ディルドDIY整形・補修リベンジ成功編

そういつも失敗ケースばかりですと例え失敗を学べたので良しとしたとしても成功していないので事態は好転していません。
やはり、たまにはこうしてガッツリと成功体験をして、今後はこれで万事OKだぜ! みたいな満足感を得たいものです。
というわけで、今回はようやくの成功編。
ディルドだけでなくオナホールの整形・補修も基本コレでイケそうです。

肝となるのは温度調節機能付きのコテです。
筆者は家庭の事情により半田ゴテそのものは何本も所持していたのと、温度調節機能付きの半田ゴテは価格が高かったので長年購入を躊躇していたのですが、今回例によって中華な通販に頼りましてようやく入手しました。

ぱっと見で持ち手とコテ先が一直線になっておらず曲がっているという不安感満載のブツではありますが、少なくとも現時点では筆者が所持していた古い半田ゴテの全てよりも超優秀です。
なお、このお写真では既にコテ先パーツを交換しておりまして。

元は銀色のノーマルなコテ先で、それとは別に銅色のコテ先5pcsセットを購入してデザインカッターっぽい形のコテ先を主に使用していました。
なお、これらの購入については筆者のR18ではないサイト『Do it!』の記事『AliExpressのChoice6点買い合わせ 第3段』にて記載しておりますので興味がある方はご覧になってみてください。

筆者が購入したのデジタル式です。
アナログのダイヤル式の方が一般に安価なのですが、どうせならしっかり温度が分かる方が良いなと思ってちょっと奮発しました。(といっても100均の半田ゴテより安価なんですけどね)
また、安価な製品が総じて60Wだったのに対してこちらは80Wですので、素早く望みの温度にまで上がって、また、温度維持もよりし易いのではないかと思われます。

プラグを挿しても発熱せず、赤ボタン長押しで電源オンオフするなんてところはいかにもデジタル式で、半田ゴテの概念がかなり変わります。
温度調整は青ボタンの+−で。あ、筆者まだ最高が何度か確かめていませんわ。商品説明では180℃〜500℃ってなっていて最低が180℃であることは確認済みです。

青ボタンを押している間は設定温度の変更モードで表示も設定温度に。また、その間は消費電力がゼロになり発熱しなくなります。
青ボタンを放して少しすると表示が現在温度に切り替わり、設定温度よりも低い場合は発熱します。
気温などの環境にも左右されますが、例えば無負荷で180℃設定で放置していると消費電力は3Wで安定します。(ワットチェッカー読み)


何が素晴らしいかって、やはり、整形できるし溶かせるけど焦げない! ってのが最高です。
また、適度な温度にコントロールできるので、煙もごく少なくて済みます。
普通の半田ゴテではその半田ゴテの定格消費電力を使って常時フルに発熱しているため、溶けた素材がコテ先に纏わり付いてその場で気化して煙になったり、焦げて炭化したりしてしまいます。
温度調節半田ゴテでは筆者は一切炭化させることなく作業出来ましたし、煙もごく少ない状態で作業を続けることができました。
以前は部屋の窓をフルオープンにして換気していても作業後数日は匂いが残るような状況だったのですが、今回は作業中でも匂いが気にならない程度でした。
これは恐らく、肺への影響などでも大きな差が出ると思います。(実際にそうなるか筆者は知りませんが気化した素材が肺に入って膜みたいに再凝固でもしたらかなり怖いので、ディルドやオナホの素材が気化した気体は極力吸わない方が良いと思います。)

また、溶けるほどではないけど切り盛り出来る、ホットナイフみたいな状態で作業することも出来ます。

前回、『ディルドをDIY整形・補修して失敗する』で焦げ粒だらけになった

デカ反り マックス
デカ反り マックス
ガチ反り
ガチ反り 'D

ですが、こちら例えば、竿根元部分で裏筋が変に出っ張って痛いので、ここをさっくり切り取って、大き過ぎて害悪にまでなっているカリ段差を埋めるのに使用したいと思って作業しますと、すっとコテ先が入って素材をほじることが出来、ほとんど溶かさずにほぼ固体のままカリ首の溝に押し付けて均すことが出来ます。
あんまり近い比喩ではないですが、マーガリン掬って塗り付けるみたいなノリで作業が出来ます。

ほい、こんな感じ。
この写真ではまだ凸凹していますが、当然後で綺麗に均せます。

整形作業が異様に楽になったので、デカ反り マックスガチ反り共通の欠点である吸盤部分の陥没割れ補修も楽々出来ます。
このシリーズのディルドは吸盤が別素材の単品モノで、それをディルド本体に埋め込んでいるのですが、埋め込み周辺のディルド素材がスカスカなのかひび割れ陥没を起こすんですよ。
適度に固体と液体の中間みたいな状況で作業できる温度調節機能付き半田ゴテではいろんな補修作業がひたすら楽に出来ます。ただし、時間は相応に掛かりますが。

前回、コゲだらけになってしまったディルド表面も、適度に液化させて焦げを浮かせて除去したり、あるいは薄くスライスして表面を削り取ったりなどしてある程度除去することが出来ました。
途中から段々面倒になって来て大雑把な作業で済ませてしまいましたが、表面に露出している焦げはほぼ除去しましたし、表面に出ておらず、完全に埋まっている焦げは実害があるわけではないので妥協しました。
それでも、2本のディルドの補修に3〜4時間くらいの時間が簡単に溶けてしまいましたので、結構大変。しかし、それだけ長時間作業していても煙の害がほとんど気にならないので、目がしょぼしょぼすることもありませんし、息苦しくなることもありません。
ワットチェッカーを挟んで作業しながら確認していましたが、作業中でもだいたい2〜7Wくらいの消費電力で推移していましたので、数時間作業していても電気代的にも痛くありません。

また、それだけ消費電力が低いということは、コテ先の交換作業も比較的素早く行えるということでもあります。
このタイプのコテの構造がそれなりに優れている証でもありますが、コテ先を固定するキャップみたいな部品はコテ先よりも一段温度が低いです。
なので、赤ボタン長押しして電源オフして、少し待って、濡れ雑巾でキャップのネジをくるくる回して外せばもうコテ先が取れます。(ただし取れたコテ先はまだ一段温度が高いので金属皿などに落としましょう。)

良いところばかりではアレなので、注意点も。と言っても、半田ゴテとしての欠点ではなく、ディルド補修用としての意見ですので単なる言いがかりレベルです。
作業中に不意に青ボタンの−を押してしまうことがあり、押してしまうと数秒発熱が止まってしまうので要注意です。
これはカッターっぽい形のコテ先を使用しているとどうしても持ち手を回転させながら作業したくなるのですが、青ボタンの−がかなり握る場所と被るため、意図せず青ボタンに触れてしまうことが何度もありました。
あと、コテ先の形状がどれも鋭い角があるものばかりなので、凹面の整形はやりにくいです。
丸キャップみたいなコテ先があると良いんですけど、元が電子部品の取り付けとかしか想定していないはずなので、そんなコテ先を販売してくれるようなことは多分無いのでしょう。


コテ中央部に黒くて太い握りがあってここを持って作業するのが標準かと思いますが、ここが太いおかげで、机とかにコテが落ちてしまってもコテ先が地面に付かず浮くようになっているので、やはり時代が進むと色々と進歩しているんだなあと感心します。
とにかく、旧来の半田ゴテとは別モノと考えて良いくらい作業環境が一変しました。
これなら、素材の損失も少なく、焦げも無く、整形と補修が心置きなく時間を掛けて行うことが出来ます。やったね!

あ、最後に前回の補修失敗画像と今回のリベンジ後画像を並べて見てみましょう。

黒いぶつぶつがかなり消えているところ、造形ではかなりカリ段差が埋められているところなどが大きな相違点でしょうか。
その他にも大袈裟に過ぎる血管の浮きを潰したり、張り出し過ぎて痛かった裏筋の出っ張りを削いでカリ段差埋めに転用したりなどして、大袈裟過ぎて害悪になっている造形をひたすら均しました。

気温や素材などで適温が変わるので一概にこの温度でと言うことは出来ませんが、今回の作業では概ね230℃で基本造形の切った貼ったを行い、最後に表面をつやつやな状態にするために270℃程度で撫でるようにすると表面が瞬時に溶けて固まるので、綺麗につるつるつやつやにすることが出来ました。
それでも270℃で作業すると明確に煙の量が増えるので、……って言っても焦げは出来ないし旧コテとは比較にならんほど作業しやすかったです。

今度は表面に細かい造形が付き過ぎて気になっている
MARAMARA 肉欲の鬼反り ナチュラル
MARAMARA
肉欲の鬼反り
ナチュラル
でもチャレンジしようかな。
このディルドも基本造形は気に入っているので。

あ、そうだ忘れてた。デカ反り マックスの方は再整形後アナニー実食しましたが、非常に感じの良いディルドに仕上がりました。
感覚的にカリ段差はまだもっと少なくても良いような気はしますが、それでも、コールラウシュ襞にグポグポ嵌めまくって腸壁の削れのような現象は一切起きませんでしたので、一挙にローテーションメンバー入りかもってくらいのデキになりました。
筆者には珍しい完全成功パターンだぜ。

2025-02-17

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