U.F.O. SAポーチを110円+αで自作する

元々の製品では胸元にぶら下がったり置かれたりするU.F.O. SA
U.F.O. SA
のコントローラーですが、筆者は配線をコネクタ化しつつ引き直して延長しているため、普段は枕の脇辺りに置いて使っています。

ただ今回、ちょっと身体の傍に携帯して使いたい場面が発生しまして、それは過去記事
LOVE PINCHER(ラブ ピンチャー) 実使用レビュー (乳首責めグッズ)
LOVE PINCHER(ラブ ピンチャー) 振動伝達特性改善とその限界 (乳首責めグッズ)
LOVE PINCHER(ラブ ピンチャー) クリップ凹み部分を柔らか接着剤で埋める改良 (乳首責めグッズ)
でちょいちょい言及していたかと思うのですが、このグッズ
Love PINCHER(ラブピンチャー)ブラック/ピュアホワイト
Love PINCHER
(ラブピンチャー)
ブラック/ピュアホワイト
をいずれはコネクタ化改造を行ってU.F.O. SAのコントローラーで制御できるようにしたいという話を端に発生しました。
コネクタ化改造の記事はこちら『LOVE PINCHER(ラブ ピンチャー) コネクタ化改造 (乳首責めグッズ)』。

いろいろと考えた結果、筆者の場合は首周りに固定するのが最適、というか他に候補が無い、は言い過ぎか、腕に固定する案もありますがずり落ち防止が大変そう、腹周りに固定する案ではちんことの干渉が気になる、という感じでして結果首周りとなりました。
なお、仰向けになることがゼロではないので背中に背負う案は没になります。

さて、というわけで、U.F.O. SAのコントローラーを収めるポーチ、および、固定に使うベルト的なものを物色したわけですが……あまり「これは!」と思えるようなマッチした製品が見当たりません。

単純にコントローラーを入れるだけであればそれなりのサイズのポーチはあるのですが、それを首周りに固定するにはどうしても加工を考えなければなりません。
その際に加工に向かないビニール系の材質だったり弱くて薄い布では不安になったりします。
姿勢によって溢れてしまうような変形しやすい弱い材質のものは扱い辛いです。
また、ファスナー等で密封できる製品が多いのですが、こちらはケーブルを最低2本は外出しする必要があるため、ファスナーは逆に不要だったりします。
首に固定することを考えて、バックルみたいなものを物色するとそれ単品だけで100円したりしますので結構な出費になってしまいます。

サイズだけを考えるとペットボトルホルダーなんかはそのまま使えそうでとても良さそうなのですが、縦長のモノしかなく、恐らくうつ伏せ気味の姿勢になったときにぶらんぶらん暴れてしまうことが予想されます。

そこで目を付けたのがこちら。

スーツケースベルト。これでもお値段税込み110円。
これより小さなバックルが単体でも110円するのに、これはそれよりも遥かに大型のバックルに幅約5cmで長さ1.7mもあるベルトが付いてきます。
それでいてお値段が同じという、一体どういうことなの? と疑問が湧いてしまうお買い得品です。

しかもですね、このベルト、ベルト通し付きのポーチなどでベルト通し部分に使われてる素材と同じか近いものでして、強度的に強さが求められる部分に良く使われる素材だったりします。
まあ、お高いスーツケースベルトと比べてしまうと安っぽいし若干弱そう(簡単に伸びてしまいそう)ではあるのですが、それでもこれで110円なら、って思います。

んでですね、今回はこのベルト部分の一部を布的に使ってですね、縫ってポーチを自作してしまえ、という主旨になるわけです。
裁縫道具などが必要になりますし、糸代も掛かりますので完全に110円で収まるわけではないのですが、新規購入した原材料費としては110円で済むので助かります。

裏面はこんな感じ。
材質はポリプロピレンだそうです。

中身を取り出してみますとこんな感じ。
クルマのシートベルトみたいな感じを想像していましたが、それよりかは密度が粗く弱めな感じです。
筆者がかなり昔にスーツケースを購入したときにオマケで付いてきたスーツケースベルトよりも織りが粗く変形しやすい感じです。

ですが、今回のU.F.O. SAコントローラー用ポーチの素材としては十分以上の強度でしょう。

首に巻き付ける分の長さは取っておいて、それ以外の部分を布材として使いますので、まずは縫い目を一つ解きます。

最初に切り出したのは長さ約37cm。
これはループにするつもりです。
ここいら辺の長さはポーチに必要になる長さと折り返しにするつもりの長さを足し合わせてください。
筆者は35cmに折り返し2cmのつもりで切り出しました。

続いて約27cmの切り出し。
これはさらに半分に切って1つ約13.5cmにするつもりでしたが……折り返し分を忘れて切ってしまっています。
早速ガバ。

というわけでさらに半分に切って約13.5cmの長さを2つ用意したのですが、作業始めてからずっと気になっていたことが一つ。
切った端が凄く脆くて、織り糸がボロボロと取れて来てしまいます。

糸は撚り合わせていなく、また、織りも非常に粗く緩く単純な平織りであるため、切った端からどんどん解れていきます。
筆者はまだこの時点で対処の正解が分かっておらず。

まだ材料に余裕があったので急遽切れ端を用意して、端っこを覆って縫おうと考えたのでした。

というわけで、端っこを覆って縫ったのですが、縫っている最中にも糸がぼろぼろホツレてご覧のありさま。

とりあえず約13.5cm長さの布切れ2枚を縫い合わせて幅を倍の約10cmにしたのですが……・
あっちこっちホツレて、これじゃあ端っこを縫っただけじゃとても収まら無さそう。
縫った部分も含めて解れてしまいそうです。

んで、じゃあ、元の製品の端っこはどうして同じように解れないんだ? って思いまして観察しましたら、どうやら若干融けている質感。
なるほど、溶着してホツレを止めているのか!
この素材を加工するのが始めてだったのでここまで気付きませんでした。

というわけで、今からでも、とハンダゴテを用意して、端っこをツルツル撫で回します。
なるほど、良く融ける。
先に覆ってしまった部分は処理できませんでしたが、ここから先は切ったら端っこを熱処理してホツレ止めをしていきます。
また今後この素材を扱うときには思い出しましょうね。

別角度からも。
ホツレ掛けを熱したので、端っこ以外のところも融かしたりして若干汚い仕上がりになっていますが、切ってすぐ端っこを処理する分には本当に端っこだけを綺麗に溶着させることが出来るとは思います。
筆者は手遅れ寸前で処理したからこんな汚くなっていますが。

というわけで、端っこの処理の仕方を覚えてから、元の素材の方のループを縫い直しました。
今回は完全に二重にできる一番短くした状態でちょうど首に巻けて少し余裕があるくらいの長さになりました。
これ以上短くすることはなく、より余裕が欲しかったら長くして調節すれば良いや、というノリでちょうど残り部材の長さと噛み合いましたね。

一番長く切り出した約37cmをループにしました。
そして、これを……

約13.5cmを2枚縫い合わせた布に合体させます。
これで、簡易ポーチの袋部分が完成です。

試しにU.F.O. SAのコントローラーを収めてみますとこんな感じ。
随分と余裕がありますね。
ただ、この余裕、実は未来を見越した余裕となっておりまして。

U.F.O. SAのコントローラーの下に白い大きな物体が収められているのが見えますでしょうか?
これはU.F.O. SAの自力修理&メンテナンスを行った際に筆者は一度バッテリーも交換しているのですが、そう遠くない将来またバッテリー交換が必要になるであろう、そして、今度は市販のモバイルバッテリーから電力取れるように改造しようかなぁ? と思って先に購入しておいてしまっていたモバイルバッテリーです。

一度中華なリポバッテリーを交換したときにどうも動作に怪しい部分があったので、これはあまり持たないかも、と思って次の手を早々に打ったつもりだったのですが、実際にはもう交換してからほぼ丸4年が経過しようとしているのですが、動作そのものには問題が無く、作動時間にも問題が無く、怪しい動きをするのは充電のとき、いきなり満充電表示になったりあるいは全く何のランプも付かなかったりするのですが、これはつまり、交換したバッテリーの線が細過ぎて(撚線にもなっていない細線1本)充電時にコントローラーが充電中を認識できない程度の充電しか出来ていないらしい現象のようです。
(これはU.F.O. TWの充電を付属のアダプターではなく手持ちの5Vアダプターで充電したときにも同じような現象が発生するため、同じく充電電流がコントローラーで認識できない程度に収まっているせいだと考えられます。)

結局、充電ケーブルを挿したまま放っておくと知らない間に普通に充電ランプが付くようになったり、あるいはずっとランプが付かなくても数時間放っておけば満充電が出来ているだけの動作をするので、充電ランプ表示以外に問題は無いようなのです。
(動作に必要な電流は充電時の電流より少ないため、電線が細くでも問題なく動作出来ています。)

というわけで、すぐに交換になってしまうであろうと思われたバッテリーが普通に今でも使えているため、先に購入してしまったモバイルバッテリー10000mAhがこのように浮いてしまっているのですが、それでもいずれは交換する時期が訪れるのであろうと思われるので、こうしてモバイルバッテリーも同時に収められるだけの大きさに仕上げました。

横から見るとこんな感じ
袋の底が完全に閉じているわけではないのですが、入れるブツがU.F.O. SAのコントローラーとモバイルバッテリーだけなので、これくらいの隙間があっても全く問題にはなりません。

むしろ、ここからケーブルを出すという選択肢も取れるので、より優秀とも言えなくもないです。

出来た袋を元のベルトに取り付けます。
このとき、長さ調節が出来るような位置に取り付けることが重要です。
付けた袋が長さ調節の邪魔にならないような位置に縫い合わせましょう。
……ってことを考えて気を付けて「良しここだな!」と思って縫い付けた位置が全く真逆で一切長さ調節が出来ないような位置に縫い付けてしまいました。(´・ω・`)

筆者こういうポカがちょいちょいあるんだよなあ。
だから、いくら事前にいろいろと考察していても実行時に絶対ミスる。
裏の裏をかいてしまうクセがあるのか分かりませんが、NOTを2回掛けしちゃうみたいなんですよね。(´・ω・`)

というわけで、これをマネする際は皆さんはお間違え無きよう。
ちなみに筆者は面倒臭い&調整出来なくてもとりあえず問題無いくらいの長さに出来ていたので不満が出るまで直さずこのまま行きますよぅ。(´・ω・`)

というわけで、一応完成形がこんな感じです。
上がガッポリ開いていますが、ここに仕舞ったモノが滑り落ちるような姿勢はまず取らない(取れない)と思いますので、恐らく問題無いかと。

角度変えて見てみますと、モバイルバッテリーを含めて収納してもU.F.O. SAのコントローラーが完全に袋の中に収まっています。

もしそれでも溢れ落ちそうなのであれば、袋上部のド真ん中辺りに一つホックでも縫い付けてあげれば良いかな、と思っています。
こんな感じに真ん中を閉じられるくらいの寸法的余裕はギリギリですがありますので。

インプレッション

シートベルトみたいなものを首に巻き付けることになるので、その存在感だけはどうしても消せません。
しかしながら、一番細いところでも約5cmの幅があるため、どこか特定の箇所にだけ負荷が掛かって息苦しいとか、そういうことにはなりませんので、その点では安心です。

それでも、もし臓物の一部が喉元を押して息苦しさを感じる場合は、重量物を鎖骨で支えるように少し下げてあげると良いかと思います。
そのための長さ調節機能でもありますので。
筆者は失敗してほとんど長さ調節出来ませんが、それでも、2重巻きの片方を少し短くして袋が付いている方が少し長くするとその分垂れ下がりますから、上手い具合に鎖骨で支えられるようになります。

もしくは左右方向に幾分回転させて苦しくない位置を探しましょう。

注意点としてはバックルを装着するときに肉を挟まないように注意しましょう、ということで。
大柄なバックルで隙きも大きいので気を付けないとすぐ肉を挟みがちです。

今回はU.F.O. SAのコントローラーを収める目的でこれを作成しましたが、他のグッズでも有線で繋がるコントローラーをいつも手に持っていたり、どこか置き場所を探していたりと面倒を感じている方は首からぶら下げる方式は一考の価値があるかと思いますので検討してみては如何でしょうか。

また、今回はスーツケースベルトを用いてDIYしましたが、既成品を組み合わせる例を過去記事『LOVE PINCHER(ラブ ピンチャー) コネクタ化改造 (乳首責めグッズ)』に載せていますので、興味がある方はそちらもご覧になってみてください。

というわけで、今後筆者がLove PINCHER(ラブピンチャー)ブラック/ピュアホワイトを使用してチクニー&オナニーをする際はこの自作ポーチを首に巻いて行うことになります。

Love PINCHER(ラブピンチャー)ブラック/ピュアホワイト
Love PINCHER
(ラブピンチャー)
ブラック/ピュアホワイト 'N

2024-04-06

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