ディルドベース その3 試行錯誤編

こうやって結構長いこと記事を書いていると、似たような季節に同じようなことをやっていることが多くて、気分に任せてやっているだけのつもりなのにかなりの部分で季節的影響を受けているんだなあと思わされます。

筆者がアナニーするときはベッド上で仰向けですので、ディルドを固定する台が必要になります。
(それ以前はベッド床に斜めに押し付けるようにしていました。)
で、その台をどうしようかと試行錯誤した結果が過去記事
風呂イスでグッズ固定
ディルドベース2
にあるのですが、これが4年前の今くらいの季節でした。

その後ちょこっと小改良を施しながら使い続けているのですが、
ここ最近、筆者は「お気に入りのディルドが無い〜(´;ω;`)」と泣き言を頻繁に言っているわけですが、その一方で、70本を超えるディルド購入実績があるくせにその体たらくは一体なんぞ? とも自分で思うわけです。

そこで、ふと気が付く、というかずっと小さな不満として抱えていたものにようやく着目したというか、
そもそも今のディルド固定台が微妙に合っていないのに無理して使っているんじゃないか、
という問題提起をしたわけなんです。

改良のアイデアを考えていたときに何か参考になるような情報とかないかなあと軽く検索掛けてみたら自分の記事しか出てこなくて軽くショックを受けたことは秘密。
もう個人のブログとか壊滅してるから検索した結果自分の情報にぶち当たるという確率が爆上げしてんのよね。別にアダルトグッズ関連じゃなくても。
もっとも、筆者が入れる検索ワードでヒットしやすいのはそういうワードで記事を書きがちな自分の記事になる、というのはある意味自明ではあるんですけれども。

と閑話休題しまして、とりあえず現状も『ディルドベース2』のときから少々変わっていますので、その現状のご紹介と、筆者が何を気にしているのかというところから記述していきたいと思います。

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筆者はプラスチックの収納ボックスを上下反転させてディルド台にしています。上の画像は上から撮ったところ。収納ボックスの底面が上に来ている状態でこれが使用時の状態です。
下面に来るところには滑り止め処置を施してズレにくくしているのですが、そのズレ防止部分がごっそり変わっていまして、

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マイクロローターで振動系チクニーグッズを自作する(その2)(乳首責めグッズ)』のときに使用した100均の滑り止めマット。
これをもう1,2セットチクニーグッズに使えそうな分だけ取っておいて残りをこちらのディルドベースに全投入しました。

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底面全てを覆っているわけではなく、一部隙間が空いていて、固定に使った布テープが少しちぎれてしまっていますが、これはこの内部の空間に重石を入れて滑り止め効果を高めているからです。

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筆者が使用している重石は4Kgの鉄アレイです。
滑り止めマットを固定している布テープの捲れ具合が物々しいですね。
重石を投入する尻に一番近いところの布テープの捲れが一番激しいです。
一方で一番遠いところはほとんど無傷で済んでいます。

んで、現状のディルドベースで筆者が思う問題点ですが、

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この収納ケース、弱いテーパー(傾斜)が掛かっています。
試しに本物志向のおちん◯んのLサイズを付けてみますと少し上を向くようになるのがお分かりでしょうか。
場合によっては下端のリブが玉袋を押して余計に上を向くみたいな形になることもあります。

今から考えるとなぜ筆者は当たり前かのように収納ボックスを裏返しにしたのだろうか?
という疑問にもぶち当たるのですが、恐らく余り深く考えずに「この方が安定する」とか思っていたのでしょう。
また、下端のリブのはみ出しは若干邪魔になるケースもありましたが、ディルドの吸盤が外れ易い場合にここの溝にハマってくれて半固定状態を維持できるというメリットもありました。
ディルド単体の吸盤性能もありますが、潤滑状況が悪化してほとんど乾いてしまっているときなどは動かすとディルドが尻の方に付いてきてしまうなんてことも良くありますので、この溝何気に重宝していました。ディルド外れたって分かりやすいですしね。

ただですね、筆者お気に入りのディルドが使えなくなってしまって代替として今リピートしまくり中のこちら、

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マニアックワールドZの01.ずんぐりパワフルタイプを付けたときの状況が酷くて。
このディルドは竿の付き方が異様に上向きにされているのですが、それにディルド台のテーパーも合わさってとんでもない上向きになってしまっています。

まあ、これを持ち出すまでもなく、そもそもディルドベースとしてあるべき傾斜って逆じゃね? と思うことは多々あったわけです。
だって、仰向け挿入で下から突き上げられるなんて普通無いよね?
タチが地面に埋まっとるで。

感覚的なものもあって必ずしも正解とは限りませんが、なんか使用していても、真っ直ぐに使えていない、無理な挿入角もしくは本来平行線になっていそうなくらいズレているものを無理やり挿入してる、という感覚が常に薄っすらとあったのです。

イケそうになったときにポイントを外れていってしまうことが非常に多くて、それでイキどきを逃したことも幾千億。
まあ、この角度の他にも、ズレ防止をいくらしてても結局は地味に少しずつズレてしまってそれでポイントが外れてしまう、という問題も認識しているのですが、それはまた後半で対処することにして、まずはこの挿入角の改善からやってみましょう。

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ぜんぜん使わないまま十年以上放置され続けている「おたま置き」。
軽く100均で見た感じだともうこの手の製品って売られてないんですかね?
まあ別にそんなことはどうでも良くて、要はディルドをくっつける台として適当なツルツルの面と強度があれば何でも良くて、それを経費最小で物色したら今回はたまたまコレだったってだけです。
でもなんだか、ディルドの吸盤をくっつけるのに適した形に見える不思議。

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場合によってはこのおたまがひっくり返らないように抑えてくれる緑のパーツが吸盤が外れたときの抑えのように機能してくれるかもしれないという期待もあって、それが、現状のディルドベースの下端リブにも似ていたので、イメージ的に現状を最大限に活かしながら改良できるんじゃないだろうかという期待を筆者に抱かせたのでしょう。

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3ピースの100均としては贅沢な部品構成。
しかし、おたま置きとして冷静に見ると、たいした機能じゃ無い割に後の洗浄とか大変よね、という感想に行き着きます。
この製品を使うことによる便利さと、この製品を使った後処理の面倒さを秤に掛けたときに果たして? っていう微妙な製品よね。
もう少し洗い易い造形にしてくれていればまた違った評価もできるんだろうけど。

さて、この製品だけでは角度を変えられないので詰物をします。
綺麗に収めるならドアストッパーとか斜めになっている製品でも物色しようかとも思ったのですが、実用できればそれで良いので今回はその辺に転がっていた部材を使います。

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これはリストレストみたいに使えないかなと思って丸めて固定してみたブツですが実態は中華通販の包装を丸めたものです。
プチプチとビニール封筒が一体化してるやつ。

まずはこれを適当にディルドベースの上の方に固定しまして。

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こんな感じ。
で、おたま置きをあてがいます。

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少し押し込んだら下端をリブの溝に嵌めることができたので、下端の固定はこれでOKということにしちゃいましょう。
上端には吸盤の固定と関係ない部分がありますのでそこを布テープで固定します。

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こんな感じ。
違う角度からも見てみましょう。

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はい。こうやって今までとは逆の傾斜を付けることができました。
実際のところ、詰物の包装の塊は潰れる素材ですので、使用中はこの傾斜はもっと緩やかになるものと思われます。

今まで、吸盤が外れてしまったときのサポーターとして機能していた収納ボックスのリブの溝はおたま置きの下端の固定に使用してしまいましたが、変わりにおたま置きの上端に似たような引っ掛けパーツが付いていて、ぱっと見上位互換が維持できているような気がします。


続いてズレ対策の強化です。
これまでも収納ボックスを直に足で挟んでズレないようにしながらとか使うこともあったのですが、今の形状や大きさだと足が結構大変なことになって、かつ自由に動けなくなってしまうので、結局イケる動きが続けられない、という残念な結果に陥っていました。

このズレの問題だけを根本解決しようと考えるとついついつっかえ棒みたいなので向こうの壁面にまで伸ばしてしまえばそれズレることなど全く無くなるであろう、とかいう考えに行き着いてしまうのですが、そんな大仰なブツ作ることが大変だし、下手したら壁の方が抜けるし、そもそもそこまで固定をキツくしたらセッティング大変だし、挿入までも大変よね。
っ思考がぐるぐるして全く先に進まないので、今回も割り切って、足で抑えやすくする、ということだけを考えることにします。

最初、筆者はもっと長さがあった方が良いかと思っていたのですが、シミュレーションしてみると、長さがあっても幅が狭いと結局足を閉じるような形にせざるを得なくなるので股を開きたくても開けない、開くと足で抑えることができない、という片手落ち状態になってしまいます。

なので、今回は幅を広げる方向で考えます。

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もちろん、長さも伸ばしつつ幅も取るという方法もあるのですが、適応する素材の都合上、今回は幅方向だけ。
選定したのはこれまた数十年レベルで使用していない突っ張り棒。

もったいない気もするかもしれませんが、そもそも使っていない死蔵品ですし、両端のパーツにはひび割れが入りまくっているので、ここを取り替えないことには突っ張り棒として機能できません。つまりもう、欠陥品に陥っている部材です。
一番短い状態でほぼ70cm。
これをディルドベースの後端(足元の方)に横方向に広がる形で固定します。

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四角い部材の方が転がらないので固定は楽なのですが、ちょっと適した部材が見当たらなかったので仕方無いね。
一応、付け焼き刃的に割り箸挟んで転がり防止のつもりだけど、これも本当なら三角形の車止めみたいな形の方が好ましいけど、そんな都合いい形が簡単に見つかるわけもなく。

これ、棒の動かし方によっては割と簡単にテープが剥がれていってしまうのですが、この棒は基本的にディルドベースを押して身体の方向に引き寄せるという動きがほとんどになるはずですので、こんなんでもまあまあそこそこ大丈夫でしょう。

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全体像です。
手前が足側、奥が尻。
この突っ張り棒を足でどうにかして抑えたり身体の方へ引き寄せたりしてズレを調整します。

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手前を尻、奥を足側にして撮った画像です。

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本物志向のおちん◯んのLサイズをくっつけてみたところ。
先端が地面に付いているのは重さの問題ではなくて、角度がそれだけ下向きになったからです。

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マニアックワールドZの01.ずんぐりパワフルタイプを付けてみたところ。
角度がまっとうなレベルに収まったのがお分かりいただけますでしょうか。
そして、緑のパーツが吸盤が外れてしまってもガードしてくれそうな位置にぴったりと存在します。
見た目は上手く行きました。実践でどうなるでしょうか。

インプレッション

マニアックワールドZの01.ずんぐりパワフルタイプにて実践確認してみました。
まず、セッティングしてみてファーストインプレッション、緑のパーツが邪魔。
尻にぶつかって違和感がバリバリ生じます。
なので、最初に緑のパーツを取っ払ってしまいました。

次に、うん、まだ邪魔。
白いパーツの上部の盛り上がりが邪魔です。
これは取り除けません、どうしたものか……。

というか、筆者ここまで奥まで挿入するマンだったんですね。自覚が足りなかった。
そういえば、玉付きのディルドでも竿の背中側はほぼ吸盤にぶち当たるまで入れきっちゃうようになったんだよなあ。
終わった後の潤滑剤の残り具合でも判別できることでした。

ここのところ筆者の好みが太短いモノへとなってきていて以前スタンダードとしていた本物志向のおちん◯んのLサイズが長過ぎでイケなくなってきたというのも、筆者がより深くまで挿入するようになったせいなのかもしれません。
っつうか、一番奥まで入れきってグリグリするのが好きだからなあ。
ピストンよりもグリグリ派なんですよ筆者。
んで、奥まで挿入しきる動きが洗練されてきてしまったのでしょう。

白いパーツが邪魔でイマイチ奥まで突っ込みきれなくなったこのディルドベースではちょっとイケそうになかったので最終的にこれでイクのは諦めました。

ちなみに、突っ張り棒の方はそこそこ上手く行っています。
ぶっちゃけ足元の方で横に広がる棒とか邪魔ではあるのですが、この丸棒に踵を引っ掛けて引き寄せると従来よりも簡単にズレの修正ができるし、ズレを抑えながら動くことも自由度が増しはしました。
ただ、ちょっと痛いけどね。硬い棒だから仕方無いね。
この辺はむしろ丸棒だったからまだマシで済んだ可能性すらあるなあ。
角材だと足の引っ掛け方にも制限が出るかもしれん。(実践してみなきゃ分からないところも多々あるけど)
なお、横に広がる幅は、足の短い筆者にはこんなに幅無くても良かったのですが、適当な余り部材で作っているからその辺は仕方無いね。
サイズを厳密に追求するなら長さ方向も含めて改めて精査すべきだし、そこまでするならディルドベースそのものを一体成型とかさ、筆者ができるレベルじゃないけど。

さてさて、兎にも角にも、白いパーツの邪魔な部分は改良せなイカンです。

長くなったので次の改良はまた別記事に起こそうと思います。というか、この記事書いている時点が次の改良を施して実践する直前だったりします。
これから実食だよんも。

最後に

アダルドグッズや同人コンテンツなどをご購入の際にはこのサイトのリンクを踏んでから購入していただけると、いくばくかの紹介料をいただけるので筆者が大変助かります。(リンクは1回でOK。また、リンクと異なる製品の購入でもOKです。)
筆者の作成コンテンツやアプリなどが役に立ったとか面白かったとか、ありましたら応援していただけると幸いです。

2022-09-07

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