みちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア) 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)

やわしんでございま〜す♪

すみません冒頭から嘘を付きました「Soft & Core」だそうです。
「みちのくディルド」といえばロングセラーのスタンダード的な製品で、そのバリエーションは多岐に渡ります。
かつては同じような位置にいたような気がするアラブ系列のバリエーションが最近あまり存在感が無い気がするのに対して、こちらのみちのくディルド(L)系列はむしろ積極的なテコ入れをして来ている印象です。
(一昔前にはアラブも新バリエーションを連発していた時期があるので単にその時期が違うだけなのかもしれません。)

みちのくディルド 柔×芯 新サイズ
みちのくディルド
柔×芯 新サイズ 'D
みちのくディルド 柔×芯
みちのくディルド
柔×芯 'D
みちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)
みちのくディルド
柔×芯(ソフト&コア) 'N

みちのくディルド柔×芯L 'm

みちのくディルド柔×芯M 'm

みちのくディルド柔×芯S 'm

それでは早速外観チェックから。
あ、筆者は毎度おなじみのLサイズです。

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パッケージは簡素化を心掛けつつもプラスチックの土台にはその拘りを猛烈に詰め込んだデザインをしています。
ディルドの形状そのものは今までもたくさん見てきた「みちのく」形状そのもので何の新鮮さも無いのですが、細部にまで凝ったデザインのパッケージを被せることでこの製品への力の入れようをアピールしているかのように筆者は感じました。

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色使いとかフォントとかテクスチャとか配置も何もかんもヤッツケとは全く対極にある丁寧なパッケ印刷。
「みちのく」をディルド界のスタンダードであり続けさせようという強い意志を(筆者は勝手に)感じます。

MichinokuYawashin-003.png

お!?
出ましたよ! made in CHINA だけど desined by JAPAN。
流石にこの製品は単純に「日本製」という言葉にぶら下がっているだけのそこらのディルドは違うぞ、と、まぁ既に実績がありますもんね。

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吸盤が嵌っていたところはこんな感じ。

MichinokuYawashin-005.png

側面には英語の記述が。
こんなこと書かれていると、ひょっとして木彫りの張り型の時代から作ってたりします? とか思っちゃったりなんかしちゃったりして。

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反対側も同じ文面です。


んでですね、多彩なバリエーションがあるからして、筆者も既に似たような製品を所持しています。
Mサイズの方も2種類持っているのですが、今回はLサイズですので、そちらを探し出して来ましょう。

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真ん中が今回の「みちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)
上下の2つは『みちのくディルド 実使用レビュー Jr.もちょこっと (ディルド アナルグッズ)』で紹介したものですね。
上のは柔らかエラストマーと言っていたやつで、製品名とかがあまりはっきりしていなかった(というか複数あった可能性も)のでこのメーカーの正規品では無い可能性もあるかもしれません。金型流用なのか設計流用なのかも分かりません。まあ筆者が出所を知らないだけですので何とも言えませんが。
下のがいわゆるノーマルというかスタンダードというかのみちのくディルド(L)です。

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形状、皺や血管や筋など入り方、全てが相似形なので同じ製品群であることは間違い無いのですが、今回の真ん中のみちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)だけ僅かに大きいです。

これは写真の撮り方でそう見えるというだけでなく、両手に持ってあちこち比較していってもどこもかしこもほんの少しだけ大きいです。
玉袋のボリュームもアップしていますし、竿も長くなっているし、太くなってます。

逆に言うと、この形状には相当の自信がある、というか「これこそがスタンダード」というメーカーのメッセージ性まで感じますね。
いわゆるあれですよ、高級車のモデルチェンジがいたずらにそのイメージを変えたりはしない、というのと同じ感じ。
良いモノはそう簡単に変わらない、ということなのだろうと思います。

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背中側から見ても全くの相似形で、みちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)だけが僅かに大きいです。

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亀頭側から見ても僅かに大きい相似形です。
電車の車庫ではありません。

ところで画像では説明できない硬さの件ですが、
ピンクの柔らかい奴はソフトな当たりが好ましいもののコシが無く簡単に変形してしまうためアナル圧力に負けて大人しい刺激に終始してしまうのが弱点でした。
ノーマルみちのくディルド(L)はかっちりと硬めなんですが、今の時代ではやっぱりちょっと単純に硬いかな。

今回のみちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)は表面がピンクの柔らかさに近く、ぎゅっと握れば芯は従来のノーマルみちのくディルド(L)と同等の硬さを確保しています。

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で、確かに中心に硬い芯を仕込んでいる二重成形なのですが、さり気なく玉袋の底面(吸盤が付いている平らな面)の1cmくらいが硬い方の材質になっていて硬い素材が単純な棒ではないことが分かります。

変えるべきところと変えないべきところをちゃんと考えて長くたくさん売ることをしっかり意識したスタンダードを狙っている製品らしい作りです。

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左が今回のみちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)。右がノーマルみちのくディルド(L)

どこがどう長いとかって説明付けられないけどしれっと長くなってるんですよね。
玉袋もデカくなっているからそれだけかと思いきや竿部も地味に長い。
なのに形はぱっと見同じ……。

この地味なサイズ変更も時代の変化に合わせた設計変更なんでしょうかね?

ちなみに筆者、残念ながらこのみちのくシリーズを使った回数はそれほど多くありません。
筆者がまだアナル開発途上だった頃にみちのくディルド(S・M)なんかも含めてそれなりに使ってはいますが、筆者の中でナンバーワンになったことはなく、取り立てて悪い印象も無いけど取り立てて感動もありませんでした。
……あ、『みちのくディルド 実使用レビュー Jr.もちょこっと (ディルド アナルグッズ)』の記事見返したらベタ褒めしてるなあ。
確かにきちっとハマったときは素晴らしいと思ったのですが、結局、単純にサイズ的もの足りなさと硬さバランスなどの点が他のディルド達に敵わなくてあんまり手が伸びませんでした。

あ、この製品は一応Lサイズ相当ですので、『本物志向のおちん◯ん S,M,L全サイズ 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)』のLサイズとも比較してみましょうかね。

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本物志向のおちん◯んはやや大きめのラインナップで、今回少し大きくなったみちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)でもまだ少し小さいです。
ジャパニーズLサイズって感じですかね。洋服のサイズ的な感覚で。(なお特に日本人が世界的に見てアソコが小さいとかそんなんは多分無いです。)

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なんかこう、シャープなんですよね。みちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)って。
先細りというほどでは無いけど、洗練されている形状というか。
でもまあ、筆者的にはゴンと存在感のある芋が好みなので牛蒡より芋派です。(食べ物は好き嫌いなく食べます)

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本物志向のおちん◯んLサイズは太さは良いけど長さはこんなにイラん、って筆者は常々言って来てたので若干短いみちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)の長さは丁度良い気がします。

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みちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)の形状はスタンダードながらに若干特徴があります。

亀頭や竿の先端に近い方は幅が広く厚みが無いのですが、根元の方は逆に幅がキュッと窄まる代わりに尿道海綿体の張り出しが大きくなって縦の厚みが増します。

最大幅が約43mm。これが根元では約40mmにまで狭まりますが、厚みはカリの張り出しがある部分で測っても約39mmといったところで、これが根元だと44mm弱といったところまで太くなります。(ノギスで挟んで測定)
この、先端では扁平、根元では縦長という形状がみちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)ならでは特徴になるかと思います。

今回は芯の強さはそのままに僅かなサイズアップと表面の当たりの柔らかさとリアリティを獲得しました。
ここまで、使用前の印象としては過去作の弱点を全て上手く潰しているのでスタンダードとして十分にその素質はある、と考えられます。

まあ、筆者が太め好きなので、好みに合うかどうかは試してみないことには何とも言えないのでそこは試してみてから言及しますが、逆に言うと筆者のインプレッションは太め優遇ですので、うん、多分、王道を行くスタンダードな製品であることは間違い無いのだと思いますよ。

インプレッション

あのほら、オナペット(死語?)を物色していて、『オッ?顔も身体も割と良さげ、と思ってイタしてみると不思議なことにあんまりイケない』みたいなことありますよね。下世話な話ですが(もう遅い
そんな感じ。
というか、筆者にとっての「みちのく」って概ね全部こういう傾向にあることを思い出した、というか再認識しました。

まず、大きめながらもスマートな造形なので挿入は楽な部類です。
いつものように『ディルドベース2』に固定、というか先に尻に嵌めてをベースに押し付けます。
うん、すんなり吸盤がくっついて安定。
この辺りは流石ロングセラーの新製品と感心します。
筆者のGスポット的な場所にも簡単に届いて、おおっ凄えじゃんっ! とファーストコンタクトは最高好印象でスタートします。

……そのまま押し切れたら良かったんですがね。
ここから残念なポイントがどんどんと増えて行きます。
一目惚れの勢いで結婚したけど早々に破局みたいな流れです。

というのも、その先のもうひと押しが無くってなかなかイケないんです。
造形がシャープと上の方で言っていましたが、それ即ち尻の中で全然主張をしてくれません。
亀頭は当たりますがスマートなのでパワフルさは感じられず、カリの張り出しはそれ以降の竿の太さ感をほぼ全部消してしまいます。
改めてその造形を見ていただければと思いますが、カリ段差から根元に掛けてとてもスムーズなストレート形状です。
ここは筆者の尻の中ではほぼ存在感皆無になります。

かといって、裏筋側の竿も根元に掛けてやや太くはなるもののスムーズなストレート形状。
こちらも存在感がありません。

カリ以外で引っ掛かる場所が無く、根元がやや太くなる形状はディルドとしては正解といえば正解なんです。
動かしやすいですからね。
実際、その動かしやすさは挿入し始めでは感動に値していました。

でも、続けているとどんどんともの足りなくなっていきます。
どう動かしても、うーん、薄い鉛筆で塗り絵しているみたいな気分。完成しないんです。
そのうち、これは新品、使用初回だから余計そうなった可能性も高いのですが、潤滑剤が弾かれて腸壁と癒着。
動かすのに痛みを感じてくるようになってしまいました。

このとき、筆者が感じると腸液が分泌されて潤滑が復活したりするのですが、この製品はどうも物足りないのでその復活も微妙。
上手く行かないアナニーに苛立ってきて焦ってますます絶頂から遠ざかります。
こういう方向に向かってしまったらもう無理よね。別れましょう。
って、途中だけどディルド変えよっかなあとまで思ってしまいました。

結局、頑張って最後までコレでイキはしましたが、こんな経過だと次の手は伸びにくいよなあ。
アナル開発途中のスタンダードとしては優秀なのかもしれないし、スペック上は何の問題も無いし、テストの点は高い子なんですよ、多分。
でも、良い人で終わっちゃう人だな、こりゃ。

抽象的なことばっかり言うのもあれなんでもう一回具体的な説明を心掛けてみますと。

このカリ段差は見た目は良いのですが、実用上はデメリットが多いです。
溝部分が全く接触しない空間になってしまいます。
そこが潤滑剤の逃げ場や溜まり場になってしまうので、潤滑剤を余計に消費する点や他の部位の潤滑剤をここに集めてしまうという点でマイナスに働きます。
実用上は段差なんてほんの些細なもので大丈夫なんですよ。
とくに人間のカリみたいに簡単には潰れたりしないディルドのカリ段差なんて。
筆者がここのところ大好きって言いまくっているとっくに廃盤のFAAKのマイナーディルドの段差なんてこんなもんですよ。

ShikiyokunoMara-010.png

これの上がFAAK。
PVCで柔らか素材ではないからというのもありますが、これでむしろ、いや、こちらの方がより良い具合に引っ掛かりながら滑ります。密着しながら滑るので十分に引っ掛かりも感じるんですよ。
しかも、段差の後ですぐ盛り上がってますよね。
隙きを生じぬ二段構えなんです。
これがみちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)だと、カリ段差で突き放してそれっきり。竿の背中側も腹側もとにかく余計な邪魔をしないようスマートな形状をしているので触れているだけ。

同じ先細り形状でも、もの足りない亀頭部分だけしか感覚に残らないみちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)に対してFAAKはこの短い竿の全体で全面的に主張してきてくれるんです。
みちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)はこちらからギュンギュンに締め付けて行ってもするりと躱されてしまう感じなんです。
もう追い掛けるのも疲れました、みたいな。

部分的にテストしていけば恐らくどこもかしこもみちのくディルド 柔×芯(ソフト&コア)が優等生です。
作りがしっかりしているのは間違い無い。

ただごめん、筆者の尻には合わないんだ、きっと。

みちのくディルド 柔×芯 新サイズ
みちのくディルド
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みちのくディルド 柔×芯
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柔×芯 'D
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みちのくディルド柔×芯S 'm

2022-05-08

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