というわけで、まずは現状を見てみましょう。
結局、長円形のシールだけじゃなくてハート型のシールも剥がれてるんですよね。
使用中にも剥がれて位置修正しつつ貼り直ししたりもしました。
というわけで、一旦全部剥がしましょ。
両面テープがクリップ側に残るのがなかなかに不思議な感じですよね。
シールの部材もツルッツルで接着しにくい素材なんだなあ、ってことが良く分かります。
では、この両面テープもきっちり剥がしまして、
今回は満遍なく接着剤を塗りたくるので、一応こんな風に作業台というか、クリップが暴れないように軽く固定しました。
ん?
うげえ、この左側のクリップの右上の方、塗膜が剥げて来てるぅ!
筆者はシールを貼る作業をするたびに、一応脱脂工程ということでアルコールで拭き掃除をしていたのですが、どうやらそれでクリップのラバーコーティングまで剥がしてしまったようです。
これはもう、逆に心置きなく接着剤をぶち撒けられるってもんよ!(痩せ我慢
うおりゃあっ!
柔らか接着剤は最初しばらく緩くて流動的なので、ある程度形状が定まるまでは垂れないように適宜部材を回転などさせたりしています。
形状が安定してきたら、適当なところにぶら下げて硬化させます。
翌日。
こんな感じに固まりました。
なお、元がラバーコーティングですので柔らか接着剤もチクニーの振動などでごっそり剥がれてしまう危険があると筆者は危惧しているので、
一応裏まで覆うようにしています。
なんかちょいちょい薄い部分があって若干心配ではありますが。
というわけで、元通りに組み立て直しましょう。
組み立ては過去記事『LOVE PINCHER(ラブ ピンチャー) 振動伝達特性改善とその限界 (乳首責めグッズ)』を参照。
先端部分にも接着剤が付いているので先端部分での挟み込み力も若干アップします。
が、やはり、従来ごっぽりと中空になってしまった部分が結構埋められたおかげで、特に先端に近い部分では広範囲に渡って均等に近い挟み込み力が期待できるのではないかと思います。
一応、元の隙間の状態を再掲しておきましょねえ。
少なくとも改善はしています。しっかり。分かるくらいには。
純正の挟み込み方が曲線に近い状態だったのが、凹みを埋めることにより面で挟み込めるようになったため、挟んで痛くなることが減り、振動伝達性が良くなって割といろんな挟み方で普通に使えるようにはなりました。
とはいえ、クリップそのものが振動し、その振動もハイパワーとは言えないレベルのものですので、乳輪も含めてがっつり大量に挟んでしまうと、性感神経にまで伝わる振動が挟み込んだ肉で減衰してしまって性感が弱くなってしまいます。
結局、こうして凹みを埋めても、乳首の先端だけをちょっと摘んで、クリップはなるべくフリーに垂らして振動させた方がより振動も自由に大きく出来、性感もピンポイントで乳首に来る、という結果には変化はありませんでした。
ただ、純正ではクリップの先端で挟む以外の方法ではどうしても刺激が少なくなってしまっていたのですが、その辺の自由度は格段に向上しました。
クリップの中腹で挟んでも良し、クリップの根元で挟んでも良し、という具合に懐が広くなっています。
先端で挟んでクリップをなるべく自由にしてあげる方が刺激は強くはなりますが、その他の挟み方でも実用になる程度の刺激を得ることは可能になりましたので、お好みで挟み方を変えつつ楽しむことが出来るようになりました。
一点、懸念事項としては、汗を大量にかいたりしたら滑って挟めなくなるかもしれない、ということが挙げられます。
純正のラバーコーティングは滑り止め加工のようなマッドなものでして、それが柔らか接着剤コーティングではツルツルのムチムチになってしまいましたので、普段は吸い付くように肌に貼り付いて全く滑りませんが水分が多くなるとちょっと状況が変わってくるかと思います。
試しに乳首にローション付けてみたら完全に滑るようになってしまって一切挟めなくなってしまいました。
なので、滑りやすい環境での使用には向かない改造です。
その一方で、じゃあ乾いていれば大丈夫なのかというと、あんまり乾き過ぎていても滑ってしまうことがあるみたいです。
もしかしたら細かい埃がコロみたいな役割をしてしまっている可能性もあるのですが、乾ききった乳首に乾ききった柔らか接着剤では摩擦が無くなってしまってスルっと滑ってしまう、なんてことも何度かありました。
なので、あんまりにも乾きすぎているときはちょっとだけ水分を足してやった方が良いみたいです。
筆者は水入りスプレーボトルを常備しているので軽くプシュッとしました。
それだけで挟み込み力は復活します。継ぎ足しは不要でした。
とりあえず、筆者にとっては明らかに使いやすくはなったので、成功と言っても良いかと思います。
↑2023-11-02