U.F.O. TW本体に付属するアタッチメントも単体購入可能になっています。
その他アクセサリ類です。
要はですね、今までのアタッチメントとは異なり、裏面だけをU.F.O. TWに嵌まるように造形し、表面は何も付けずに真っ平にしておくんです。
そして、その平な磁石面に従来のU.F.O.やU.F.O. SA向けのアタッチメントをくっつけて使う!
と、こういう目論見です。
磁石が2セット余計に消費されてしまうことにはなりますが、U.F.O. TWはモーターが強化されているので負荷の点は問題無いでしょう。
磁石の周りに枠が無い状態で使うことになるのでズレが心配ではありますが、自作アタッチメントですとむき出しの磁石面同士がくっつくことになりまして、例の通り強力なネオジウム磁石ですから、あまり心配は無さそう。(だと今のところは考えています。)
U.F.O.やU.F.O. SAを所持していてU.F.O. TWのアタッチメントに不満がある方はチャレンジしてみる価値があるんじゃないでしょうか?
それでは早速採寸などして材料や製法を探っていきましょう。
ちょっと窪んだところにあるのでノギス当てたままの写真は撮れませんでしたが、本体の六角形の幅は10.4mm程度でした。
10mmぴったりじゃなくて、微妙にオーバーしているのが気になりますね。
プラスチックの部材で覆ったせいでこのサイズになっているのか、あるいは汎用品を使えなくするためにわざと中途半端なサイズに設計したのか、その辺りは謎です。
筆者はちょっと「ボルトキャップ 頭部」という検索ワードで検索を掛けてみたのですが、TPE(エラストマー)素材のM6用が10mmなので無理すれば嵌まるかもしれない。
でも、お値段結構しそうだし、まずは身近な物でなんとか出来ないかな、と思って家捜しを始めました。
あ、ちなみにアタッチメントの方の窪みの寸法ですが、
約10.6mmとか、そんな感じ?
なので、きっちり10mmの窪みだとちょっと厳しそうですよね。TPEなら伸びるかな?
まあ、取り敢えず家の中で候補材料を探してみた結果。
いきなり突飛な物から始めてすみませんが、これ、安物のツールセット。
ラチェットレンチでボルトの締結が出来る物なんですが、これのサイズが近い物であればいきなりスポっと嵌まります。
7/16インチ。計算すると、約11.11mm。ということで若干ブカブカではありますが、なんかちょっと詰物でもしてやればこの程度のガタは簡単に埋められそうではあります。
U.F.O. TWの本体の方の磁石は強いので、こんなんでもひっつきますよ。
mm系なら11mmが嵌まります。
ちょっと高さがあるのでこの上に何か造形するのではなくて横に広がるように造形した方が良さそうな気がしますが、いずれにしろ、こんな手もあるよ、ってことで。
まあ、加工しやすい木材がぱっと思い浮かんだわけですが、
うちには5mm×4mm角の木材がありました。
割り箸でも似たようなサイズなので、割り箸でも良いかとは思いますが、割り箸はテーパーが掛かっていて直方体では無いことと、あと高さが6mmに到達しないように気を付けなければなりません。
なお、
六角形の部分の外側のネジ止めしてある円形の部分。
これがだいたい26mm弱あってここが一番底の底面です。
磁石が25mmだから大丈夫だね、っていう確認です。
んで、話を元に戻して、ニッパーとかやっとことかで木材を切ったら繊維がパキッと割れてしまいました。
カッターとかで丁寧に切るべきなのでしょうが、筆者は基本堪え性が無いので、他の素材にしたいと思ってしまいました。
3mmの直方体でちょっと小さ過ぎるのが気になりますが、こんな磁石を発見しました。
しかし、磁石に磁石で造形ってのが若干気になったのと3mmは流石に小さ過ぎるかな(深さが浅くなり過ぎると傾いて外れる危険性が高まります)と思ってこれも却下。
これでアタッチメント作れないだろうか、と購入だけしておいて作成していないアクリルビーズ。
大き過ぎるのでカット前提になるのですが……アクリルを綺麗に切れる環境がうちには無かった。
今回はボツ。
これ、自作PCとかやっている人なら見覚えあるかもしれないスペーサーです。
マザーボードの下、ケース上に付けるやつ。
基板を浮かせる目的で使用されるやつですね。
通常は金色や銀色していることが多いですが、これは黒くてプラスチック製。
このネジ部分を切って使ったらどうか、と思ったのですが、個数が足らないのと、高さが6mmを超えていたのでこれもボツですわ。
にょ?
これパーツ余ってるから数足りるし、イケないか?
最初はこれを2段に積んで、とか考えたのですが、そもそもこのパーツ単体を立てて使っても良さそう。
というわけで採寸。
約5.5mm。
まさにU.F.O. TW純正アタッチメントの窪みのサイズとほぼ同寸では無いですか。
これが運命というもの!
僕のモノになってください!
で、このパーツで六角形の窪みを作るわけですが、うちにはこんなパーツもありました。
この真ん中に付いてるの。
恐らくスチールラックか何かに付属していたもので、ラックは錆びて廃棄、でナットだけ残っているとか、そんな感じでしょうか?
これが良い具合にU.F.O. TW本体の出っ張りの替わりを努めてくれそうです。
ただ、採寸してみると、10mmを僅かに下回るので、ちょっと小さい。
そこで、適当な紙を巻いて、セロハンテープで固定してサイズ調整をしてみます。
こんな感じ。
これでだいたい10.6mmとかそんな感じになりました。
写真撮ってたわ。
んで、U.F.O.やU.F.O. SA向けのアタッチメントの磁石の裏側(いつもアタッチメントの造形するのと逆の面)にいつもと同じく強力両面テープを貼ってですなあ。
あ、ちなみに脱線しますけど、ここで造形面にまだ残っているアタッチメントはボツになったものです。
ボツも全て記事にしていると思われていたかもしれませんが、そんなことは無いんですねえ。(ネタが無くてあまりに期間が空いてしまうようだったら記事化したかもしれませんが)
供養も兼ねてここに遺影を貼っておきましょう。
これは網戸を固定するゴムなんですが、洒落にならんほど痛かったです。
事前に気付かん自分もたいがいやけど。
まあ、手で触っている時点でダメそうな気はしてた。(^^ゞ
こんな風に磁石中央にガイドになるナットを置きまして、この外周にナットに沿うように壁を配置していきます。
いきなり接着剤を使わずにまず強力両面テープを敷いたのはこの配置の調整が一発で決まるとは筆者は考えておらず、置き直したりズラしたりするうちに接着剤があちこちに付いてしまって収拾が付かなくなると思ったためです。
一発配置に自信がある方はいきなり接着剤で良いと思います。
こんな感じにパーツを置いたらガイド役のナットを外します。
細かい作業が得意な方は角をきっちり抑えるように配置出来るとなお良いです。
今回みたいに面の全てを覆うことができないパーツで面の一部だけ抑える格好だとズレ易くなる可能性があります。
壁方向は長くても、全て同じ側がはみ出すように置いて行けば配置は出来るので横方向はもっと大きくても全然良いです。
2個同じように作りました。
んで、今回の場合は全て単品のパーツがダイレクトに外側に外されるような力が掛かってしまうので、これだけだと当然強度不安バリバリです。
んなわけで、
外周をパーツも含めて固めるように接着剤を流し込んでみました。
このとき、全てのパーツが結合するようにして全体強度を確保……これでも若干不安だけどね。
外に倒される方向の力が強く掛かりますので、なんだったら、さらに外からテープとか巻くかなあ?
あ、あと、六角形の枠内にはなるべく接着剤が入らないように気を付けましょう。
強度的には内部も固めたい気持ちはあるのですが、内部に接着剤が残るとそれだけ本体との噛み合いが浅くなります。
また、接着剤の残り具合が不均一になると装着したときに必ず斜めってしまうとかなりますので。
外から表面張力を頼りに接着剤を盛って行ったら、今回は内部に侵入させずに接着剤にパーツを浸すことができました。
なお、今回は接着に難のあるシリコンはパーツとして使用しておりませんので、単価の安いビニルボンドを使用しました。
もっても2,3年で取れそう……。
8時間ほど放置してちょっと様子を見てみましたが、やっぱりちょっと強度不安が残っています。
もうちょい接着剤盛ってみるか。
さらに盛ったところ。
なお、まだ硬化しきってないうちに試運転してしまいましたが、無負荷なら問題無く回転しました。
ただ、U.F.O. TW本体の電源を切っている状態でこのアダプタを嵌めて手で軸(モーター)を回そうとすると空転してしまいます。
下に敷いた強力両面テープが柔らかくて厚みがあるものなのでここが変形して壁が外側に傾いてしまうようです。
無理してでも磁石に直に接着した方が良かったか……。
もしくは、この壁、1枚とケチらずに2枚重ねて倒れにくいようにした方が良かったです。
実はこの置き方をする前に別の置き方を想定していたのですが、サイズを測ったときの5.5mmというちょうど良さに惹かれてこの置き方にしてしまったのですが2枚重ねにすべきでしたね。
壁が薄くて倒れそうなので、縦に積むにしろ横に並べるにしろ2枚構成にしておいた方が良かったです。
縦に積んでもほぼ5mmだったのでそれで良かったんですよ。5.5mmに興奮し過ぎた……。
なお、新規に素材を調達する場合は5mm角のサイコロ的な物体が入手できると作業が楽かな、と思います。
実際にU.F.O. TWに装着してみたときのお写真がこちら。
装着している自作アタッチメントは『U.F.O. SA アタッチメント探究12の2世代目 「スプリングキーホルダー」同じ材料でのリメイク (乳首責めグッズ)』で作成したものです。
純正よりも高さがあって平坦な筆者の乳首にも届きやすくなっています。(実践使用はまだしてません)
まあ、高さ関係はシリコンカップのヘタり具合でも変わってくるからなあ。
どうしても黒い物体はフォーカスが合わないんだけど。
もう古いネオジウム磁石ですが、流石にむき出しの磁石がそのまま直でくっつくと剥がすのに苦労します。
ここの部分でズレるという可能性はゼロに近いと思います。(その前に今回作ったアダプタ部分の方がどうにかなってしまう)
剥がすときは一旦ズラすような感じで動かすと幾らか剥がし易くなります。
指を挟んだりしないようご注意ください。
今回は年末ということもあって、年末年始の時間がある間にこういう手間の掛かることを済ませておきたいという方もいらっしゃるかと思って記事公開を急ぎました。
筆者が作ったモノの出来はともかく、こういう感じのものを作ればU.F.O.やU.F.O. SA向けのアタッチメントを流用できる、ということを示したかったのです。
んで、最後にちゃぶ台ひっくり返しても良い?
ここまで、あーだこーだやってから思い付くのはいつもの筆者のパターンではあるのですが、本当なんでこれを最初に思い付けないんですかねえ? というアイデアです。
消しゴムを削ったりくり抜いたりして整形する。
パーツ1個1個の接着ってどうしても弱くなりがちですし、消しゴムも決して強い素材ではありませんがそれなりの壁厚を確保した一体モノだったらそこそこ機能すると思うんですよね。
消しゴムって今はかなり安価に手に入りますからね。削れたり割れたりしてしまう心配は表面を薄く接着剤コーティングしてしまえば良いかと思います。
この辺りは実は『U.F.O. SA アタッチメント探究17 「消しゴムを細工」 (乳首責めグッズ)』で一回アタッチメントとして作っていたりします。(出来はイマイチでしたが)
んで、うちにはもう四半世紀は過ぎているであろう未開封品がまだあるのですが、
極薄な包装フィルムを含んで厚さが10.7mm辺り。
綺麗に半分に切れれば5.3mmくらいでバッチリじゃないですか!
穴開けはドリルでほじって、形を見ながら徐々に削っていけば良いので、作業はやや大変ではありますが、こちらの方が安価でかつ丈夫に出来る可能性大です。
筆者も今すぐにはやるつもりは無いけど、今回作成した物が壊れたら消しゴムチャレンジしようかな。
なお、消しゴムは若干柔らかくて変形するので、スキとか考えずにキチキチで作っちゃって良いような気がします。
U.F.O. TWで気に入ったアタッチメントが見つからなくてU.F.O.やU.F.O. SAを所持している方は磁石2枚と+αの素材でU.F.O.やU.F.O. SA向けのアタッチメントを使える可能性がありますので、ピンと来た方はこの暮と正月の工作と洒落込んでみてはいかがでしょうか。
特に大事がなければ今年の記事はこれが最後になるかと思います。
皆さま良いお年を。
すみません。今年終わり、って言った矢先に追記します。
本当になんでこれが最初に出せないんだっていう残尿感に溢れる筆者の頭なのですが、
こういうときこそ「おゆまる」の出番なんじゃないのかね?
80℃以上のお湯で柔らかくなるので、それで整形して固めれば、消しゴムより楽で確実で強い型が出来ますよっ。
ただし、磁石が熱に弱く、熱で磁力を失ってしまう危険があるので、本体を使っての型取りや磁石を使って平らに均すような作業は避けた方が無難かもしれません。
80℃程度なら問題無いかもしれませんが、やっぱり気分的にも磁石は使わずに整形は済ませたいものです。
そこで上記でも型取りに使っていたナットなんですけど、
高さ約5mmということで、ここでも型取りに使えそうです。
恐らく汎用品としても入手可能かと思いますのでホームセンター等で探してみると良いでしょう。
しっかし、いや本当なんでココに最初に辿り着けないんですかねえ?
筆者いっつもこんなんですわ!
困難ですわ!
良いお年を/~~~(二度目)
アダルドグッズや同人コンテンツなどをご購入の際にはこのサイトのリンクを踏んでから購入していただけると、いくばくかの紹介料をいただけるので筆者が大変助かります。(リンクは1回でOK。また、リンクと異なる製品の購入でもOKです。)
筆者の作成コンテンツやアプリなどが役に立ったとか面白かったとか、ありましたら応援していただけると幸いです。
↑2021-12-29