パッケージ写真はデカ反り マックスと一緒に撮ってますので使い回しです。
さくっとね。
このパッケージ等を絡めた筆者の考察(空想とか捏造とも言う)は『デカ反り マックス 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)』の方で記載しています。
本体の方は同じガチ反りシリーズのビッグと比較しながら続けていこうと思います。
ひと目で大きさの違いがはっきりと分かります。
ずばり頭一つ違いますもんね。
ただ、挿入長だけでみるとまるまる頭一つ分までの差は無さそうです。
似たような造形をしていながらもはっきりと短く細くなっているガチ反りノーマル。
それでもこのノーマル。別にSサイズではありません。
というかMサイズだとしても中腹の膨らみが結構大きい方なのでL寄りのMです。
そうなるとやっぱりガチ反りビッグがかなりデカいという話になり、
そして、ガチ反りビッグとデカ反り マックスとの差が少ないという印象にどうしてもなります。
あ、ガチ反りビッグとデカ反り マックスの比較は過去記事『デカ反り マックス 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)』をご参照ください。
ノギスを使って一番太いと思われる部位を測定した結果をここに記載しておきます。
なるべく素材を潰さないように、また、測定箇所から少しずらせる状況(ずらしても寸法が変わらない)であることを確認しています。
ガチ反りノーマル 横幅約47mm。前後幅は約40.2mm。
ガチ反りのビッグ 横幅約53.5mm。前後幅は約48mm。
デカ反り マックス 横幅約54.5mm。前後幅は約49mm。
ノーマルとビッグの差が大きくてマックスとの差がほとんど無いことがはっきりと分かります。
なお、前後幅が狭くなるのは背中側が反っているためです。
くどいようだけど、筆者はこの中間のサイズが欲しいでござるよ。
んでもってこのガチ反りノーマルとガチ反りビッグとの差が広がり過ぎで、ビッグとデカ反り マックスとの差が小さいというのは重量比較だとより鮮明になります。
約285g。
ガチ反りのビッグは約440gでデカ反り マックスは約500gでした。
ノーマルとビッグの差は約165g。そこからマックスへは約60gの差です。
な?
これだったらガチ反りのビッグは400gか400g弱の方がバランス取れてたやろ?
こういうのもあってやっぱりデカ反り マックスはガチ反りシリーズよりも後に急遽作った製品なんだろうなあ、という邪推が出来てしまうねん。
最初からデカ反り マックスの存在があったらガチ反りのビッグをもうちょっとノーマル寄りにしてるはずだし、するべきだもん。
(筆者がノーマルより大きくビッグより少し小さいサイズを所望しているのでしつこいくらい同じことを言っています。)
亀頭比較。
遠近法も手伝って差が分からんよね。
んでですねえ、亀頭付近を見ていたときに瑕疵を発見いたしました。
これ新品開封時に撮った写真で当然未使用状態なのですけれども。
雁首の中間に円周状にピシーーーッと亀裂が走っています。
クチコミで言われてたのはこっちのことだったかあ、と筆者は思い直しました。
『ガチ反り ビッグ 実使用レビュー (ディルド アナルグッズ)』のときは雁首下の包皮が完全に溶着しきれていない部分があってそこが浅く溝みたいになっていたのでそのことかと思っていたのですが、どうやらこっちの方が正解みたいですね。
ただこれもですね、かなりパックリと割れてはいるのですが、割れ方があまりにも綺麗なのでこれも溶着ミスなのかもしれません。
筆者は亀頭部分は二層じゃないと勝手に思っていましたが、亀頭部分も二層構造でその二層を繋ぎ合わせて溶着して滑らかにする作業が不完全でこんな割れ目になっているのかも、と。
割れているというより層の境目がそのまま繋がってないだけなのかも、と。
真相は不明ですけどね。
割れ目の内と外で材質の違いが筆者には判別付かなかったので筆者の予想がことごとく外れている可能性も∞にあります。
あ、老婆心の余談ですが、同じ2層構造でも成形時に中に硬い芯棒を内包させるタイプのものではこのような亀裂は発生しません(というか、したら単純に不良品です)。
表皮部材を巻きつけるような作り方をしている2層構造ですと巻き付けた部材を溶着して馴染ませる必要があるため、その作業をミスっていると最初から割れてたり剥がれていたり、といった不具合の形になります。(あ、こっちも不良といえば不良ですな)
流石にこのレベルの割れ目ですと、そのまま使うと割れ目が広がったり、割れ目の中に異物(う ん こ)が入り込んで取れなくなってしまう危険も感じたため、今回ばかりは使用前に補修させていただきますよ。
元々ここの部位は凹みの影になるので修復の影響はほとんど無いと思われます。(思い込みます)
柔らか接着剤を盛って、割れないようにしました。
もう一方のこのシリーズの弱点である土台の吸盤はというと。
うーんピントが合ってなくて申し訳無い。
しかし、最初から微妙に凹みがあったりして相変わらず不安な仕上がりですな。
このディルドは評価が難しいです。
もしかしたら、筆者の尻がまだまだ開発途中で今よりもずっと若く性欲が滾っていたとしたら、もっと良い評価をしていたかもしれません。
ただですね、今の筆者の身体で感じた正直な感想としては、気持ち良くなるのが難しいディルド。です。
サイズが極端に大きくは無いので尻がギチギチで……みたいにはならないのですが、いちいちあちこち引っ掛かって、それが残念なことに気持ち良い刺激ではない。
これが最初から気分が高揚していればもうちょっと感覚も変わるのかもしれないのですが、筆者お気に入りのディルドですと最初から気持ち良くて筆者を高揚させてくれます。
残念なことにガチ反りノーマルはそのままでは異物感があり、ともすると鈍い痛みにも感じてしまうため、筆者の気分はDownしてしまうんですね。
そこを頑張って自力で高揚して、何とかこれを少しでも気持ち良く感じるようにしなくてはならない、という苦労が発生します。
筆者はアナニーで勃起します。
筆者の場合は勃起した方が尻穴の中の通りも良くなるし、気持ち良くなります。
勃起すると尻穴の中もただのふにゃふにゃな粘膜の塊ではなくて、ある程度締め付けっぽい動作もできるようになるし、ディルドと対話できるみたいな感じになるんですね。
いい具合にディルドと敵対できるんですよ。
ぎゅっと奥を窄めて、そこをディルドにムリムリと押し通ってもらう。
竿をぎゅうっと締め付けるだけでも気持ち良いし、そこから雁首が軽く引っ掛かりながら抜けて行くのも良い。
だけど、このディルドだと刺激の質がよろしくなくて、自然と萎えてしまうんです。
んで、萎えると上記のような良い刺激はさらに無くなってしまうし、でも、派手な反りや形状から発する嫌な刺激はいつまでも続く。
これ、筆者が1日空けて普段より溜まっている状態でやってもコレなので、ちょっと厳しいなあ。
一応、長時間掛けて無理やり盛り上げてみます。
何とか結構なところまで持って来て感じるのは、質量的な物足りなさ。
サイズ的には充分なはずなのに、なんか物足りない。
動きが軽いというか、やたら引っ掛かる造形のはずなのにズシンと来ないというか。
感覚的な話だけではあれなので少し自己分析すると。
このディルド、中腹が膨らんでいて根本がかなり細くなるので、いわゆるプラグみたいな感じになってハマったまま動かしにくい状態になります。
それでも何となくある程度は動かせている感じはするのですが、実は動いている部分の大半は吸盤部分です。
この吸盤は100均のサンシェードとかの付属品で見るような頼りないフニャフニャなモノですが、貼り付き性能そのものはそこそこ良好だったりします。
でもフニャフニャなので貼り付いたまま吸盤そのものがグニャグニャ動きます。
なのでディルドが動かせているような感じがしても実はそれほど動かせていないという状況が続きます。
一方、造形は派手なのに絶対的質量が不足しているため、実はディルドに圧力を掛けると簡単にひしゃげます(変形します)。
アナルの締め付けに負けてしまうんですね。
なので、筆者が盛り上がってくると相対的にこのディルドは攻撃力が下がって来ます。
存在感そのものが消えてくる。
この辺りは同じガチ反りでもビッグになると、最後の最後までドーンと居座ってくれるのですが、ノーマルは肝心なときに物足りないです。
折角の反りによる亀頭の当たりなんかももう本当なんだろうね。他の雑音的な刺激の中に埋没してしまいます。
総じて、良い部分が出てこない……酷い結論だ。
でも本当、最初からずっと嫌な感じの鈍痛に近いような刺激が続いていたのに、無理やり気味にでもイク方向に近づけたらSサイズのディルドのような存在感に成り下がる。
でも、そこには上述したような、実はあんまりディルド本体を動かせていない、という問題も大いに寄与(ってマイナス方向にはあんまり使わない言葉な気もするが)していると思います。
使用後に抜こうとするときに、肛門で癒着しているから、「あっ全然動いて無かったんだな」って分かる。
肛門部分でほぼ動かない状態でホールドしてしまっていて、そこからテコの原理でなんとか内部を動かしている、みたいな感じかな?
例によってこの癒着って潤滑剤を足せば解決出来るという問題では無いのですよ。
ディルドの形状と筆者のアナルの性質上、潤滑剤のほとんどをワイプしてしまうためいくら追加してもワイプして他の部位へと移動させてしまうためここに潤滑剤が残らないんです。
例外的に好みのディルドだったりすると腸液が良い具合に分泌されて固着しないで済む、というケースもあるにはありますがよっぽど合うディルドじゃないとねぇ……。
んで、さらに残念なことに、このディルドはノーマルサイズであるにも関わらず、彫りの深い雁首のせいで、腸壁の粘膜を刮いでくれます。(余談だけどmozcで「刮ぐ」が出てこない。なんでじゃ?)
ついで腸壁にこびりついていたであろうウンカス(う ん ちといえるほどのしっかりとした存在ではなく薄皮の餡掛けみたい存在のブツ)がガッツリ付いてきてしまいます。
毎度毎度、今度こそはって思ってこんな感じなので、流石に手を出しづらくなりますよね。
毎回裏切られる。
そして、このシリーズ恒例の脆弱な吸盤部分の使用後のお話ですが。
はい。こちらも一発にて破損です。
ただまあ、尻に触れる箇所ではないので柔らか接着剤で補強しながら使い続けることは可能なので、致命的とまではいかない不具合です。
どっちかというと、形状の方が致命的ですわ。
なんだかんだ言って筆者はこのシリーズにある程度期待を寄せていた……からこそ3つも買ってしまったわけですが、なんだろ、全部ストライクゾーンに入っているように見せ掛けた暴投なんですよね。
ただ、比較的太くて、太さの割に短めというバランスはここ最近のディルドではあまりお目に掛れないものでして、それゆえに筆者はこのシリーズに大いなる期待を寄せていたのだと思います。
中華なディルドが席巻した数年前、ありとあらゆるディルドが細長い相似形になっていました。
なので、こういう従来の枠から外れようとしている製品は応援したくなるんですよ。
しかし、残念なことに筆者はこのシリーズを使い続けられる自信がありません。
でも惜しい。
そこで今、筆者の中でフツフツと湧き上がって来ている思いとしては、「こいつらをベースに整形してなんとか実用できるレベルに持って行けないか?」って感じになってきています。
オナホの亀裂修理でハンダゴテを使ったりしたことはあったのですが、ディルドの整形って実は今までやったこと無かったんですよね。
総計70本を超えるディルドを購入しながらお気に入りが不在で嘆いているなんて理不尽な現状を量産品が満足させてくれないなら、もう使う気が起きなくなった購入品を魔改造するしかねえんじゃねえの?
ってそんな気分になってきております。
ただ、整形って一言で言っても簡単じゃないんですけどね。
熱で溶かすから思いどおりに形作れる保証なんて無いし、焦げたりしたらもうそこは切り落とさないと尻が傷つくので使えない。
普通のハンダゴテだとただの熱棒なので整形が難しそうなので、へら的な、あるいはワイヤー的なある程度緩やかなカーブを持っている熱源を考えないといかんかなあなどとちまちま調べて始めている今日この頃です。
↑2022-08-03