オナピットプリーツ実使用レビュー（オナホール）

今夏、筆者の『おちんぽ見直そうキャンペーン』第ニ弾で安価なオナホールをいくつかまとめて購入しています。
今回はOnaPitのPleats （オナピットプリーツ）を試してみます。
Sucker（サッカー）の方はこちらの記事『オナピットサッカー実使用レビュー（オナホール）』をご参照ください。

新・オナピット 'N

オナピットサッカー 'm

オナピットプリーツ 'm

Suckerは2種類の吸盤というかドーナツ形状が36°ないしは72°間隔で綺麗に並んでいる幾何学模様オナホでした。
今回のPleatsの方は竿にシンプルな横溝、亀頭にイボのプラネタリウムといった感じになっています。

それでは早速見てみましょう。

同じシリーズの製品ですのでイメージは良く似ています。
付属のローションも同じものですね。

外袋の裏面も見てみましょう。

ローション漏れを防ぐ弁、横溝、イボイボ、と挿入が進むに連れて形状が変化していきます。
あ、で、一応、前回「ちっちゃ！」としか言わなかった注意書きのアップを取ってみました。

もうね、老眼が進んでいる筆者はメガネを外さないと読めないです。
というか、それでも筆者はまだ近距離視力がさほど悪い方ではないと（長いこと測ってないから分からんけど）思うのですが、これ、人によってはどの距離でも読めない可能性があるんじゃなかろうか。

まあ、「ちゃんと作ってるつもりだけど責任は取れないよ」といった感じでしょうか。
それでは肝心の本体！

えっとですね、こちらプリーツの方はですね、最初から円筒状態をキープしていて、Suckerみたいに潰れていません。
（カタカナでいきなりサッカーって書いたらSoccerみたいで違和感あるのね）
なので中に詰物しなくてもこの立体形状です。

なんかドロンパを思い出しちゃった。

ちょっと成形の痕の他にもちょこっと溶融したような痕があるのが若干気に掛かります。

出入り口の方も見てみましょうね。

Suckerのときにも記載はしつつ画像を取り忘れていたローション漏れ防止弁が一箇所欠けている状態。
こちらのPleatsでも同様でした。
その手の形状の成形限界なのかしらん？

それでは裏返しまして、テクスチャの詳細を眺めてみます。

ここで筆者が気になったのが、イボイボと横溝の切り替わり付近にある形状の乱れ。
なんか溶けた感じがしてますよね。

角度を変えて見てみましょう。

場所によっては境い目のみならず結構な広範囲に渡ってこの溶けたような痕が広がっています。
そして、もうひとつ気になったのが、イボイボの奥に亀裂模様がビシーッと走っていること。
Suckerでもこんな感じの模様が走ってはいましたが、あちらは目視では特に気にならないものでした。

しかし、こちらはこうしてヒックリ返すと白濁して亀裂を境に透明度がバシッと変わるもので、「これなんか割れた！」って筆者はマジビビりしました。
表に返すと何事も無かったかのように元に戻り、また裏返すとビシーッと亀裂が走って白濁する。
ホラーですがな。

うそうそ。
何度か返しつつ見てなんとなく分かりましたが、これ、亀裂が走っているのは接着剤っぽいナニカです。
さっきイボイボと横溝の境い目が溶けているみたいなことを言いましたよね。
恐らく、ここのイボイボはイボイボシートを後付けで貼り付けて、横溝付きの本体に溶接しています。
それで、本体とイボイボシートの間に恐らく接着剤的なナニカが封入されていて、こうして裏返したりしてちょっと無理な力が掛かるとビシーッと亀裂が走ってしまうのかと思います。

亀裂が走っても接着剤の効力のすべてが無くなるわけではありませんし、一部横溝まで溶けているほど本体ときっちり溶接してますので、簡単に分離してしまうという心配はしなくても良いでしょう。
そもそも、これからデッカイ亀頭でガツンガツンに引き伸ばすんやで。
裏返しくらいで破断するようじゃ設計＆製造ミスですがな。（結構な力入れても一発では壊れなかったので大丈夫ですよ〜）

インプレッション

あのですね。凄く極端です。

凄く良いと思うところがある反面、どうしようもないほどの欠点があります。
筆者はこれ、どうなってるんだ？　って思いながら扱いてて夜も寝落ちしかけました。（いつも寝落ちしかけるんですけど）

その後あれこれ調べて考察も二転三転したんですけど、ここインプレッションだけはドキュメンタリーですからね。
フィクション無しで極力再現致しましょう。

まず最初に思ったのは「Suckerよりも随分小さいな。ってか、小さ過ぎだろ！　これ」です。
イメージ的に亀頭と＋α程度しか包み込めません。

ローション漏れ防止の弁は相変わらず優秀なんですが、こちらはローションが全部亀頭上部の方に集まって行ってしまう感じでこの弁周辺は非常に滑りずらくなってしまいます。
結果、根元に寄せづらい、すぐ抜けそうな不安が起こる。（実際はそこまですぐ抜けるわけではありませんがとにかく感覚として挿入長が極端に短いのですっぽ抜け不安と常に戦ってました。）
ストロークが全くとれないので亀頭マッサージャーかよ、って思いました。

ただ、これがある一定の条件を満たすと一応普通のオナホに近いレベルにはなります。
１．ガチガチの完全勃起をして皮余りを極力減らすこと。これにより根元付近の動かしづらさが改善されます。少しでも萎えるとその勃起の柔らかさと皮が簡単に撚れてしまうのと構造的なローション不足により非常に滑りが悪くなりほとんど動かせなくなります。動いても皮だけが動くので刺激が起きにくくなります。
２．扱きのスピードを速く、かつ、大胆に大きく力強く動かすこと。ローションが乾かないよう素早く根元まで被せ直すようにし、かつ伸びにくいので力を目一杯入れることでようやくスムーズにストロークできるようになります。当然これを実行するには１．の完全勃起が不可欠です。

これらの条件が揃うとなかなか優秀なオナホになります。パッケージの「即射」は嘘を付いてはおりません。
ただ、僅かな休憩も許さないというストイックさがちょっと厳しい。

で、ちゃんと動かせるという条件下で刺激の質を言うと、これはどう捉えて判断すべきか悩みますが、ある意味では極上の刺激が発生し得ます。
あのですね、腰の裏のど真ん中……ちょっと部位の専門用語が無いか調べてみるわ。
仙骨と腰椎の間辺りがシビれて震えました。
単に刺激が度を超していただけと言えなくもないけど。（そして今のところ1回こっきりで再現できてないけど）

筆者は単純形状で言えば細かい横ヒダが好きで、この製品はそこまで細かいヒダではないのですが、それに近い刺激を感じました。
そして、有無を言わさずイカされそうになる感じ。
まあ、筆者は今更遅漏なので有無を言わさずイカされそうになってもイカないんですけど。
でも、それで腰裏に電流走って痺れたというのは記憶に無いので多分初体験かな？
なので、刺激の質は「優秀」と言わせていただきます。
強く扱くとイボイボも強く亀頭を押し擦るようになって、この刺激もなかなかグッドなのではないかと思います。

ただとにかく動かしづらいし可動距離が短いんだ。力任せに扱いてようやく並のストロークってのはちょっと使い勝手が悪すぎる。
これは筆者のがややデカいとかそんなん関係なしに言い切れると思う。
この製品はもっと本体を長くすべき！！！！！！！！！

で、筆者は考えたわけですよ。なんで同じシリーズの製品でこんなに大きさが違うんだ？　って。
んで、取り敢えずイカされた後は寝るんですけど、起きてからですね、PleatsとSuckerの比較を始めたんです。

ほら、Pleats短いやろ？　って。
見た目1cmまではいかないけど5mm以上短く見えました。

この角度の写真じゃ分からんから分かるように撮ろう。

ほれ。なんか遠近法で誤魔化してる感じがしなくもないけど。
それに、ローション漏れ防止の弁の位置も奥まっていて、それで実質挿入長が余計に短くなっているんじゃないか？　って仮説を立てました、筆者は。

どうだ、ほれっ！

最初こそ、ほれ見たことか！　って思ったのですが、よくよく見てみると「そんなに違いがあるように見えないなあ」って思うようになりました。

そもそも、Suckerは潰れてるのにPleatsは立体的になってるからちゃんとした比較がしづらいんじゃ。
ってPleatsを潰してみる筆者。

……あっ……

潰したら大きさ変わんねえええええええ！！！

えええええええ〜〜〜〜？？？

仮説総崩れ、設計上の大きさはPleatsもSuckerもほぼ一緒。
なのに実際に使用してみるとPleatsは物凄く短く感じる。
それって一体どうしてじゃ？

Pleatsを手で引き伸ばしたりして分かりました。
Suckerは厚手とは言うものの突起がある部分以外は均一の厚さでどこも均等に良く伸びます。
しかしPleatsは一体成形ではなくイボイボシートの貼り付けは二重構造です。
もちろん、イボイボを貼り付ける部分は本体側も薄くしてあります。なのでここだけぶ厚くなるなんてことはありません。
むしろ、イボイボ部分は薄い本体に薄いイボイボシートをくっつけているので竿部よりも弱く伸びやすいです。

問題は溶接部分。
ここが強固になり過ぎていてほとんど伸びません。
横溝形状も溝になってない凸の部分が補強リブのような役目をしてしまって伸びにくいです。
イボイボシートで二層になっている亀頭部分だけが比較的伸びやすいというだけで、全体的にはSuckerと比較にならないほど伸びにくい。
良く言えば剛性が高いんです。
だから、潰れないで立体形状を保っているのだとも言えます。

元々、本体の短さを「伸び」でカバーしているこの手に製品において、とにかく伸びにくい形状と構造を採用してしまったせいで短さをカバーすることが出来なくなった。
それがこのPleatsの正体です。

でも、筆者はこいつの刺激はかなり上出来だと思っています。
なので、伸びるようにしろ、と言うよりは、本体を長くしろ、とそう言いたいのです。
もしかしたら単に本体を長くしたら刺激の質も普通に落ちてしまう可能性もなくもない（目一杯力を入れないと扱けないという構造のせいで産まれた刺激の質なのかもしれないので）ですが、それは本体を長くして試してみてからの話で良いんじゃないかな？
とか、開発者でもテスターでも無いのに妙な上から目線を披露して終わりたいと思います。

と思ってたけど、もう一回扱いて考察したので追記します。
溶接部分の伸びない強固なところはちょうど亀頭冠や裏筋辺りにあることが多く、これが良い締りとして機能している可能性が大です。
伸びないというのは長さ方向だけでなく径方向にも言えることですからね。ここが緩みにくいので締りが良いんです。
ですので、下手に伸びるように直してしまうと、同時にこの特性がシんでしまう可能性があります。
そういう意味でも、伸びるようにするよりは本体長そのものをもっと長くした方が良い、と筆者は主張します。（性年の主張
もう一回扱いてもやっぱ短過ぎるって感覚が変わらん。

『オナピットサッカー実使用レビュー（オナホール）』の記事の最後の方で触れていた、本体の下の方を軽く掴んでズンっと下ろすと本体をガッチリ掴んで扱くより良いよ、ってやつ、この製品ではできないんですよ。
とにかく動かしづらいので本体を丸ごと掴んでやらないとだいたい根元が突っ掛かる。
なので、より気持ち良いオナホの動かし方ができない、って点でもこの製品は損してます。
だからロングバージョンを（ちょっ、待てよ（それはロングバケーション（で合ってる？
はよ！　はよ！　はよ！

それにしても、こんなにはっきりとした短所と長所を持ってる製品初めて使ったわ。
ほんと、どうにかならないかな、この実際に使用したときの短すぎ感。すげえもったいねえ。

ところで急に寒くなりましたねえ。
筆者は寒さに弱く、寒い季節はオナニーどころか生命の危機に陥るのでこれから極端にオナニー頻度は落ちると思います。
お布団抱っこできるアナニーはそれでも頑張ればできなくもないのですが、お腹がほぼオープンになってしまうオナニーは非常にやりづらくなるので極端に頻度が落ちます。

今年はちょっと暖かくなった3月半ば以降の約7ヶ月間、記憶に間違いが無ければ2発出した日が2日、出さなかった日が2日、ということでぴったり1日1発ペースを続けていた珍しい年でした。
『おちんぽ見直そうキャンペーン』前はアナニーするかしないかという2択に近かったものが、今年はアナニーするかオナニーするかという2択になったので射精頻度が向上しました。

適度なアナニー・オナニー・チクニーは精神衛生上だけでなく、日常交感神経に偏り過ぎて強張った肉体を解せる効果もありますし、アナニーなんかは特にまんま全身運動みたいなものですから、健康増進的な意味でバカになりません。
（本当、痔なんか無縁になったし、腰痛なんかも緩和されます、筆者の場合は）

でも、寒さには勝てないのでオナホール関連は今年は店じまいかな。
また、春を待ちたいと思います。