ありがとう、そしてさよなら 天上天下 男-DAN- 新旧比較 (ディルド アナルグッズ)

前回、『天上天下 男-DAN- をどうにかして使えるようにしたいDIY改造(ディルド アナルグッズ)』という記事で玉袋なしのディルドだとどうしても使用時に回転してしまうので、回転を阻止するよう吸盤周りを改造してみたのですが、この記事を公開して以降のとある日、何気なく販売サイトを覗いてみたら『生産中止』『販売終了』という文字がバーンと出ていて筆者軽く目眩がし(てませんけど)ました。

記事の最後の方でさらっともう一本新規購入でもしようかなぁみたいなことを呑気に呟いていたのですが、うわっ、ってなりまして。
他でまだ在庫を持っているところとか探してみたりもしたのですが、なんというかこういうグッズって単品1コで購入しようとするのって意外とハードル高くないですか?
新規に個人情報登録して、単品1コだと送料も掛かってしまうので同時に欲しいモノでも物色してあわよくば送料免除を狙ってみようか、なんて考えてみたりして商品一所懸命探し回っているともう疲れ果ててしまってェ……

んでまあ、天上天下 男-DAN-の場合はオイルブリードみたいなの見たこと無いし、2014年11月の購入でほぼ9年経過しているのに塗装がハゲている以外は劣化しているようにも見えなかったので(新品と比べてもいないのに断言は出来ないのですが)個人的にはもう良いかな? とも思って居たのですが……
ふと見たらなんか在庫復活していたので、お世話になった御礼の意味も兼ねて最新の1本を購入してみることにしました。

なお、筆者がカートに入れたら再び『販売終了』表示になってしまったので、発掘した最後の在庫だったのか、あるいは最後の入荷だったのか、その辺りは定かではないのですが、結果的に購入が出来てしまいました。
なお、このサイトをメーカーさんが見てるとはとても思えませんが、玉袋付きになってカムバックしてくれても良いのよ(要望)というオマジナイをここに記しておきます。

というわけで、なんと9年近い隔たりのある新旧比較が出来ることにはなったのですが、旧の方は吸盤周りにごっそり改造を施してしまっていますので完全比較は出来ませんのでご了承ください。
製造は終了のようですが、筆者はこれからもう9年、あるいはそれ以上このディルドにお世話になる予定(命があればのお話ですけど)ですので、感謝を込めて。

それではパッケージから。

シュリンクにラベリングというシンプルな構成です。よかよか。
シュリンク剥がしてラベルを見てみましょう。

ラベルのアップ。

業界初!って書いてありますね。
そうか、2層構造ってまだ10年くらいしか経ってないんですね。
なお、当初の2層構造はその材質がまだ比較的硬めな時代のものですので、現在の主流からしますと外側でも結構ハード寄りです。

なおですね、シュリンクの底面になるところには、

MADE IN CHINAというシールが慎ましやかに貼られていました。

なお、シュリンクを剥がしたところで若干匂いました。
ほんのり「すっかい」(この言葉の意味ハッキリとは分かってないのですが、なんかこういう表現が出てしまいます。)というか「酸っぱい」って素直に言うべきなのか、そんな感じの匂いがしています。
なんか、ちょっと腸壁の匂いにも似た感じの匂い。
ディルド本体もほんのりオイリーでしたので、ただこの製品の場合はオイルブリードというよりは単に離型剤が残っているだけのような気がします。
アルコール吹き掛けたウェットティッシュで拭いてみますと「すっかい」匂いは大分収まりますが、鼻を近付ければ素材の匂いがほんのり出てますね。
匂いが出てるってことは経年で萎縮する可能性は十分にあるということだと思うのですが(そもそも匂いの物質が放出されているわけですしね)、あ、旧の方はとっくに匂わなくなってますよ。
暫くしたら匂いも収まるんでしょうね。

それでは新旧並べて見てみましょう。

まあ、塗装のヤレ具合で新旧の区別は簡単に付くと思いますし、旧の方は吸盤にホワイトの柔らか接着剤がバリバリくっついているので、はい、上が旧、下が今回購入の新品です。

塗装がハゲているだけでなくて、なんか旧の方は竿の色が薄いですね。
まぁ、9年も間空いてて全く同じ色味を確実に続けているなんて保証はありませんので、旧が色褪せたとは断言できないのですが、腸液で退色とかする?もん?

ほとんど変わってない、って気もしますが、こうやっていろんな角度から比較していると、やはりその差に徐々に気が付くようになって来ます。

やっぱですね、亀頭を中心にしてちょっと縮んでいるっぽいです。
旧の塗装がハゲているせいで見た目での判断はやや難しくなってしまってはいるのですが、直接手に取って比較できる筆者からすると確実に旧の亀頭は小さくなっています。

全体的に小さくもなってはいるのですが、塗装がハゲている雁の段差も小さくなっているし、塗装がまだ残っている亀頭の中腹の辺りなんかは凹みが大きくなっています。
新品はブワッと膨らんだ感じの亀頭ですが、旧はちょっと萎えて痩せてますね。

筆者、天上天下 男-DAN-では特にこのブワッと膨らんだ亀頭が好き! って言ってきていたのですが、萎んでましたね9年で。
そっかぁ……

塗装の剥げ方で普段どの辺りがより強く干渉を起こしているのか、ってのが良く分かりますね。
亀頭の先端周りは勿論のこと、雁の張り出しも強く擦れていることが良く分かります。

あ、ほら、これ、旧の亀頭の背中がぐおっと抉れて凹んでしまっているのが分かりますでしょうか。
こうして見ると痩せたなあ……ってしみじみします。
まるで筆者のみたいだ。涙目。

近年のよりリアルな柔らかさを獲得しているオイルブリードぶりぶりのディルドよりかは遥かに原形を保ってはいましたが、それでも9年も経つと多少は萎むんだなあ、というのが良く分かりました。

お気にのディルドを使い続けて、なんかここのところちょっとイマイチになってきた気がするというときは、もしかしたらほんのり萎んで好みの体形を維持できなくなってしまっているかもしれませんので、販売終了になる前に同じ製品であっても新品確保しておく、というのは手かもしれませんね。

さて、ここからは旧のときからちょっと気にしていたところのお写真です。
まずは吸盤の処置から。

旧のときは凹んでいる部分のすぐ外の部分に1mm強くらいの太さと1mm弱くらいの高さで湯呑みの底みたいに円形に出っ張りがあったのですが、それが恐らく手作業で削られています。
もしかしたら、この出っ張りのせいで吸盤の張り付きが悪いとクレームがあったのかもしれません。

では、こうして新品で縁が削られているこの吸盤がどうなったかというと……吸着力皆無になりました。(´;ω;`)
びっくりするほどどこにもくっつかん!
せっかく工程を追加したようですが完全なる逆効果。コストかけて退化。残念です。
まぁ、筆者はどっちにしろここを増強してから使うようにしますのでもうどうでも良いです。

というか、どうせなら吸盤の再設計をしつつ玉袋付きで復活していただければ、と思います。筆者しつこい。(大丈夫どうせ誰も見ていないからわはは。

2層構造の継ぎ目がですね、吸盤と竿の根元部分にありまして、ここをまあ部分的に溶かして溶着させているわけなのですが、これは使用を重ねているうちに剥がれて割れてきてしまいます。
もしかしたら、経年劣化の仕方が2層で異なっていてその縮み率の差で剥がれてしまうのかもしれませんが実際のところは良く分かりません。
まあ、ここが割れても部材がすっぽ抜けるなんてことにはなっていないのでそんなに心配することではないのかもしれませんが、ローションが隙間に溜まっていってしまう懸念はありますね。

さて、重量ですが、旧の方に吸盤増強処置をしてしまっているので比較はできません。
なので新品だけ。

まあ、このお写真でも若干目線が上になってしまっているので約244gといったところです。
絶対的な質量としては少なく軽く思えてしまいますが、玉袋無しで竿も短いディルドでこの重量ですので、流石太短い部類のディルドらしい重量と言っておきましょう。
玉袋付ければマニアックワールドZと同じかそれよりやや重いくらいになるのではないかな?

んでですね、ぱっと見同じに見えて、でも良く見ると亀頭が結構縮んでいて、という新旧の差なのですが、実際に手で握ってみるとさらに混乱して『?』ってなります。

こうやってオナニーするみたいに握ってみるとするじゃろ?

亀頭は確かに旧が萎んでいて新品の方が大きい。
しかし、握っている部分の感触だと旧の方が太いんですよ。

萎み方の妙で亀頭下竿先の部分が縮められるような力が掛かって結果ここだけ胴回りが膨らんだのでしょうか?
なお、これよりもっと根元の方を握れば新品の方が太い感触にはなります。
ので、これも経年変化による不思議な形状変化ということなのでしょう。

吸盤が旧以上に役に立たないので、実食できるのは吸盤強化加工をしてからになります。
即やりたい気もあったのですが、妙に体調が変で手先が覚束ない日でしたので当日加工は見送りました。
また後日。


はい、こんにちは。
やっていることは前回記事の『天上天下 男-DAN- をどうにかして使えるようにしたいDIY改造(ディルド アナルグッズ)』と全く同じですので、こちらはかなり端折ります。

こんな風にCROCODILE GRIPを吸盤の縁の平らなところを覆って挟み込むように張り合わせまして。

柔らか接着剤で補強&防水コーティング。

出来上がりました。

それにしても、経年変化こそあれど元は同じ製品のはずなのに、並べると同じ方向に向いていない、ってのはなんでなんでしょうねぇ〜?

天上天下Wink。♪Heart on wave〜

ところで。

ちょっと引っ掻き傷みたいな塗装ハゲが使用前から出来てるじゃないですか。
これどうやら、台座裏に柔らか接着剤を塗ったときに作業台?にしていた一匹も捕れない蚊取り器のザルに触れていた部分が塗装取れてしまったみたいでして。

中央やや下。5時の方向に薄っすらピンクというか紫色っぽい痕が見えますでしょうか?
こんなんでも塗装ハゲるのね。
いずれにせよ使用していくうちにハゲてしまうのですが。(^^ゞ

インプレッション

経年劣化が比較的穏やかとはいえやはり、新品の方がブリブリしていますね。
あと、まだ少し離型剤かオイルブリードか分かりませんけど残っているのか、初回使用時はいつもよりもほんの少し便意が生じました。
まあ、2度目の使用時にはもう全く違和感無くなりましたので、無問題です。

実を言うと、それ以外にはあんまり新旧の差って感じてない、ってのが正直な感想です。
いやもしかしたら、交互に使用とかすればもっと差が分かるのかもしれませんが、基本1回挿入したらその日は最後までそれでイク系の人ですので(単に面倒臭がりやん)。

確かにブリブリしているし、多分やっぱり亀頭の膨らみが新品の方が大きくて、それがブリブリという感覚に繋がっているので基本的には新品の方が良いのだとは思うのですが、ちょっと台座の加工が大きくなり過ぎててそれで原因で筆者の良いところに当たり難くなっているかもしれないので、この辺り寸法調整とかもおいおいやりつつ様子を見てみようかな、とも思っています。

まあ、何度も言ってしつこいけど、ちゃんとした吸盤と玉袋が付いたバージョンを製品として出していただければ、筆者がこんなヘンテコな加工をしなくても済むようになるわけでして、(見てないだろうけど)宜しくオナシャス!

とりあえず、筆者のアナニー黎明期を支えつつ、また急に最近頻繁に使用するようになった天上天下 男-DAN-にはお世話になりました。
&これからも当面よろしく、ということで。


で終わらせようと思っていましたが、結局台座の一部を切って高さ調整をしてみました。
筆者DIYの『ディルドベース その8 課題克服とその後の経過』にディルドをくっつけてアナニーしている都合上、吸盤に相当する部分(や玉袋なんかも)があまり高過ぎると尻穴との位置関係上しっかり奥まで挿入しきれなくなったり等の無理が生じますので、その調整です。

こんなふうに下辺のみちょっと切り落としました。

するってえと、当然。

CROCODILE GRIPの地が見えてしまって、柔らか接着剤による防水加工が意味無くなったんじゃ?
という心配もあるにはあるのですが、流石に粘着テープと接着剤の組み合わせでかなりがっしりくっついているので、暫くこれで様子見てみようかなと思います。
分離しなきゃ良いだけの話ですのでね。

これでまあ高さ的にも多分大丈夫になったと思うのですが、肝心の筆者の肉体の問題の方ですよね。なかなか調子が整わん……

2023-11-07

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