U.F.O. TW本体に付属するアタッチメントも単体購入可能になっています。
その他アクセサリ類です。
まあ、筆者の本音を言いますとU.F.O. TWの低速領域での力強さは確かに魅力的ではあるのですが、その他の点に置いては全てU.F.O. SAの方が筆者には合っていて、また、筆者はU.F.O. SAを2台持ちしているのでそれぞれ片乳ごとにコントローラーそのものを分けて使用しているので筆者自作のアプリと組み合わせて片乳ごとに全く違う動きをするランダム動作というものが実現出来ています。(アプリ側に設けている機能により時折同期して動いたり反転して動いたりもできます。)
つまりは、U.F.O. TWのアドバンテージとされているところの大半はU.F.O. SA2台持ちで実現出来てしまっており、また、筆者のU.F.O. SAは自力で修理かつ補強が出来た結果、発売初日購入組みであるにも関わらず現在でも現役でバリバリと使用を続けているため、少なくとも使用期間世界一タイ、いや発売前に入手出来ていた人が居て今でも使っているなら1位じゃなくなりますけど、そして、まだまだ全く怪しい気配すらなく元気に動いております。あ、消耗品であるバッテリーを除く。
なお、今度の7月で丸9年、10年目に突入しますので、またそのときにでも詳しくフォーカスして現状をお伝えしたいと思っています。
その一方でU.F.O. TWは確かに製品としての完成度が高まっている部分も多々あるのですが、確実に素人では修理し難くなっていて、また、特に筆者の故障ケースは恐らく修理出来ても現状復旧が精々で強化が出来ない、つまり、同じ使い方をしたらまたすぐに同じ故障が起きる、という大問題を孕んでいます。
そう、U.F.O. SAは弱点部分がある程度個人で強化出来る部分であったため運良くここまで実用を続けてこれたのですが、U.F.O. TWは強化不可能であるため、故障し難い使い方というものが確立出来ない限りまたすぐ故障するというリスクがあります。
そういういろいろな要素を勘案すると、実を言うとU.F.O. TWの個人修理に関してはあまり気が進まない、ところも多々あるのですが、かと言って放置していても直らないし使えないので、うーん、って感じです。
もっとも、U.F.O. SAだって修理がちゃんと出来るまでは『えー、1年毎に壊れて毎年2万円出費して追加購入するの?』って随分悩んでいたんですけどね。
なお、こうして分解とか自力修理とか書いていると『メーカーの方はきっと良い思いしていないだろうな』とは思うのですが、というか、自力修理されるのが嫌でこういう構造にした?って勘ぐってしまうような感も無きにしもあらずなんですが、でもね、筆者が貧乏なのが悪いと思われるかもしれませんが、高価な製品がすぐ壊れて修理するにも金が掛かるし自力修理もさせない、ってなったらその製品からは自ずと遠のいてしまうと思います。多分、『どうせすぐ壊れるなら安価な中華製品を買い替えていった方がマシ』ってなっちゃっている人も多いんじゃないかな? 知らんけど。
すみません、冒頭から愚痴ってしまいました。
今回分解するのはこちら。
変色した柔らか接着剤の痕が付いていますこちら、あまりにもアタッチメントが乳首にまで届かないのでカップ無理やり広げてぎゅうぎゅう押し込んでいたら、ここから剥離し始めてしまいまして、慌てて接着剤で補強したという経緯があるのですが、実はこの剥離したところが分解の開始点になります。
中央のネジ止めしてあるところは過去記事『U.F.O. TW レビューその5 その4の一部訂正と分解難易度 (乳首責めグッズ)』でも触れましたがただの防水蓋です。
ほら、カップを裏返しただけで。
色が綺麗な白に統一されているので非常に分かりにくいのですが、シリコンゴムのカップをそれに近い素材の接着剤で綺麗に張り合わせているっぽいんですね。
というわけで、ここを剥がしていきますよ。
なあんて、スマホ分解工具なんぞを一緒に映してみたりしていますが、実際のところU.F.O. TWは曲面ばかりなので、親指や人差し指の爪を差し込んで剥がす方が筆者は楽でした。が、爪がちょっと剥がれるし爪も指も痛くなるのでオススメはしません。
なお、出来るだけ中央のプラスチック本体側をなぞって、出来る限り剥がした全てがシリコンカップ側に付くようにしていった方が良いと思います。
というのも、接着剤がかなり優秀で、場合によってはシリコンカップの素材強度の方が負けて破けてしまうからです。
そんなことをここで言及するということは、筆者がこの後やらかした、ってことです(毎度毎度やらかすのにいくら気を付けていても結局やらかすのだ)。(´;ω;`)
というわけで、途中までなんとか剥きました。
真っ白なシリコンカップに対して、ちょっとクリーム色っぽくて消しゴムのカスみたいにボロボロ削れているのが柔らか接着剤だと思います。
べったりと全面接着されているだけに、ここまで剥がすのも既に結構な苦労でして、爪と指と精神力と集中力が限界を迎えてしまいました。
こういう作業ってついつい早期に決着付けたくなって頑張って先の作業までやってしまおうって思うのですけれど、結局、疲弊しているところで無理に作業進めても『やらかす』だけなので、自重します。
ここで作業中断です。
それでも爪と指が痛い……。
さて、日を改めまして。
ここから剥がしていくのに難所があります。
充電口の部分と紫のヘッドパーツとの分離です。
シリコンカップ側が欠損してしまっているのがお分かりでしょうか。
無理して作業進めると絶対にやらかすから、って日を改めたのにコレですよ。(´;ω;`)
まあ、こうして他山の石にしていただくこともこの記事の意義の一つでありますので。
皆様におかれましては、お気を付けください。
んでですねぇ、その下の方にちょっと見えているシリコンカップの突起と相対する本体側の凹みですが、これはネジ止めしているところでして、このネジ止めは計3箇所あります。
そして、もう一つの難所、紫色のヘッドパーツとの分離ですが……
んん、綺麗に剥がれん。なんかちょっと埋まっているというかシリコンカップが紫色のヘッドパーツと中央の本体との間に挟み込まれているような感じです。
結論から言いますと、紫色のヘッドパーツとシリコンカップの分離はさせない方が良かったです。
筆者はまだ構造が良く分かっていなかったのでここを分離させてしまいましたが、正確に言うと分離ではなくて引き千切ってしまったという感じです。
紫色のヘッドパーツと分離させたところのシリコンカップ側の縁がガタガタになっているのが分かりますでしょうか。
そして、紫色のヘッドパーツと本体の隙間を覗くと、シリコンカップの破片が残っているように見えます。(写真は割愛しますが)
実際のところ、ここの紫色ヘッドパーツを分解する必要性はほぼ無いと思われます。
本体にネジ止めされている3つのネジ穴にアクセス出来るところまでシリコンカップを本体から剥げば十分だと思います。
筆者ももう次からはここまで分解しません。
ネジ穴の配置です。
ここのネジが外せるようになれば分解としては十分だと思います。
3本のネジを外しましたら、分解出来る箇所はココになります。
ここも絶縁対策?とか防水処理とかで接着されていますので、丁寧に分離させます。
ただ、ここは双方共に硬質プラスチックですのでシリコンゴムみたいな欠損の心配は無いかと思います。
それでも力掛け過ぎて破損などしないように注意しましょう。
また、
ここの分解ポイントの内部にはすぐに基板があったりします。
紫色のヘッドパーツの下部にLEDの光が透過する透明のパーツがくっついていますが、その内側がすぐ基板ですので、調子に乗って工具をぐりぐり押し込んでいたりすると基板を傷付けてしまうかもしれませんので注意しましょう。
なお、ここでも分解したプラスチックパーツに欠損があるように見えるかもしれませんが、ここはそのLED光透過用のパーツを避ける形でして元々こういう形でしたので、ここのは欠損ではありません。ほっ
というわけで本体内部にまでは到達出来まして、全景がこんな感じです。
あ、そうそう、ここで既に充電口と基板とを繋ぐ電線がありますので、引き千切ってしまわないように注意してください。
紫色のヘッドパーツのところにあるボタンはそのまま基板上のボタンを押すような位置になっていまして、ボタンの本丸は基板上にありますので、紫色のヘッドパーツ部分をこれ以上分解する必要が無いと言ったのはこういう構造だったからです。
LEDも基板上で光って、紫色のヘッドパーツの透明部分がそれを透過させるだけですので、紫色のヘッドパーツの方で弄ったり修理したりする必要はほぼ無いんじゃないかと思います。
バッテリーが2つ付いていたり、モーターの上にエンコーダーが付いていたりして高コストかつ修理難易度が高い構造です。
それに、余計なことを言ってしまうと、少々心配になる設計ですよね。
例えばバッテリーを複数搭載すると『片減り』対策、要は両方を均等に使用し充電するように制御しなくてはならないと思うのですが、そういうのちゃんとやってるのかな? とか。
片減りって、例えば個体差なんかで片方が電流を放出しやすいみたいな差があると常に片側ばっかりが枯渇気味、もう片側は満充電寄りとなってしまい、双方のバッテリーが早々に劣化する危険があります。
こういう面倒があるので、安価なタブレットとかスマホなんかはまず複数バッテリーとか採用しないんですよ。
エンコーダーもU.F.O. SAまで無くても十分機能していたのに何で今更? という謎があります。
もしかしたら、このエンコーダーが超低速駆動の肝になっているのかもしれませんが、そうなると制御大変そうですね。
ちょっと話がそれますが、このエンコーダーが無くても動作するのだろうか? などと言う点も筆者は気になったりしています。(エンコーダーが無いと動作しないのであればこのコントローラーだけを使用して他のグッズを動かすなんていうことが一切出来なくなります。)
えっとピントが合ってなくて申し訳無いですが、ネジはこんな感じです。左側の綺麗な3つね。
なお、右側の汚いのはU.F.O. SAのネジです。ある程度は中華通販で近いサイズのネジを購入して置き換えたので、こんな風にサビた部品が溜まっています。これでも多分ステンレスです。
汗が入り込んじゃうとどうしてもね。
さて、すみませんが疲れてしまったので、一旦ここで区切りとさせてください。
何だよ小出しにすんな、って怒られてしまいそうですが、筆者はこの分解の当事者としてあらゆる修理、あるいは、補強、改変などの可能性を考えながら作業を進めています。
また、筆者は素人ですので、まだ良く分かっていないところも多々ありますので、調査する必要が生じたり、あるいは物資の調達の必要があれば、またその調達が出来るまでのインターバルが生じてしまいます。
ですので、今回のU.F.O. TW分解については結構間が空いてしまう長丁場になってしまうかもしれないことをここに先にお詫びしておきます。
なんやかんや言って筆者もこのU.F.O. TWを大枚叩いて頑張って購入した身ですので、そう簡単に『ぶっ壊して終わり』にはしたくないんです。
ただ、記事にならない部分で大変なことが結構あるので、頑張る気力が漲るときでないとこの作業は進められないという個人的事情もあります。
ですので、続編が気になる方は気長に待っていただけると幸いです。
↑2024-06-14