U.F.O. TW本体に付属するアタッチメントも単体購入可能になっています。
その他アクセサリ類です。
まずはこの言い訳を見ていただきましょう!
早速U.F.O. TWを壊してしまった、とビビる筆者ですが、今回の構造はモーターの軸だけが表に飛び出していて、そこに台座をはめ込んでいる、という形でした。
ちなみに、外れた台座の方が2ピース(見えないけど本当は多分3ピース)構造になっているのは磁石を間に仕込んでいるためです。
ある種モーター全体をきっちりケーシングしていたU.F.O.やU.F.O. SAよりも軸が飛び出ているせいでむしろ防水性に不安を感じるのは筆者だけでしょうか?
あ、U.F.O. SAの分解の様子は
『U.F.O. SAの分解と故障ケース(筆者の場合)』
『U.F.O. SA をメンテ&ステップアップ4 ギア グリースアップ』
『U.F.O. SA をメンテ&ステップアップ5 グリースアップ追補』
辺りをご覧になって頂くと良いかと思います。
また、多少部材の補強等の差はありますが、U.F.O.も同じ構造です。(というか、恐らくマイナーチェンジが知らないうちにされていると思うので同じU.F.O. SAでも世代差があるであろうと思われます。)
U.F.O.やU.F.O. SAは確かにヘタすると水分が奥に入って奥側から浸水するというケースが考えられなくはなかったのですが、モーターそのものの姿を見るまでに結構な分解が必要ではありました。
しかし、今回のU.F.O. TWはなんと軸だけとはいえモーターの一部が直接外に出ているんですね。
それでいて今回はついに生活防水対応と謳っています。
確かに、台座と本体のスキは小さく、本体側には水溜りになりそうな窪みがわざと造形されています。
表面張力等も考えると、水が入ったとしてもここまで、という想定なのでしょう。
モーター軸まで水が到達してしまったとしても、基本、軸やギア類は恐らく錆びない物質を使っているかと思いますので大丈夫という判断なのかもしれません。
ギアボックスと本体が隙間無く密着するようになっているのであれば、軸まで水が来たとしても浸水する箇所は軸だけということになります。
グリースがちゃんと機能していればここで水が止まると判断しても良いのかもしれません。
まあしかし、こうやってうっかり台座を外してしまった筆者からすると、できればこの軸周辺には不用意に水を掛けたくないな、とは思います。(^^ゞ
余談ですけど、ここの本体にあるネジ2本外したらモーターがスポっと抜けそうな気がしますね。
蓋の形状が思いっ切りモーターっぽい形をしています。
ここ外すだけで簡単にバッテリー交換出来るような仕組みになってると嬉しいですがそれはまたおいおい。(っても年単位で未来の話になると思います)
2022-04-18追記:
ここの防水機能の考察と本体構造について、筆者の予想は大きく外れていました。
『U.F.O. TW レビューその5 その4の一部訂正と分解難易度 (乳首責めグッズ)』に訂正の記事があります。
(ここに追記すると混乱の元となるので、ここの記事はそのまま履歴として残しておき、新規に記事を起こしました。)
こちらの記事をご参照願います。
2022-04-18追記ここまで:
あ、で、話が前後してしまいましたが、ここの台座と本体のスキについて、もうちょっと調べてみます。
台座の寸法は前回も測れるところは測っています。
『U.F.O. TW アタッチメント探究1 「SA to TW アタッチメントアダプタ」 (乳首責めグッズ)』の記事をご参照ください。
まあ、適当に言いますと、フランジ付きのM6ナットをコーティングしたみたいな感じの大きさ感です。
で、今回この台座が取れてしまったので、単体で測れるようになったところをば。
台座全体の高さは6.5mm辺り。
フランジ部分の高さはだいたい1mmって感じです。
一方、むき出しになったモーター軸の出っ張り代ですが、
測っているところで写真を撮れなかったのですが、だいたい3.8mmってとこでしょうか。
出っ張っている高さね。
そして、台座の穴の方ですが、……
同じノギスでは深さを測る棒が太くて入らなかったので、急遽ここはプラ製のノギスにチェンジ。
約4.2mm。嘘やろ。おかしいやん。出っ張りより穴の方が深いとか、設計からしておかしい、……のではなくて怪しいのはこのノギス。
試しに深さゼロ(ノギスのお尻をツライチ)にしてみたところ……
0.7mm弱の目盛りを指してます。ズレとんなコレ。
まあ、恐らく40年モノですのでご容赦ください。ってことで引き算しますと、
穴の深さは3.5mm程度。になります。
誤差がどれだけ積もっているか分かりませんが、これらの測定結果を信じるならば、台座が本体の土台から浮いているのは0.3mm程度。ないしは0.3mm弱辺りと結構隙間が無いことが分かります。
感覚的に純水ならば表面張力などの問題もあってそうそう侵入できなさそうではあります。一安心。
ですが、洗剤等界面活性剤を使うとどうなるかちょっと素人な筆者には分からないです。
もっとも、筆者は洗わない(拭くだけの)人なので、筆者は全く意に介しませんが、洗う人は余計な圧を掛けないように心掛けた方が良いかもしれません。
流すだけなら防水できても、意図的な圧入には耐えられない可能性がありますので。
もっとも、筆者はこの辺り全て感覚だけでお話していますので、より詳しい方に解説願いたいところではあります。
また、運悪く水分が侵入してしまった場合、ギア周りはすぐには問題が起きないとは思いますが、モーターの部材が錆びるかもしれません。
軸が剥き出しである以上、軸と軸受けの隙間が空いてしまっているときには微小ですが水分侵入の可能性が無いわけではありません。
今回のU.F.O. TWのモーターはギア周りを含めてしっかりしている印象はありますが、
『U.F.O. SA をメンテ&ステップアップ4 ギア グリースアップ』の記事にU.F.O. SAのモーター軸をグリースアップしたときの写真があるのですが、目視でグリースが見える程度の隙間はあるわけですので、ここがグリースで埋まっていれば心配無いのですが、空間が貫通してしまっていたら……。
まあ、本体と台座の隙間以上に狭いところなので、そこまで神経質になる必要があるか? って話ですけれども、しつこいようですが圧入はやめましょね、ってことで。
あと、分解してないから分からないけど、本体内側とギアケースのところも隙間無くしてくれてるんだよね?
ここが隙間あると、軸からは侵入しなくても横に広がって奥に回り込みますぜ。
ところで、今回の構造で筆者はちょっと気になった点があります。
それは、力の逃げ場ががっつり失われたこと、です。
今回、U.F.O. TWではモーター軸の出力がほぼそのままアタッチメントに伝わることが分かりました。
今まで、U.F.O.やU.F.O. SAではアタッチメントを平面の磁石でクラッチみたいにすることで、一定以上の力が掛かってしまったときに磁石が滑る、というフェイルセーフみたいな機構が(偶然かもしれませんが)備わっていたわけです。
それがU.F.O. TWでは滑らなくなりましたので、万が一乳首に大ダメージを与えるような状況になってしまっても、モーターを止める以外に対処のしようが無いという状況になりました。
それともうひとつ、台座こそ介すものの、軸からダイレクトに力が伝わるようになったことで、逆を言うと、モーター軸に負荷が掛かりやすい構造になった、という懸念があります。
U.F.O.やU.F.O. SAではその造形が本当に意味を成していたかは筆者には分かりませんが、面で伝えよう面で受けよう、という思想が垣間見える造形をしていました。
乳首に押し付けてグルグル回る、ということは、モーター軸の方に逆に味噌擂り運動のような力が掛かるということでもあります。
つまり、軸受けをガバガバにしていくような力の掛かり方がするんですね。
軸に対して垂直方向の力しか掛からないようであればその心配は無いのですが、常に斜めに力が掛かるじゃないですか。
これをU.F.O.やU.F.O. SAでは極力平面で受けて斜め力を受けないようにしたい、という意図を感じるような設計だったわけなんですが、U.F.O. TWではすっぱりその思想を捨ててるんですね。
もしかしたら単純にU.F.O.やU.F.O. SAの造形は実効が無かったのかもしれません。
軸受けも軸も強いのでそんな心配は全く不要なのかもしれません。
ただここでもうちょっと考えてみると、筆者みたいな人は特に気を付けた方が良いかもしれないことがあります。
それは、純正のU.F.O. TWでは届かないので台座やアタッチメントの高さを延伸して乳首に届かせようとするケースです。
テコの原理。
台座やアタッチメントの高さを増すとモーター軸に斜めに掛かる力が倍増します。
筆者はこのところずっとどうやって台座を高くしようか、ということを考えてました。
それは単純に乳首に届かないから、という理由からなのですが、単純に闇雲に伸ばし過ぎるとモーター軸への負担増が気に掛かるようになるのです。
そういう意味では『U.F.O. TW アタッチメント探究1 「SA to TW アタッチメントアダプタ」 (乳首責めグッズ)』で作成したアタッチメントアダプタみたいに高さを無理に稼ごうとしないで平面化したのは割と正解だったような気はします。
ただもうちょっとだけ高さが欲しい気もするのよのお。
偶然ここの台座が取れてしまったことで、台座そのものから自作するという選択肢も生まれたわけですが、防水機能とサビ、モーター軸負荷の問題を絡めて、どうやったら良いか、なかなかに難解でございます。
もう、いろんな磁石買い漁ったりしていろいろ悩んでるんですけど、未だにコレといったアイデアが出ない。
(まあ、ネオジウム磁石の耐熱温度が低いせいでおゆまる成形という手が安易に使えないというのが大きいかも)
アダルドグッズや同人コンテンツなどをご購入の際にはこのサイトのリンクを踏んでから購入していただけると、いくばくかの紹介料をいただけるので筆者が大変助かります。(リンクは1回でOK。また、リンクと異なる製品の購入でもOKです。)
筆者の作成コンテンツやアプリなどが役に立ったとか面白かったとか、ありましたら応援していただけると幸いです。
↑2022-03-12
No title 7743 [2022-03-16 14:38]
耐熱性という点ではサマリウム-コバルト
(SmCo)磁石が優れていますので、宜しければ調べてみて下さい。
Re: No title 山牧田 湧進 [2022-03-16 15:29]
情報ありがとうございます。
800℃って凄いですねえ。
おゆまる成形で磁力が失われなければそれでOKなので流石にそこまでは必要無いかな?
確か100均のネオジウムじゃない安い磁石でも200℃台だったと思うので、磁力に拘りがなければそれで良いのかなとも思うのですが、サイズと重量も重要な要素ですのでなかなかこれはと思う製品が、あ、でも候補は無くもないです記事化できてないだけで。
ただ、サイズが合えば軽くて強力でまだ比較的安価なネオジウムをできれば使いたいなあ、ってのが現状かもしれません。
ネオジウム磁石も去年まではU.F.O. TWのアタッチメント延伸に最適なサイズが無くて中華通販とか検討していたんですが、今はセリアで直径10mmの磁石が販売されるようになったので、ここについては10mmφのネオジウム磁石がベストかな、なんて今のところ思っていたりします。
管理人のみ閲覧できます [2022-04-12 15:50]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: No title 山牧田 湧進 [2022-04-12 19:14]
情報ありがとうございます。
筆者も詳しいことは分からないのですが、なんかBluetoothだか無線モジュールだかの仕様が少し変わってたりするらしいんですよね。
仕様変わっても良いと言えば修理(交換)してもらえたんでしょうかね? 全取っ替え扱いになっちゃって新品販売と変わらない扱いになっちゃうのかな?
筆者のU.F.O. SAは2015年7月も2016年4月ですのでどちらもマイナーチェンジ前になるのですが、その2台の間でも若干の仕様差があったりするので部品単位で見ると分断はそこそこあるのかもしれませんね。
(証明はできないんですけど初代の方がBluetoothの掴みが遅いんですだいたいいつも。SA2台でチクニーするときの接続作業で待たされるのが初代ばっかり(気の所為かもしれないですけど)。)
新品の販売すら長いことまともにできていない状況ですので修理用の部品が枯渇していても不思議は無いですよね、残念ながら。
管理人のみ閲覧できます [2022-04-13 20:23]
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Re: No title 山牧田 湧進 [2022-04-13 21:06]
こういうときだけはカップとコントローラーが完全結合しているデメリットを感じてしまいますね。
(U.F.O.のときにコネクタの不具合が多発していた(と思う)のでコネクタ構造をやめたかったのかな? などと邪推しますが)
とにかく現状回復できて良かったですね。
部品が無いとなんとかそれを維持するしかないですもんね。
U.F.O. SAが30万台とか言っていてここ暫く供給ほぼゼロということは動かなくなって困っている方も結構多いんじゃないかなぁ。
消費者サイドは祈ることしかできませんが、安定供給がなるべく早く復旧できますように。