U.F.O. SAコントローラーからの脱却 バッテリー容量不安からの開放 小型軽量DIYコントローラーで反応も改善

いよいよ本番運用に向けて本格的に配線作業とケーシングを行い、実践投入しました。
全てにおいて優れているとまで断言することは出来ませんが、やはり、発売日がもう10年近く前の量販品と比べてしまうと格段に性能が良く、汎用品の組み合わせであるにも関わらず小型軽量に仕上げることが出来たため、正直言ってもうU.F.O. SAのコントローラーを使いたいとは思えない状況になりました。
筆者のプロジェクトでこんなに綺麗に上手く行ったのって初めてじゃね? なんて、後々問題が発覚するのかもしれませんが。

まずはやはりその小型軽量っぷりからご覧いただきましょう。

本体の重量は24.7g。ケーブルは本体から露出している部分で約44cmの長さを持ち、2台のグッズ(モーター)を任意にコントロールできるよう2本のケーブルを生やしています。

使用中にあまり身体を動かさない場合はUSB充電器(ACアダプター)とUSB-Cケーブルで電源供給してあげれば、バッテリー残量を気にせず、また、連続使用でパワーが落ちてくることもなく、気兼ねなく安心して使い続けることが出来ます。
大した差では無いと思われるかもしれませんが、これだけでもオナニーへの集中を妨げる要因が減ることになるのでこの安心感の差は筆者には大きいです。

USB充電器(ACアダプター)での使用に適さないくらい大きく動き回る場合はモバイルバッテリーを使用すれば携帯も可能です。
上の画像では18650サイズのLi-Ionバッテリーを1本使用したモバイルバッテリーと短いケーブルとを付け足して97.1gという軽量を達成しています。

18650バッテリーの容量はピンキリですが例えば数年前にDAISOで税別300円で販売していた製品ですと2000mAhです。
一方、U.F.O. SAのコントローラーは520mAhでした。ただ、筆者みたいに片乳ずつコントローラーを計2個使用していた場合は倍にして1040mAh相当になります。
ちなみに、U.F.O. TWは片乳で300mAh、両乳で合計600mAhになります。
それにしても、モバイルバッテリーとしては小容量であるタイプでもほぼ倍の容量を持っているので小型軽量になったうえにバッテリー容量も倍増という良いことずくめです。

改造してますし、ケーブルは計4本出てますし、一部熱収縮チューブが被っていたりするので単純比較するわけにもいきませんが、筆者のU.F.O. SAコントローラーは2台で157.9gの重量がありました。

今回自作したコントローラーはバッテリーを内蔵していませんし、BLEで制御する以外の制御方法を持っていないので操作ボタン類が無いのですが、それにしても随分と小さく出来たものです。
これが汎用品の組み合わせで出来るとか、良い時代になりましたね。(量販がされずに自作するしかないという意味では良い時代とは言えませんが)
筆者も以前からコントローラーを自作しようとしている方の情報を見たことがあるにはあったのですが、どうしても大掛かりな装置になってしまっていることが多くて、それを見てしまうと自作する気にはなかなかなれなかったのですが、幸い筆者にはUfoCtrlという制御アプリがあったので、BLE通信による制御という機能に限定することでここまで小型に収められるようになりました。

万一のときには蓋を開けてメンテすることも出来ます❤

動作確認の動画を撮影してアップしましたので、よろしければご覧ください。
R18指定にしているため、このページに埋め込んでも見ることが出来ないので動画へのリンクを貼っておきます。

マイクロコントローラESP32 C3とモータードライバTB6612で構成した、UfoCtrlで制御できるDIYグッズコントローラーの動作デモ

開発を支援してくださっている方と成果を共有致します。
本体の製造についてはESP32-C3 配線とケーシング作業および配線とケーシングの記事を、
プログラムについてはESP32 C3+TB6612向けグッズコントロールプログラムVer1.00を参照ください。

筆者は既にU.F.O. SAのカップを始めコネクタ化改造をしたグッズのコントロールにはこちらの自作コントローラーを使用しています。
マイコンの性能が向上しているせいか、あるいは、モータードライバの差でもあるのかもしれませんが、反応がシャキッと機敏です。
それが特に良く分かるのが200msごとにオンオフを繰り返すようなパターンになったとき。
U.F.O. SAのコントローラーでは慣性が効いているかのようなちょっと後を引くようなモーターの動きをしていたのですが、今回作ったDIYコントローラーではチャキチャキ動いて止まります。動きにメリハリがあって、遅延している感じがしないのです。反応が良くて小気味良い感じ。
USB充電器を使うにしろ、モバイルバッテリーを使うにしろある程度一定の電圧になるため、使用しているうちに段々と弱くなってくるみたいなこともないので、安定感があります。
発熱も、コントローラー基板を直に触っても分からない程度ですので、問題無いかと思います。

2025-04-24追記:
反応の良さというのは通信面においては理論的に説明することが出来ます。
U.F.O. SAでは1つのコントローラーで左右別の動作をさせることが出来ませんので、左右別にするためには2つのコントローラーを使用する必要があり、BLE通信は2台分行う必要があります。
UfoCtrlからの発信が同時には出来ないので、そもそも発信からして少々のズレが生じます。
U.F.O. TWではUfoCtrlとの通信は1台分で済んでおりそこでのズレは無いのですが、U.F.O. TW同士でUfoCtrlと接続していない方へ情報を通信しているため結局そこでズレが生じます。
今回のDIYコントローラーはU.F.O. TWと同じように1台分の通信で左右両方分のデータを一気に受信出来る上、そこから新たな通信を必要とすることなく左右別の制御を展開出来るためズレは極小です。(左右別のデータを受けてからモータードライバに指示を出す部分プログラムが同時というわけではないのでごく微小なズレがあるにはありますが通信とは比較にならないくらい小さなものです。)
また、反応云々を置いておいても、単純に通信量が半分で済んでいるという点は大変効率的です。
:追記ここまで

ただし、使用する電源によっては相性問題が発生する場合があります。
例えば、定常回転が出来ずにうねるように速くなったり遅くなったりを繰り返してしまう電源があります。
また、モーター停止中の消費電力が低過ぎるせいで電源供給を止めてしまう電源もあったりします。
これらの症状が起こらないような電源を使用してください。
なお、上記2つの現象はどちらもUSB充電器(ACアダプター)でもモバイルバッテリーでも発生する可能性があります。
筆者の手持ちの機器でも一定速度を保てないUSB充電器(ACアダプター)が1つと電源供給を止めてしまうモバイルバッテリーが1つ見つかっています。

2025-04-24 2025-04-19

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