとなると、ちょっと性感に集中できなさそう。
あ、そうだ、今回の前立腺圧迫も結局勃起してない状態だったので、勃起出来ていればまた話が違ったのかもしれません。
が、楽な仰向け姿勢じゃコントロールの自由度が少ないし、背中側だとコントロールの自由度は高くても手を背中に回して……なんてやっていると勃起を維持できない残念なお年頃だったりします。
いや、でも、出来の良いディルドだったら少々面倒があっても勃起してそうな気もするなあ。うーむ。

んでですね。重量が変わるとまた様子が変わる可能性というのも否定できません。
重いだけでも感覚変わってきますからね。
あと、逆に、今回のブツは非常に軽量だったせいもあって、懸念していた『メタルに体温奪われる』現象は特に感じずに済みました。
これ試す前は、お腹が冷えて下痢するんじゃないか、とか心配してました。
重くなるとこの心配は増えるのかもしれぬ。

Wボールメタルフック
Wボールメタルフック 'N
シングルボールメタルフック
シングルボールメタルフック 'N
シンプルメタルフック
シンプルメタルフック 'N

アナルフック 'm

GUSTOUGH
グスタフ
Wボール
メタルフック 'm

GUSTOUGH
グスタフ
シングルボール
メタルフック 'm

GUSTOUGH
グスタフ
シンプル
メタルフック 'm

2021-08-11

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