ブラックロック7のローターを使ってオリジナルの振動系チクニーグッズを自作してみたら思いの外大成功して、可能性を強く感じましたのでその第2段に挑戦してみたいと思います。
筆者が振動系チクニーグッズとして使うのに注目していたパーツはこちら、
タブレットローター、でした。
U.F.O. SAのアタッチメントの土台を彷彿とさせるような形をしているので、この円形の平面にアタッチメントの造形くっつけたらそれっぽくなるんじゃないだろうか? と思ってたんですね。
ただ、この製品。割と発売が古くて在庫状況があまり芳しくない。で、割と高価。
いきなりこれに手を出す前にもうちょっと安価に済む手段で作ってみたい、とも思ってしまいました。
というのもですね。なんとなく思い浮かんだのですが、この製品、類似のものが他に全く無いという点が妙に引っ掛かりまして、この製品専用のローターを開発製造したのであればもうちょっと製品バリエーションを増やしたりとか足掻きがあっても良いんじゃないかとおもうのですが、むしろこの単発で静かに消えようとしている……。
うーん、ローターの部品そのものは何か汎用に近いものの流用なんじゃないだろうか?
って、筆者は勝手に思ってしまったんです。
もし、そうだとすると真っ先に思い浮かぶものがありますよね?
そうです。スマホ用のバイブレーター。
筐体の薄いスマホに収めるために薄く作らなければならない。そのパーツを流用して出来た製品がタブレットローター【ブラック】なのではないかと。
というわけで、スマホの部品なら探してみましょ中華通販で。
スマホ用のバイブレーターだとすると乳首に使用するには弱過ぎる懸念があるのでなるべく大きなものを。
で、調べた結果。
どうやらスマホ用と思われるバイブレーターも小型化が進んでいるみたいで最大でも1234、つまり直径12mm、厚さ3.4mmという製品が最大、しかもそれも流通が細りつつある、といった感じです。
筆者としては上記に挙げたタブレットローターの中身を探すつもりでいたので、直径25mmくらいのものがあるんじゃないかと勝手に期待していたのですが随分と小さいものしかない。
これはちょっとパワーの点で不安。
しかし、1234すら消えてしまったらさらにこの手の製品は乳首グッズへの適応が不可能になるので、取り敢えず購入してみることにしました。
理屈上は2個で十分なのですが、不良品あるいは半不良みたいな品質の悪い部品が混在する可能性と、作るグッズが1つとは限らない点、まとめ買いの方が単価は安くなる点、等々を考慮して今回は10pcsまとめて購入してみました。
こちら。当時のお値段は365円。今見ると送料も有料化されて717円とかなってます。
なんか最近Aliなんとかさん送料が全体的に高価になってきていて、海外通販の方が安いという状況も徐々に終わりつつあるのかもしれません。
なんかWishListとかに入れていた製品も軒並み高くなっています。円安だけじゃなく、ね。
製品のスペックのとおり、直径は約12mmでかなり小さいです。
U.F.O. SAのアタッチメントの磁石が直径25mmですからその小ささが伺えます。
厚みはほぼ4mmですね。あれ? 34って何だ?
表裏に貼られているシール的なものを剥がせば3.4mmくらいになるのだろうか?
まいいや。別に筆者はスマホに押し込めるわけでもないので。
んで、これにアタッチメント的にくっつけるとなると真っ先に思いつくのはU.F.O. SAと同じ構造の磁石。
100均でネオジウム磁石の直径13mm版を購入してみました。
一応裏面も。
実測直径約12.6mm。
ということで1234バイブレーションモーターとかなり近似したサイズになっています。
厚さ約2.6mm。
さて、バイブレーターの方に戻りまして、両面テープの白い紙を取りまして、配線を良く観察してみたいと思います。
かなりアップになっていますが、ぴょっこりと小さな基板が突出していてそこに電線2本。
撚線でも無い1本線で導通してさえすれば良いという割り切り、というかスマホの部品という観点からすると余計なスペックは重さやバッテリー消費で不利なので最適化と言うべきなんでしょうかね。
乳首グッズに転用するにはちょいと不安。
裏っ返すとこんな感じです。
んで、ここに筆者がU.F.O. SAの修理にも用いた電線をつなげてだね……。
って、デカッ!
というかバイブレーター小っさ!
配線の太さの違いがもの凄いですよね。
明らかにこの配線は冗長。しかし、断線不安があるのでおいそれと細くすることもできません。
んで、一応はんだ付けはしてみたわけですが。
このまんまだと確実にバイブレーターに最初からくっついていた細い電線が一番断線の危険性がある状態だろうと予測できます。
もちろんはんだ付けしている部分が一番脆いでしょうが電線の途中で断線するケースもあり得ます。
スマホ等と違って自由度高めて大きく振動させようとしていますのでね。ハードケース内に固定するのとはわけが違います。
この細い電線は除去して基板に直接太い電線をはんだ付けすることも考えたのですが、なんか樹脂盛って固めてあったので、取り敢えず今回は細い電線を残したまま作業を続けました。
んで、一応、ショート防止にビニールテープを巻きまして、こんな細工を。
これはですね、細い電線の部分は大きくブレることが無いようにバイブレーター本体に固定しています。
バイブレーターが大きく動くので危なそうな気がしていまいますが、肝心なのは最も脆いはんだ付け部分の両サイドで別の動きをしないこと、だと筆者は思っています。
つまり、ここでは、バイブレーター本体と細い電線が別の動きをしないこと、そして、細い電線と太い電線が別の動きをしないことを重視していて、それでこういう処置になっています。
別の動きになる部位は太い電線の固定していないところになるように意図的にしているのです。
それとともに、大きくテープで包んで防水加工的なこともここではしています。
太い電線の一部まで大きく覆うことではんだ付け部やバイブレーター本体への水分の侵入を防ごうというわけですね。
それでは次に振動グッズ向けのアタッチメント作成に移ります。
これは過去記事『U.F.O. SA アタッチメント探究33 「シリコンキッチンブラシ」 (乳首責めグッズ)』で出てきたシリコンキッチンブラシです。リベンジ採用ですね。
回転系アタッチメントとしては相性が悪くかったのですが、振動系なら……と期待してのチョイスです。
で、ですね、途中までこれを上記の磁石に乗せて、それをバイブレーター本体にくっつけてアタッチメントみたいにしようと思っていたのですが、バイブレーターの電線をはんだ付けする前に一応ちゃんと動くか試してからやったのですが、その時のバイブレーター単体での力の弱さにちょっと不安が生じまして、こんな程度の磁石でも重くて動きが悪化してしまうかもしれない、と思うようになってしまい、急遽バイブレーターに直付けという形に変更しています。
というわけで、取り敢えず先に外枠の準備を。
今回はバイブレーターが薄い円盤上なのであまり高さが要りません(とこのときの筆者は考えていました。)
なので、適当な大きさに切った滑り止めマットに硬めの隙間テープでランドルト環みたい造形をしてみました。
この円形の閉じてないところが配線の通り道です。
あ、ここでの滑り止めマットはただの蓋ですので、身体に乗せて滑り止めする用途ではないので何でも良いです。
バイブレーターの中央にシリコンキッチンブラシの切れ端を接着して、これを先程作ったランドルト環の中央に。
で、ランドルト環そのものをセロハンテープでぐるっと囲います。
別にセロハンテープでなくても良いのですがうちで古いのが余っているので。
こんな感じでバイブレーター側のケースっぽいものを作りましたら今度は身体に付く側。
滑り止めマットの中央をくり抜いてくっつけます。
こんな。
滑り止めを重視する余りマット面積を極力大きく取るようにしてしまいましたが、これは考慮が足りていませんでした。
脇と干渉したり、左右の胸間でマットが重複したり、胸筋と腹部との身体の凹凸に沿わない部分とかも出てきます。
こういったところは寸法を大きく取らないように次回から工夫したいところです。
と、せっかくここまで作りましたが、ケーシングが弱すぎると思ったので補強に乗り出しました。
で、ですね、これは……
わかもとW大瓶の蓋だったかな?
本当はもうちょっと深さがあるものをケース的に使いたかったのですが適当なサイズのものが見つからなかったので、逆にしてくっつけてます。
これは面剛性を上げるためだけに貼り付けていて、凹の形状は一切どこにも寄与していません。
過去記事『マイクロローターで振動系チクニーグッズを自作する(その2)(乳首責めグッズ)』で剛性確保のために貼り付けた鉄板と同じ目的です。
今回の方がちょっと直径外寸が大きくて前回と同じ鉄板ではサイズ不足だったのでこんな感じになってしまいました。
はい、失敗でした。
全然アカンです。
シリコンキッチンブラシそれだけだと圧倒的に突起不足でした。振動系でももっと乳首と密着していればまたちょっとは違うのかもしれませんが、今回のは軽いしすぐに浮いてほぼ乳首と接していない感じになってしまいます。
もっと乳首をとっ捕まえて離さないような形状にしないと突起不足云々以前の話になってしまう。
そこで、筆者は大きな突起を外側に付けて、乳首をホールドするようなつもりにしてみたのですが……
こんな感じ。
過去記事『U.F.O. SA アタッチメント探究7 「頭皮スッキリシャンプーブラシ」 (乳首責めグッズ)』で使ったピンの余り、というか普通に洗髪に使っていたブラシのピンがポロポロ取れてくるようになったので洗髪用途としては引退させたブラシのピンなんぞを使っていたりします。
SDG'sに配慮した有効なリユースだとは思わないかね?
ちなみにこの時点で灰色の強力両面テープの下に磁石を改めて仕込んでいます。
バイブレーターそのものが軽過ぎて乳首から浮いて離れてしまうために、磁石の重さを利用して元々最初に考えていた磁石でアタッチメント方式に戻した形になります。
バイブレーターが弱いのでこの重さでさらに弱くなる懸念もありますが乳首に刺激が来ないんじゃどうしようもないので致し方なく。
なお、ピンで乳首をホールドするイメージでしたので、ピン間の隙間を小さめに、そしてシリコンキッチンブラシはそれに応じて切り欠いています。
でもなんか切り欠きが難しかった。
下手に切るとシリコンキッチンブラシのピンが無くなっちゃうからどう残すかで悩んじゃった。
そして上手く切れてな〜〜〜い。(´;ω;`)
はい、磁石が間に入ったのと、背の高いピンを付けたせいで完全に外枠の高さが不足してしまっていますね。
えー、失敗です。
やっぱろくに刺激が来ないです。
UfoSaCtrlTripで最強の100にしてもまだ弱い感じ。
ただし、アタッチメントそのものの刺激の質からして失敗しているので、この辺りの形状やつくりをどうにかすればまだ可能性は残されています。
(これのためにUfoSaCtrlTripのVer2.00を開発したんですよね。このバイブレーターでは強さ100を当たり前のように使う必要があったので。)
それにですね、筆者はこのバイブレーターは形状からして平面的に横揺れするみたいに振動するんじゃないかと勝手に思い込んでたみたいなのですが、実際には一般的なバイブレーターと同様に立体的に振動します。
そうなると今回の外枠形状は高さの余裕が全く無く、縦方向の振動をほぼ完全に殺してしまっているようになっていました。
奇跡的に成功した『マイクロローターで振動系チクニーグッズを自作する(その2)(乳首責めグッズ)』と同じように高さ方向にも暴れられる余裕を作ってあげるべきでした。
ただ、単に余裕を持たせるだけですと、また今度はバイブレーターが軽くて乳首から浮いてしまうなんてことになりかねません。
ですので、高さの余裕は持たせつつも、乳首方向に押し付ける力が、バネ構造みたいなものが欲しいな、と筆者は思いました。
バイブレーターが弱いのは確かなのですが、高さ方向の暴れも適度に許すことでなんとか実用性を確保できないだろうか、と。
そうして「高さとバネ」と考えても良い案が浮かばずに半年経過、というのが現状です。
また、回転系のアタッチメントの作りに引きずられ過ぎているという反省もありまして、もっと最初から乳首の包み込むような、取り囲むような形状にできないだろうか? という改善点もあります。
回転系と異なり、振動系は構造物が大きく動き回るということが無いので、もっと乳首に密着するようなアタッチメントが使えるしその方が良い可能性が高いです。
理想的には『乳首をつまんで震わす』ですからね。そして、凹凸が適度にブレてくれると『いいね!』が付きます。
世に出ている商品の大半は乳首を固定して他がブルブル震えるという残念構造のため、乳首振動系は地雷という印象を(少なくとも筆者に)与えてしまったわけで、ちゃんと乳首を振動させられるように出来ているであろうと思われる製品は(筆者はまだ購入したことがありませんが)それなりに評価が高そうではありますので、乳首振動系の可能性はやはりあると思っています。
出来れば、この弱いバイブレーターでも使いたくなる性能にまで持っていきたい。
しかしながら季節は冬。
筆者はこの季節、オナニーがほとんど出来なくなります。(アナニーは頻度が落ちますがします。)寒さに負けるので。
なので改善策を織り込んた作品を作ってもまともに評価できるのは春以降になってしまうでしょう。
もっとも、まだコレ!といったアイデアが出ているわけではないのですが。
それでは(少なくともオナニー関連においては)また春にお会いしましょう。
小さめのローターが2個以上付いている(と思われる)製品を調べてみました。
数が結構多くて大変だったので、作業ミスとかあったらゴメンよ。
数が多いので軽く分類しました。
ローターだけで買える製品と、ローターに亀頭などへ装着する用のアタッチメントなどが予め付いている製品に分けています。
価格差がそれほど無いので、アタッチメント付きのもので楽しんでから飽きたら乳首向けに転用を図ってみる、なんてのも良いかもしれませんね。
まずはローター単体で買える群(NLSで見つけた製品です)
続いて、アタッチメント付きの製品群(NLSで見つけた製品です)
ここからはM'sで見つけた製品。ローター単体で買えるものから。
M'sで見つけた、付属品付きのローター製品。
↑2021-12-13