色欲の魔羅 ブラック03 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)

ディルドの新規購入は久し振りなんですが、買ってしまってから「また似たようなモノを買ってしまった」と後悔したのは公開。

色欲の魔羅 ブラック
色欲の魔羅 ブラック 'N
本物志向のおちん◯ん
本物志向のおちん◯ん 'N
本物志向のおちん◯ん ナチュラル
本物志向のおちん◯ん
ナチュラル 'N

筆者のアナル事情は太短いのでお手軽かつ確実に気持ち良く、というのがマイブーム(死語)でして、しかしなかなか、(筆者にとって)適度に太短いというディルドには出会えない状況が続いています。
なんかですね、相似形で大きさが変わっていくような製品ばかりで、太さで選ぶと長過ぎるし、長さで選ぶと細過ぎるし、っていうあちらを立てればこちらが立たずな萎え萎えな状況がずっと続いているわけです。

だってですよ。
筆者が長いことベンチマーク的扱いをしてきた「本物志向のおちん◯ん」のレビューのときで既に長さはMで良いから太さはLが欲しいみたいなことを言っていたはずなんです。(って今記憶だけを頼りに言っています)
よし、過去記事『本物志向のおちん◯ん S,M,L全サイズ 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)』を見に行くか!
……そんなはっきりとは言ってないなぁ……
ただ、Lだと少し長過ぎる的な話とLをヘビーローテーションするぞって話をしているので要するに長さはMで太さはLなんですよ!
多分、恐らく、Maybe、それより後のディルド関連のレビューでちょいちょい言ってると思います。

まあ、もっとも、近年ではそれ以上に太短い中華な絶版ディルドにベタ惚れしてしまっているのですが。
で、問題は、そういう太短いディルドがやたらと少ないんです!
太短いディルドが欲しいんですっ!

で、『マニアックワールドZ 01.ずんぐりパワフルタイプ 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)』なんかにも挑戦してみたりしているのですが、主に無駄に斜めに角度を付けてしまっているせいで残念な感じに終わっています。

んで、今回、に繋がるわけなんですが、現物見た瞬間に、販売サイトの測定サイズから想像していたものよりも随分と細くて「全然太くないやん!」「また似たようなモノが増えた」って思ってしまいました。

あーなんか、出だしから愚痴ってしまったワイ。
早速(もう全然早速じゃないけど)パッケージから見て行きましょう。

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シリーズの中で最も太いとされる製品です。
まあ、長さが短めの割には太いかもしれんけども。

一応、裏も見ましょか。

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んで、ここで筆者はなんか萎えるポイントを発見してしまったわけですが、パッケージの紙の右下に「Maccos JAPAN」ってありますね? はい、見ましたね?
紙を取りますよ、じゃん。

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あのさあ……。
これ別に筆者は「MADE IN CHINA」そのものにげんなりしているわけではないのですよ。
残念なことにもう日本の製造業は壊滅的ですし、特にアダルトグッズ関係に限って言えば別に昔から日本製だからといって特段クオリティが高いなんてことは無かったです。
こんな隠し方しているのがなんか萎えるし、そんな隠し方をしないと売れないと考える方も、いや実際そうなのだとしても、いずれにしてもなんかもにょる。

まあ、こんなところでグダグダ言っていても仕方無いので袋開けましょ。
……って、また袋だ。

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これ、筆者のただの邪推ですけど、中国から納入されているのがこの袋までなんじゃないでしょうかね。
で、あの隠すような変な外袋と紙でパッケージングして流通に乗せてる、みたいな?
あ、いかんいかん、なんか余計なところばっかり考えが飛んでしまうま。

本体出しま〜す!
早速比較しながら見まーす!

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上は「本物志向のおちん◯んLサイズ」。
真ん中が今回購入の「色欲の魔羅 ブラック」。
下は「本物志向のおちん◯んMサイズ」です。
なお、本物志向のおちん◯んは購入からかなりの年月が経っていて、特にMサイズの方はなんか勝手に反りができて変形してしまっていますのでご承知おきを。

で、これ、この置き方ですと玉袋の膨らみで斜めになるので、軽く竿と平行に近づけるようにカメラも傾けて撮影しましたが、うん、太くないね、別に。
Lはもとより、Mにも負けてそうだよね、太さ。
この時点で筆者的には敗北感が蔓延しています。あー似たようなモン買ってもたあ!(何回同じこと言うのか
いや、もうディルドの本数多過ぎてろくに管理も出来ていないのに、余計なモン増やしてしもうてぇ。

あ、ひっくり返してみましょう。(素

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細いね。
なお、まるで本物志向のおちん◯んのバリエーションの一つかみたいにそっくりな見た目をしていますが、シワや抑揚の付け方が派手になっているという違いがあります。

横向けてみましょう。

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撮影の都合上、一番上から色欲の魔羅 ブラック本物志向のおちん◯んのM、Lサイズという順番に変わっています。
このアングルにしてようやく、Mサイズと同じくらいの太さはあるのかもしれんな、という程度の見た目になりますね。

あ、で、そういえば思ってたより細い細い言っていて、自分では測ってなかったわ、って気が付いたので後になって測ってみました。
確かに、最大で約43mmあるっちゃあある。ただし、それは前後方向限定。
左右方向はだいたい38mm前後。最大でも39mmに届くかどうかってとこ。
つまりは筆者はこの43mmという数字に引っ掛かったわけなのですが、これがまさか3〜3.9cmと販売サイトに書かれている製品より細いとはなあ。
ちなみに、筆者手持ちの変形してしまっているMサイズを測定し直してみると前後方向も左右方向も最大43mm程度ありますね。
完・敗。

ひっくり返します。

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上下の順もさっきと真逆になります。
すまんね、順序が統一されてなくて。
収まりの良い並びを優先させてしまっています。

次は先っぽの方から眺めてみましょう。

ShikiyokunoMara-008.png

左から本物志向のおちん◯んのL、Mサイズ、そして、色欲の魔羅 ブラック03という順番です。
色欲の魔羅 ブラックは全般的にシワ造形が強いんですけど、これを亀頭にまでシワ模様を付けることにはちょっと物申したいですね筆者は。

あのですね、亀頭にシワがある状態って、フル勃起してないと思いませんか?
筆者的には「てめえのせいでこんなにガッチガチになっちまったぞ、どうしてくれる」ってくらいに勃起していて欲しいので、せめてディルドくらいはフル勃起にして欲しいんですけど。

もしかしたら、リアリティ追求で型取りしているんだぜ、とかなのかもしれませんが、型取り中フル勃起って難しそうだしなあ。
でもなあ、社交辞令レベルの勃起をディルドでやられると気分が乗りにくいぜ。

あ、次、ちょっと角度変えます。

ShikiyokunoMara-009.png

反転して、順番も左右反転です。すまん、また一貫性が無くて。
亀頭は大きくはありませんが、カリ段差は強めです。
ただ、これもなあ、後で書きますね。

さて、ここからは入手困難な現在の筆者のステディ、FAAKの太短いディルドとの比較です。
色が違うから比較しやすいぜ。

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ああ、断然FAAKが太短い。

ひっくり返します。

ShikiyokunoMara-011.png

ああ、FAAK、しゅき……。

次は横向き。

ShikiyokunoMara-012.png

まあ、細かいことを言うとFAAKももうちょっと亀頭が大きくても良かったんじゃないかなあ、とは思っています。流石に若干短すぎで筆者の大好きポイントにやや届きにくい感がありますので。亀頭を大きくした分だけ長さが増したらちょうど良い感じ。
カリ段差は今のままで良いので。
(とはいえ、もうFAAKはこの系統の製品はやめちゃったっぽいんですけどね。金色ディルドとか要らんわあ。)

ShikiyokunoMara-013.png

うむ、やはりFAAKの代わりは務まりそうもないのお。

インプレッション

実を言うと、ファーストインプレッションは最悪に近いものでした。
もの足りない太さなのに、変にシワをたくさん付けているせいで腸壁の痛みが激しい。
当然のようにイケなくて、アナニー失敗で悶々とした残念な日を過ごすことになります。
こういう失敗って後を引いて体調にまで影響することがままありますからね。
特にメンタル病んでる気味な筆者にはダメージがデカいです。

とはいえ、スペック的には不服でも、そこまで酷いばっかりではないはずだ、という思いも筆者にはありました。
で、再チャレンジの機会を伺っていたわけですが、やっぱ「気持ち良くない」って思っちゃったものに再度手を伸ばすというのは勇気の要ることでして、マイナスイメージが薄れるまで結構な日数が経過してしまいました。
そしてようやく、何も考えないようにしながら手を伸ばして2度目のチャレンジ。

イケはしました。
筆者の大好きなポイントにも届きますし、グリグリと強めの刺激も起こせます。
ただ、表面の大袈裟なシワとカリ段差の大きさのせいでやはり腸壁はやや痛みがち。
終わった後引き抜くと、カリ段差の溝に粘膜の剥がれた塊がこびり付いてしまっています。

はっきりとしたカリ段差って視覚に訴える効果は抜群だとは思いますが、実用になると「?」マークが浮かんで来ますよね。
ケツ圧でカリがある程度潰れてくれるならまだ良いのですが、硬いディルドで段差がそのままだとただの引っ掻き溝になってしまって、腸壁は削れるし、溝部分は腸壁と密着しないで離れたままになってしまうので、結果的に快感にはなんのプラスにもならないどころかマイナスばっかり、っていう……。
でも、こういう視点って山ほどディルドを使い続けた人間じゃないと持ち得ない可能性が高くて、ちょっと筆者の感想や意見は主流から外れてしまっているのかもしれないなあ、とも思ったりもします。
筆者だって昔は大きなカリ段差を有り難がっていたんだもんなあ。今は害悪にしか思ってないけど。昔はアナニーしたらある程度腸壁が傷んでしまうのは仕方の無いことだと思ってたし。今はそんなこと微塵も思ってない(ほとんど傷まずに済むことが分かったので)けど。

もっとも、このカリ段差で腸壁が削れるという現象は、本物志向のおちん◯んでもある程度起こってしまうことではあるのですが。
(その点FAAKは最優秀なんだよなあ。腸壁全然傷まない。引き抜くとむしろローションすら付いてこなかったりして全然尻が削れない。)
あ、一応、酸っぱい匂いまではしなかったので、酷く損傷するというほどのものではありません。

ただ、なあ、何だろうなあこの差は。
刺激の大きさだけで言えば色欲の魔羅 ブラック03は結構強い刺激が起きるんですけど、快感ではないって感じかなあ。
ただ刺激が強いだけで硬い物が当たってる、って感覚が強いかなあ。
硬すぎるんだろうなあ。その辺りは本物志向のおちん◯んMサイズと似た傾向。
でも、ならば、本物志向のおちん◯んMサイズの方が太いし、表面も穏やかだしで完全に上位互換なのでこっちを使った方が良いや、ってなってしまうし、でもMよりLの方が筆者の身体には合っているし、ってベンチマークスタンダードに回帰していってしまいますがな。
要するに、もう多数のディルドを所持してしまっている筆者にとってはこの製品ならではというポイントが見い出せない、という点は覆せない、そんなレベルです。残念ながら。

というか、色が黒いから気付きにくいけど、この製品っていろんなところが「昔ながら」なんですよ。
一様に硬い。表面凸凹し過ぎ。
むしろ「今のディルドは軟弱だ!」と思われる方には向いているのかもしれません。

色欲の魔羅 ブラック
色欲の魔羅 ブラック 'N
本物志向のおちん◯ん
本物志向のおちん◯ん 'N
本物志向のおちん◯ん ナチュラル
本物志向のおちん◯ん
ナチュラル 'N

2021-08-18

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